目次
- eセールスマネージャーRemix MSとは、どのような製品なのか?
- 導入したら何ができるようになるのだろうか?
- 費用としていくらかかるのか?
- HubSpotのほうがすぐれているのか?
上記のように考えている人は多いでしょう。
eセールスマネージャーRemix MSは名前こそよく聞かれるものの、具体的な機能や特徴は、導入社以外にはよく知られていません。
そこで本記事では、eセールスマネージャーRemix MSの機能や特徴、費用感について解説しています。また競合となるHubSpotなどとも比較しているので、ご参考にしてください。
なお、株式会社soraプロジェクトでは「SFAの運用が成功した時にやった4つのこと」をまとめた資料を無料で配布していますので併せてチェックしてみてください。
eセールスマネージャーRemix MSの機能・特徴・費用感
eセールスマネージャーRemix MSとは、ソフトプレーンが提供する総合営業システムです。現在ではCRM・SFAツールとも呼ばれます。
同システムを導入することで、営業に関するあらゆる業務を一元的にマネジメント可能。
国内では代表的な製品でもあり、約5,500社での導入実績があります。
しかしこれだけでは、何ができるのわからないという人も多いでしょう。下記では以下の点を解説します。
- 基本的な機能
- システムとしての特徴
- 費用感
導入を検討している方はぜひご参考にしてください。
※以下、同製品は便宜上「eセールスマネージャー」と表記します。
eセールスマネージャーの基本的な機能とできること
eセールスマネージャーには具体的に以下の機能が搭載されています。
- 営業支援
- 名刺管理
- データ連携
- 顧客管理
- 案件管理
- 社内チャットツール
- マーケティング・リサーチ能
- ターゲティング機能
- MAP機能
- スケジュール管理etc.
というように営業およびその周辺業務に関しては、必要なウェアのほぼすべて搭載されています。いわゆるオールインワン製品です。
営業を管理するために、いろいろなツールやサービスを組み合わせている担当者も多いでしょう。しかしeセールスマネージャーがあれば、これだけで高度にマネジメントすることが可能です。
導入にかかる価格
eセールスマネージャーの導入にかかる費用は以下のとおりです。
- スタンダード:3,500円〜/月
- グループ:1,000円〜/月(スタンダードと比較して、案件管理や日報週報など一部機能が制限される)
というように、費用感はさほど高いものではありません。ただし最終的な月額料金は、社内の状況や人数にもよります。
いくらかかるのかは、見積もりを取り寄せて確認するのがよいでしょう。そこから細かく打ち合わせるのがおすすめです。
eセールスマネージャーに関する評判
サービスやシステムを導入するとき、やはり既存ユーザーの口コミや評判が気になるところです。
下記では、eセールスマネージャーを導入した担当者や経営者のコメントをまとめました。
導入検討時にはぜひご参考にしてください。
よい評判
まずはeセールスマネージャーに対するよい評判を見てみましょう。
営業の業務に必要な機能はひととおり使そろっていて使いやすく文句なしです。加えて過去のやり取りも簡単に追いかけられるので良い。
(引用:ITトレンド)
日報、スケジュール管理、案件の整理と共有等の営業の仕事において必要なことがこれひとつで全て完結する。
(引用:ITトレンド)
今のところ特に問題なく、よって改善してほしい点はありません。機能面もさることながら、価格面も問題なしです。
(引用:ITトレンド)
主に「eセールスマネージャー単独で営業と関連する業務を完結できる」点が高く評価されていました。
また多機能性や価格の安さを評価しているコメントも多々見受けられます。
Hubspotの対抗馬と称されるだけあり、高い評価を得ているといえそうです。
悪い評判
一方で悪い評判がないわけでもありません。以下のようにやや手厳しい口コミもありました。
定着するまで時間がかかり徹底させることに時間と労力がかかる。管理者の強い意志がないと最初のハードルが超えられないので、そこをサポートする体制が欲しい。
(引用:ITトレンド)
良い点の一方で、サーバーがかなり重く1件1件の入力にかなり時間がかかります。タイムリーな入力が出来ないため業務効率に改善にはならないです。
(引用:ITreview)
悪い評判としては、「定着させるまでのハードル」と「サーバーの重さ」が頻繁に挙げられました。
特に定着させるまでに管理者の意思力が高いレベルで求められるのは大きな問題です。eセールスマネージャーを導入するなら、どうやって社内に浸透させるか考えておく必要があるでしょう。
資料「SFA運用が成功した時にやった4つのこと」を無料ダウンロードeセールスマネージャーのメリット4つ
eセールスマネージャーを利用するメリットは、大きく分けて4つあります。
- ほぼすべての業務を一括管理
- 予算に合わせてプランを選択できる
- カスタマイズ性が高く使いやすい
- 業務の効率化を図れる
ほかにも細かいメリットは口コミでも挙げられていますが、大別するなら上記のとおり。それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
1.ほぼすべての業務を一括管理できる
eセールスマネージャーひとつでほぼすべての業務を管理できるのは、多くのユーザーから挙げられているポイントです。
営業マネジメントでは、チャットツールやスプレッドシート、スケジュール帳など、数多くのサービスを組み合わせて、なんとか回しているケースが散見されます。
