テレアポを成功させる心理学テクニックのコツ11種類を紹介【電話営業】

目次

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電話営業で使える心理学テクニック4種類【トーク例有り】

「電話営業で思うような成果が出ない……」
「電話営業で心理学が有効と聞いたけど、使い方がわからない!」

この記事は、電話営業で成果を上げられずに悩んでいる方に向けて書かれています。
成功している営業パーソンのほぼ全員が、心理学テクニックを巧みに活用しています。

電話営業での成功は、「センスの有無」ではなく、「効果的な心理学テクニックを知っているかどうか」で決まります。
つまり、適切な心理学テクニックを学べば、誰でも営業成績を向上させることができるのです。

この記事では、電話営業で即活用できる4つのテクニックを、具体的なトーク例とともにわかりやすく解説しています。
記事を読んだ後すぐに実践できる内容なので、次の電話営業からぜひ活用してみてください。
相手の反応の変化を通じて、すぐに効果を実感できるはずです。

電話営業で売れる営業パーソンの特徴

電話営業で売れる営業マンの特徴

優秀な営業パーソンは、人の心を動かすのが得意です。
しかし、人の心を動かすために必要なのは、商品の詳細なスペックや多機能性を説明することではありません。

優秀な営業パーソンの特徴は、相手に「欲しい」と思わせる心理を生み出すのが上手だということです。

多くの人は、電話営業で成果を出せる人は営業センスが高かったり、商品説明が上手だったりすると考えがちです。
しかし、実際に優秀な営業パーソンになるためには、「営業センス」や「商品説明の上手さ」はそれほど重要ではありません。
なぜなら、情報があふれる現代では、魅力的な商品を知ることも購入することも容易だからです。

そのため、いくら「良い商品ですよ」と巧みに説明しても、相手の心は動きません。
本当に必要なのは、”相手の心を動かす力”なのです。
この力は、心理学のテクニックを電話営業に活用することで身につけることができます。

電話営業で心理学テクニックを利用するとどうなる?

電話営業で心理学テクニックを利用するとどうなる?

次に、実際に電話営業で心理学テクニックを利用するとどのようなことが起きるかを解説していきます。

心理学テクニックを電話営業で利用すると以下の3つの恩恵を受けることができます。

  • 信頼関係を築ける
  • 提案を伝えられる
  • 成約に結びつく

それでは、詳しく解説していきます。

信頼関係を築ける

電話営業で心理学テクニックを利用すると「信頼関係を築くこと」が可能です。
電話営業は顔が見えない通話での会話になるので、信頼関係を築くことが対面よりも難しいです。

信頼関係を築くことができなければ成約はもちろん、ベネフィットを伝えることすらできないことすらできません。
しかし、電話営業でも心理学テクニックを使用することで相手に安心感や信頼感を与えることが可能です。

提案を伝えられる

電話営業で心理学テクニックを利用することで、スムーズに提案を伝えることも可能です。
人は売り込まれることを嫌います。

ましてや、突然電話がかかってきて見ず知らずの人に提案をされたところで、聞こうとも思わないし、購入しようとは思わないです。
しかし、心理学テクニックを電話営業に上手に活用することによって、スムーズかつ信頼を得ながら効果的にこちら側の提案を伝えることが可能です。

心理学テクニックで提案を伝えることができたら、成約へとつなげることができます。

成約に結びつく

電話営業に心理学テクニックを活かすことで、「成約に結びつけること」が可能です。
提案までいけたけど、成約まではいくことができなかったという体験をしたことはないでしょうか?

そのような方は、見込み顧客をみすみす逃していることになり、正直もったいないです。
しかし、心理学テクニックを利用することで成約に誘導し、営業成績を向上させることが可能です。

電話が切られてしまうことを防止する

電話営業は、アプローチの方法によって内容を最後まで聞いてもらえるのか決まります。
伝える内容がまとまっておらず、長いセールストークをしてしまうと通話を終了される可能性が高いです。

電話に出る相手の心理を把握することで、話を聞くメリットを感じてもらえます。
心理学テクニックには短期間のうちに相手と信頼関係を築く方法があるため、電話を即座に切られる問題を防止できます。

電話営業は内容を伝えて成果につなげることを目標としていることから、心理学テクニックによって電話が切られてしまうことを防止できる点は大きなメリットの1つです。

電話営業がうまい人の特徴

電話営業がうまい人の特徴

電話営業がうまい人には、以下のような特徴があります。

  • 相手に合わせた対応ができる
  • 売り込む商材の知識が深い
  • 簡潔に説明できる
  • 顧客情報を徹底的にリサーチしている
  • たしかなデータ・情報を伝えている

