見込み客の作り方|売上アップを実現する獲得方法と育成プロセス

見込み客を獲得する方法

目次

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売上アップのためには既存顧客のフォローだけでなく、見込み客の獲得も重要です。

見込み客とは

見込み客と潜在顧客の違い

ライフサイクルステージと見込み客

ライフサイクルステージとは、マーケティングプロセスや営業プロセスを可視化し、見込み客や顧客の現在地を把握するための考え方です。

見込み客や顧客を以下のように7つのステージに分けることで、各ステージに最適なアプローチを機械的に決定し、行えます。

  1. サブスクライバー(名刺交換をしただけなど、まだ購入見込みが見えないステージ)
  2. リード(何らかのコンタクトが発生し始め、見込みが現れ始めた段階)
  3. MQL(Marketing Qualified Leadの略。問い合わせ発生など営業アプローチをかけるべきステージ)
  4. SQL(Sales Qualified Leadの略。営業アプローチの結果、商談成立見込みありと判断された見込み客)
  5. 商談(具体的な商談に入っている客)
  6. 顧客(既に一度以上取引が成立した客)
  7. エバンジェリスト(自社製品のファンとなった顧客。紹介してくれることも)

広義では1~5のステージが見込み客にあたりますが、中でもリード段階に相当する見込み客を獲得すること(リードジェネレーション)は、新規顧客獲得による売上アップのプロセスにおいては非常に重要です。

まずは見込み客のペルソナ設定から始めよう

見込み客を獲得するためには、最初にペルソナを設定しておくことが大切です。

ペルソナをきちんと設定せずに、やみくもに見込み客のデータを収集しても、玉石混交のリストとなり、効率が悪いためです。

ペルソナの年齢や立場、年収や市場規模といった背景はもちろん、ペルソナが取る行動、その動機までを細かく設定する必要があります。

ステップ1: 自社商品・サービスの強みを明確にする

マーケティングの基本、3C・4P分析とは?

ステップ2: ターゲット顧客のペルソナとカスタマージャーニーを設計する

ステップ3: 見込み客獲得の計画と業務設計を立てる

ステップ4: 初回接触から成約までの導線を構築する

見込み客が増えない原因と改善方法

継続的なアプローチ体制が整っていない

商品・サービスの価値が正しく伝わっていない

顧客情報の管理・共有ができていない

営業リソースの配分が非効率になっている

見込み客を獲得する方法

見込み客の集め方には、オフラインで獲得する方法、オンラインで獲得する方法があります。

オフラインで獲得する方法

オフラインでの方法には、以下のやり方があります。

DM・FAXで直接アプローチする

郵便やFAXでDMを送る方法です。用途としてはセミナーの申し込みやキャンペーン案内に使用することが多いでしょう。

大量にリーチ可能で、顧客リストの掘り起こしや、リスト情報の更新ができますが、頻繁に行うことができず、レスポンスまで多少時間がかかります。

テレアポ・テレマーケティングで関係構築する

架電によって資料送付の許可をもらってから送付する方法です。

ターゲティングのうえ、絞り込んだリストを活用して行えば、効率的に集客できます。
しかし時間と労力がかかり、ある程度のリソースが必要です。

展示会・セミナーで対面接触する

見込み客と名刺交換をすることで、見込み客のデータを集める方法です。

時間をわざわざ確保のうえ足を運んでくれるほど、自社のサービスへ興味が高い見込み客が集うため、より優良なデータを収集できます。

しかし、集客を成功させることが難しく、FAXやメールでのDM案内や外部メディアを活用するなど、うまく周知する必要があります。

テレビ・新聞・ラジオ広告で幅広く認知される

オンラインで獲得する方法

オンラインで獲得する方法は手軽にコストをかけずにできるものが多く、うまく取り入れることで、効率的な見込み客獲得が可能です。

メール配信で商品やサービス情報を配信する

整備された見込み客リストがあれば、とても手軽にできる方法です。

キャンペーンやセミナー情報、新サービスや新商品のリリース案内など、多岐にわたる情報を配信できます。

メールの返信やメール内に記載のURLクリックなど、コンバージョンポイントを設定することで、効率的で適切なアプローチを行うことができ、後で紹介するリードクオリフィケーションにも役立ちます。