しかしこれだと各ツールにログイン・ログアウトする手間があったり、機能を使いきれなかったり、いろいろな問題が起こり得ます。
しかしeセールスマネージャーがあれば、これひとつだけで業務を完結させることが可能。
一度社内に定着してしまえばかなり便利です。
2.予算に合わせてプランを選択できる
eセールスマネージャーにはふたつの料金プランがあり、予算に合わせて選択できます。また「Remix MS」以外にも上位プラン「Remix Cloud」などの選択肢も。
さらに月額1,000円から利用できる「eセールスマネージャーnano」もあります。
自社の予算を鑑み、ベストなプランを選択しましょう。ただし、それぞれでサービス内容が異なるため、事前に確認しておくのが重要です。
3.カスタマイズ性が高く使いやすい
eセールスマネージャーの利点として、社員一人ひとりが自由にカスタマイズできる点も挙げられます。
プログラミングの知識はいっさいらず、レイアウトやシステム、各種項目を自由に変更可能です。
何を持ってして使いやすいとするか、企業や個人の感覚による部分が大いにあります。しかしeセールスマネージャーならそのカスタマイズ性によって、ニーズに応えてくれるでしょう。
4.業務の効率化を測れる
eセールスマネージャーを導入する最大のメリットは、やはり業務が効率化される点です。
オールインワンパッケージであることから他のツールを使う必要がなく、余計な作業時間は削減できるでしょう。
さらにカスタマイズや使い方のレクチャーが進んでいれば、従来よりも早く業務を進められるはず。さらに営業資料や日報もわかりやすくバックナンバー化でき、簡単に参照にできます。
他ツールを導入する必要も減りコストも圧縮でき、大幅な業務の効率化が期待されるでしょう。
eセールスマネージャーに関するよくある質問
本記事ではeセールスマネージャーに関して解説しました。最後によくある質問に対して回答します。
- Hubspotのほうがすぐれているのでは?
- スマートフォンからでも利用できる?
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
Hubspotのほうがすぐれているのでは?
eセールスマネージャーは、競合製品であるHubspotと比較されることがあります。
両者とも営業マネジメンを一括で管理できるSFA・CRMツールであることに変わりはありません。
機能的にも微妙な違いはありますが、重複している部分が多いでしょう。
ただし一つだけ大きな違いを挙げるとすれば、導入数です。eセールスマネージャーは5,500社ほどですが、HubSpotは全世界120,000社を越える企業から重用されています。
実績面まで含めて考えるなら、HubSpotのほうに部があるのかもしれません。
スマートフォンからでもアプリ利用できる?
eセールスマネージャーはスマートフォンからでも利用可能です。つまり外回り中にも、簡単に確認できます。
遠隔で営業パーソンをサポートできるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
とはいえeセールスマネージャーだけがスマートフォンに対応しているわけではありません。むしろありふれたサポートのひとつであり、そこまで珍しい機能ではない点に注意しましょう。
まとめ:e セールスマネージャーはすぐれたサービスだがHubSpotの利用も検討に
本記事では、eセールスマネージャーに関して解説しました。最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- eセールスマネージャーは営業およびその関連業務を実施するCRM・SFAツール
- あらゆる機能が統合された、いわゆるオールインワンパッケージ
- 顧客や名刺の管理、ターゲティングやスケジュール調整機能などありとあらゆるものを搭載
- 多機能性とワンパッケージである点は高く評価されている
- 一方で定着させるには管理者の相当な努力が必要とも評され、一抹の不安が残る
eセールスマネージャーは、自社の営業を力強く後押しするツールです。導入することで一気に営業部門が成長することもあるでしょう。
ただ競合であるHubSpotなどと比較すれば、実績面で劣る面は否めません。eセールスマネージャーだけでなく、HubSpotの導入も検討しましょう。
株式会社soraプロジェクトでは、HubSpotを活用した営業管理体制の構築やサポートを実施しています。
HubSpotの導入および営業部門の仕組み化を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。 資料「SFA運用が成功した時にやった4つのこと」を無料ダウンロード投稿者プロフィール
-
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様に
ターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
最新の投稿
- 2024年8月6日マーケティングウェビナーの集客方法とは?成功させるコツやポータルサイト・ツールを紹介
- 2024年5月9日マーケティングTikTok広告のログイン方法は?広告の種類・メリットを解説
- 2024年4月2日営業代行ファクトファインディングとは|意味や目的、やり方や例文まで徹底解説
- 2023年12月18日テレアポ時価総額1000億円以上の企業は?各種ランキングとリストを紹介