それでは詳しく説明します。

相手に合わせた対応ができる

電話営業がうまい人は、相手に合わせて柔軟な対応ができます。
顧客はそれぞれ悩みやニーズがあるため、同じようなアプローチをしても十分な効果を発揮できません。

顧客の悩みやニーズを引き出すには、こちらから細かな質問を繰り返すことが大切です。
どのような点に悩んでいるのか、どこに不安な点があるのかなどを聞き出せば、最適な提案ができます。

相手の意見に耳を傾けながら、親身に寄り添った会話をすることが電話営業のコツといえます。

売り込む商材の知識が深い

電話営業のうまい人は、売り込む商品・サービスについて深い知識を持っています。
顧客の多くは商材についてさまざまな質問をするため、知識が豊富であるほど的確な回答を出せます。

商材の知識を深めるには、何度もマニュアルに目を通すだけでなく、先輩や上司からアドバイスを受けることも大切です。
また、実際に商材を利用することによって、リアルな意見を顧客に紹介できます。

電話営業で顧客の質問に答えるためにも、商材の知識を深めるようにしましょう。

簡潔に説明できる

電話営業から成果を出すには、内容を簡潔に説明することが大切です。
電話に出る人は忙しいことが多いため、長い説明をしても最後まで聞いてもらうことは難しいです。

要点を整理して有益な情報のみを提供することで、短期間のうちに相手から興味・関心を持ってもらえます。
電話営業だけでなく対面での商談においても、簡潔でわかりやすい説明は相手と良好な関係を築けます。

顧客情報を徹底的にリサーチしている

電話営業で成果を出すには、事前に顧客情報をリサーチすることも重要です。
顧客情報を理解しないまま電話営業をしたとしても、悩みやニーズに合った提案はできません。

会社情報や担当者情報、業界情報などを徹底的にリサーチすることで、最適な提案ができます。
顧客情報は会社のホームページやSNS、業界誌などから調べられるため、電話営業を行う前にリサーチしておくと良いです。

たしかなデータ・情報を伝えている

電話営業がうまい人は、顧客に正確なデータや情報を伝えています。
客観的なデータを相手に伝えることで、説得力が向上して信頼関係の構築につながります。

例えば商材に関する統計データや成功事例などの情報は、顧客にとって有益な要素です。
また、第三者からの口コミやレビューも紹介することで、商材の魅力を理解してもらえます。

顧客に説得力のある提案をするためにも、正確なデータや情報を伝えるようにしておきましょう。

顧客が商品・サービスを欲しいと思う心理とは?

顧客が商品・サービスを欲しいと思う心理とは?

次に、人が商品を欲しいと思う心理について解説していきます。
何度もお話ししましたが、「人が商品を欲しいと思う心理」は、心が動いた際に抱く心理です。

そして、商品のベネフィット(利益)を魅力的であると感じた際に人の心は動きます。
ベネフィットという言葉は難しいと感じる方もいるかと思いますが、簡単に言うと、その商品によって得られる幸せな未来を意味します。

ベネフィットはよくメリットと混同される方が多いので、簡単にまとめておきます。

  • メリット:商品の特徴やウリ
  • ベネフィット:商品が顧客に与える恩恵

スラスラとメリットばかりを電話営業で伝える方が多いですが、それだけでは相手の心は動きません。
商品のベネフィットを相手に伝えることで、人に商品を欲しいと思わせることが可能です。

「ベネフィットを相手に伝えることで、人の心を動かすことができると言うことはわかったけど、まだピンとこない…」と言う方のためにもう少し詳しく解説します。
人は2つの理由で心が動きます。

2つの理由は以下の通りです。

  1. 快楽を得るため
  2. 辛いことを回避するため

基本的に人は上記2つの理由で、商品を購入しようと考えます。
あなたの商品はどのようなメリットのおかげでどのようなベネフィットを得ることができるのかを考えましょう。