コストをかけずにできますが、リストを常に整備したり、コンテンツを作成したりするなどの手間がかかるのがデメリットです。

Web広告でターゲットにリーチする

検索エンジンで検索したときに上位表示されるリスティング広告は、優良な見込み客のデータを集めやすい手法です。

リスティング広告経由で訪問してきたユーザーは、検索キーワードによってターゲティングされているうえ、検索者は意欲的に情報収集、検討していることが多いためです。

ただし、ある程度のコストをかけなければ成果は得られません。

自社サイト・オウンドメディアで自然流入を増やす

自社サイトやオウンドメディアの来訪者も優良な見込み客である可能性が高いといえます。
自社製品やサービスの一次情報に触れに来たことで、かなり興味を持っていると判断できるためです。

ただ、短期間に大量の訪問者を獲得することは難しく、アクセス数を上昇させるための工夫が必要になります。

ソーシャルメディアでエンゲージメントを高める

ソーシャルメディアに自社アカウントを作って発信することで集客する方法です。

発信内容は、過度に専門的な内容よりは、ユーザーに親近感を持ってもらいやすい、比較的軽い内容が適します。

配信するコンテンツに工夫が必要だったり、コンスタントに発信したりする必要があるなど、多少の手間がかかります。

ホワイトペーパーや資料で情報提供する

自社サイトやオウンドメディアに、ホワイトペーパーと呼ばれる報告書形式の資料をダウンロードできるように仕掛けておく方法です。

ホワイトペーパーとは、ユーザーが直面しがちな問題や課題、それに対する自社サービスによるアプローチ法などをまとめたものです。
そのため、ホワイトペーパーをダウンロードするユーザーは、ニーズが顕在化している見込み客である可能性が高いといえます。

ただし、他社サービスと比較検討していたり、情報を集めているだけだったりするユーザーも混じっていることもあるため、その後のアプローチによる見極めも大切です。

Webinar(オンラインセミナー)やオンライン展示会で接点を持つ

最近では、Webinar(ウェビナー)と呼ばれるオンラインでセミナーを開催することも増えています。

オフラインのセミナーと同じく、自社のサービスへの興味の度合いが高い見込み客が集まりやすく、申し込み時に収集するデータで優良な見込み客リストを作れます。

オフラインのセミナーよりもコストを抑えられますが、オフライン同様、集客が最大の難関です。

プレスリリース・外部メディア掲載で認知を拡大する

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見込み客を増やすための具体的なアイデア

見込み客を増やすアイデアを具体的に解説します。

集客の間口を広げる

種類アウトバウンド型インバウンド型
特徴自社からターゲットに働きかける集客ターゲットが自ら情報を求めて自社へ流入してくる集客
施策例・展示会出展
・テレアポ
・インターネット広告
・オウンドメディア運営
・SNS運用

キャンペーンを実施する

キャンペーンでお得に商品やサービスを試してもらうことで、商品の使用感や魅力が理解できるため、見込み客を短期間で獲得できます。
例えば、乗り換えキャンペーンやアップグレードをおすすめするキャンペーン、お試しキャンペーンやキャッシュポイントを動かすレンタル商品の初月無料キャンペーンが効果的です。

まずはキャンペーンで見込み客を呼び寄せ、その後のフォローアップを適切に行い、契約へ促す仕組みをつくりましょう。

見込み客の購買意欲を数値化するスコアリングとは

どのアクションに何点を付けるか(スコアリング設計例)

興味関心属性直近の行動
・資料ダウンロード:+15点
・サイト閲覧:+5点
・決裁者:+20点
・ターゲット業界:+10点
・メルマガの開封:+3点
・問い合わせフォームの閲覧:+10点

スコアリングの詳しい作り方は、以下をご覧ください。

営業におけるスコアリングとは?

高スコアの見込み客から優先的にアプローチする

メルマガ・ステップメールで定期的に情報提供する

ステップメールとは?