ベネフィットを上手に相手に伝えることができれば、相手の心を動かし、電話営業の成果を向上させることができます。

電話営業で使える心理学テクニック4種類【トーク例有り】

電話営業で使える心理学テクニック4種類【トーク例有り】

それでは、電話営業で使える心理学テクニックをトーク例を用いて紹介していきます。
電話営業の流れは以下の通りです。

  1. 興味を持ってもらう
  2. 欲しいと思ってもらう
  3. 信頼してもらう
  4. 成約に持っていく

それでは詳しく解説していきます。

興味を持ってもらう

電話営業で成約に結びつけるには、まずは顧客にあなたが売りたい商品・サービスに興味を持ってもらう必要があります。
以下は興味を持ってもらうためのトーク例です。

顧客:「最近採用が上手くいかないんですよね〜」
営業パーソン:「そうなのですね。実は、〇〇業界ではこのような例がございまして〜」

<解説>

使用した心理学テクニックは「ブーメラン効果」です。
ブーメラン効果とは、「強く売り込むほど、相手は反発する」という心理学を利用しています。

こちらから営業色が強い発言をするのではなく、相手のためになる有益な情報を与えるスタンスで話を続けると相手は興味を持って話を聞いてくれます。

欲しいと思ってもらう

続いて、顧客があなたの商品・サービスに興味を持ってもらえた段階で、次は欲しいと思ってもらいましょう。
以下が欲しいと思ってもらうトーク例です。

顧客:「御社の〇〇には興味があるけど、ウチにもそれ効果あるかな?」
営業パーソン:「実はですね、弊社の〇〇を導入後、85%の企業様の採用コストが30%減につながっています。

<解説>
使用したのは、「フレーミング効果」です。
フレーミング効果とは、「同じことを伝える際にも伝え方で印象が変わる」という心理学テクニックです。

例えば、「15%の企業が失敗する」より「85%の企業が成功する」を比べた場合、同じ事実ですが、明らかに印象が良いのは後者です。
このように、どうやったら相手に魅力的に伝わるかを考え、欲しいと思ってもらえるようにしましょう。

信頼してもらう

相手は、あなたの商品・サービスに興味があって、欲しいと思っていますが、成約には信頼してもらうことが重要です。
以下が信頼してもらうためのトーク例です。

顧客:(心の声:商品は魅力的だけど、この人を信頼して良いのかな?他のお客さんの口コミとか知りたいな・・・)

営業パーソン:「弊社の〇〇ですが、月間新規に100社以上の企業様に導入して頂いております。代表的な企業で言いますと、〇〇社や〇〇社などがございまして〜」
顧客:(心の声:え!そんな大企業まで!それは信頼できそうだな)

<解説>
使用した心理学テクニックは「社会的証明」です。

社会的証明とは、「自分の意見よりも他者の意見を優先して信頼する心理」です。
人間は、多くの周りの人が使っているのなら安心だと思ってしまう心理を持っています。

導入実績などを電話営業でも利用して、相手に信頼してもらいましょう。

成約に持っていく

最後は、きちんと成約まで持っていくために心理学テクニックを利用する例をご紹介します。
信頼してもらった段階で、顧客はすでにあなたの商品・サービスに興味を持っていて、信頼もしている状況ですが、費用面や、本当に効果があるのかに不安要素を持っています。

以下が成約に持っていくトーク例です。

営業パーソン:「〇〇は月額〇万円の利用費がかかりますが、採用コスト削減を考えると大きなコスト減につながると思います。ぜひ御社で導入して頂けませんでしょうか?」
顧客:「興味はあるけど、ただウチはそこまで資金力がなく、効果が出るかもわからないし。」

営業パーソン:「実はですね、現在30日無料トライアル期間がございまして、30日は無料で使用することができて、効果を実感されなければ、即解約が可能です。無料トライアルをして頂けませんか?」
顧客:「無料なの?それなら試してみようかな。」

<解説>
ここで利用した心理学テクニックは「ドア インザ フェイス テクニック」です。
「ドア インザ フェイス テクニック」とは、「大きな要求を先に提示し、その後に小さな要求を提示することで、受け入れやすくなる」という心理効果です。

人は大きな要求の次に小さな要求を提示されると「あ、それくらいならまぁいいか」という心理が働き、要求を受け入れやすいです。
電話営業でも使える心理学テクニックなので、ぜひ成約の段階で活用してみてください。

電話営業で役立つ心理学テクニック7選

電話営業で役立つ心理学テクニック7選

こちらでは、電話営業で役立つ心理学テクニックを7つ紹介します。
詳細や活用方法について説明するので、ぜひ利用を検討してください。

1.フレーミング効果

フレーミング効果は、同じ情報であっても提示方法によって判断や意思決定が変化する心理効果です。
電話営業では伝え方によって顧客からの評価が大きく変化するため、言葉には注意が必要です。