課題解決型コンテンツで信頼関係を深める

ウェビナー・個別相談会で購買決定を後押しする

見込み客管理を成功させる社内体制の作り方

見込み客の獲得から育成までスムーズに進めるためには、管理体制の構築が必要です。

本章では、ポイントを5つに絞って解説します。

ポイント1:自社の商品・サービスの強みの再構築

ポイント2:計画(業務設計)と準備

強みが理解出来たら、次はターゲットへアプローチする具体的な業務設計が必要です。
Excelなどでターゲットリストを作成し、適切な連絡方法を検討しましょう。

例えば、BtoBの電話営業をする場合は、ターゲットとなる企業の電話番号や企業情報が一覧となったリストを用意します。
そして1日何件アプローチしてどれくらいの割合の見込み客を生み出すか、具体的な数字を出します。

アプローチ方法が決まれば、必要に応じてトークスクリプト、キャッチコピー、デザインなどを作成しましょう。

見込み客リストの作り方は、以下の記事を参考にしてください。

ポイント3:見込み客を育てる仕組み作り

ターゲットへの初回アプローチを実施した反応をもとに、見込み客を「購買意欲が強い~低い」といったカテゴリーに分けましょう。
購買意欲の程度によって、見込み客へのフォロー計画が変わるからです。

「今すぐ購入したい」と積極的な態度を取る見込み客と、「少し関心がある」と意思表示する見込み客への次のステップは同じではありません。
現段階で購買意欲が低い場合、長い目で見て継続してアプローチをする必要があります。

ポイント4:役割の分担(分業化)

一人の営業担当者が、見込み客を見つけるマーケティング活動、リードナーチャリング、見込み客への会社訪問、契約、フォローアップなどすべてをカバーするのは非効率です。

代わりに、例えば見込み客開拓は営業アシスタントやテレアポ代行業者に任せて、営業担当者は営業活動のコアとなるプレゼンや商談といった業務に専念することで、顧客獲得率を上げて企業価値を高めましょう。

ポイント5:情報の共有化(一元管理)

アプローチしている企業情報が社員間で共有されていなければ、アプローチ済みの企業に同じ内容の営業活動をしてしまい会社の信用を落としかねません。

そのため、アプローチリストをリアルタイムで更新し、担当者が細かく記録できるような共有システムを構築する必要があります。

情報資産を見える化して一元管理すれば、営業活動が効率化されるだけでなく、次のアプローチ法を分析しやすくなります。

見込み客獲得でよくある失敗例と対処法

見込み客数は多いが、育たない

たくさんの見込み客データを収集したものの、購入意欲の向上が見えてこないという場合は、見当はずれの場所で集客している可能性があります。
見込み客のペルソナ設定を見直してみましょう

購入顧客へのアンケートや、営業へのヒアリング、Webサイトのアクセス解析など、できるだけ客観的なデータを元に、詳細にペルソナを設定し直します。

せっかく獲得した見込み客を逃してしまう

フォロー体制が整っておらず、見込み客を逃してしまうこともよくあります。
せっかく獲得した貴重な見込み客データですから、再度リスト化して活用しましょう。

そのうえで、リードナーチャリングの手法などを検討し、フォロー体制を作っていくことが大切です。

見込み客の情報管理ができていない

見込み客の情報管理に問題を抱える担当者も少なくありません。せっかく集客しても見込み段階別に適切にクラス分けのうえデータベース化しておかなければ、有効活用できません。
入力担当者を決める、情報管理を徹底する仕組みづくりをするなどの対応が必要でしょう。

また、ツールを工夫して入力しやすく使いやすいものにすることも大切です。

MAツールで自動化できる見込み客獲得・育成業務

業務カテゴリー
リード管理見込み客情報の一元管理
リードジェネレーション・LPや問い合わせフォームの作成
・ポップアップバナーの作成
・レコメンド
リードクオリフィケーション・スコアリング
・リードの分類
・ホットリードの抽出
リードナーチャリング・メルマガやステップメールの配信
・見込み客の行動分析

見込み客の行動を可視化してアプローチ精度を高める

マーケティングオートメーションの基本情報と

良質な見込み客を獲得し、売上アップに繋げよう

見込み客を獲得することは、売上を上げるためのスタート地点であり、非常に重要な段階です。しかし、やみくもに集客をしても、効率が悪くなるばかりで売上アップにはつながりません。

集客前の準備をきちんと行い、良質な見込み客を獲得することが大切です。

質の高い見込み客を獲得することで、その後のアプローチもスムーズに行いやすく、効率的な営業活動を行うことで売上アップも可能になるのです。

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投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。