例えば「20%の人が効果を実感できませんでした」と説明するよりも「80%の人が効果を実感できました」と伝えるほうが、受け取り手に好印象を残せます。
同じ情報であっても、説明をポジティブな内容にするだけで高い効果を得られるようになります。

2.パターンインタラプト

パターンインタラプトは、相手の選択肢に制約を設けることで、意図する方向に誘導できる手法です。
電話営業であることを相手に知られると迷惑電話だと認識されるため、話し方に工夫が必要です。

例えば「〇〇株式会社の〇〇と申します。本日〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?」というかけ方をすれば、担当者とコンタクトを取れます。
電話を受けるべきかどうか判断する工程をスキップでき、そのまま電話営業を進めることが可能です。

3.類似性の法則

類似性の法則は、自分との共通点がある相手に親近感を抱くという法則です。
出身地や出身校、趣味、好きな食べ物など何らかの共通点を見つけることで、親近感を持ってもらえます。

電話営業で類似性の法則を活用するときは、話す速さや声のトーンを合わすといった方法があります。
なかには相手の言葉をそのまま返すという方法もあり、似ている価値観があることをアピール可能です。

例えば相手が商材について不安や悩みを話した場合、こちらも「そうですよね。私も同意見です。」というように言葉を返せば親近感を持ってもらえます。

4.バンドワゴン効果

バンドワゴン効果は、多くの人が支持しているものに需要が集まる心理効果です。
バンドワゴンは「パレードの先頭を行く楽隊車」を意味しており、楽隊車の後に行列が続くことから名付けられました。

電話営業から相手に商材を説明するときは「○万人から高評価な意見をいただいています」といったアピールによって、実際に試してみたいという意欲を掻き立てます。
多くの人が支持しているものは、良いと言われている理由があると判断して購入や利用へとつながります。

SNSで投稿したコンテンツが人気になることもバンドワゴン効果が関係しており、営業電話でもうまく活用することで求める成果を得ることが可能です。

5.オープンクエスチョン

オープンクエスチョンは、相手に自由な返答をしてもらう質問方法です。
反対語には「クローズドクエスチョン」があり、こちらは「はい」もしくは「いいえ」で答えられる質問を指します。

オープンクエスチョンは自由な意見を出せるため、顧客の悩みやニーズを深掘りするときに適しています。
ただし、選択肢が多過ぎる質問をすると、相手に心理的負担を与えるので注意が必要です。

そのため答える範囲をいくつかに限定することで、顧客から柔軟な回答を得られるようになります。

6.バックトラッキング

バックトラッキングは、相手の話を繰り返すことです。
オウム返しのように相手に伝え返すことで、同じような価値観を持っていることをアピールできます。

営業電話の場合、顧客から商材について悩みやニーズを聞いて「そうですよね。」といった返答をすることで共感性から好感を持ってもらえます。
相手は「自分の話を親身に聞いてくれている」と考えるため、安心感を得ることが可能です。

顧客との信頼関係を構築する手段として、バックトラッキングの活用をおすすめします。

7.社会的証明

社会的証明は、多くの人に支持されていることが他者に影響することを指します。
人は日常において正しい行動を取りたいと考えているため、有名人の利用や有名企業の導入といった内容を説明すれば、相手との信頼関係を高められます。

例えば電話営業で商材について説明するときは「〇〇社が導入した事例によると、〇〇%の成果を出せた実績があります。」といったアプローチが有効です。
世間的に知名度の高い有名人や企業を引き合いに出せば、価値を理解した顧客を成果へとつなげられるようになります。

テレアポに心理学を活用するときの注意点

テレアポに心理学を活用するときの注意点

電話営業に心理学テクニックを活用することは有効な手段ですが、必ずしも万能なものではありません。
見込顧客との商談では、相手が購入や利用をすべきか検討する工程が存在します。

電話営業だけでは相手に伝わっていない情報もあるため、メールから追加フォローをすることで高い効果を期待できます。
メールから詳しい資料を送り、顧客から不明点を聞き出すことで求める成果へとつなげることが可能です。

心理学テクニックのみを多用するのではなく、顧客一人ひとりに寄り添ったフォローが必要だということを忘れないようにしておきましょう。

成約率を上げる電話営業のコツ6つ

おまけ:成約率を上げる電話営業のコツ4つ

最後に心理学テクニックを利用する以外で効果的な、「成約率を上げる電話営業の4つのコツ」を紹介します。
心理学テクニックと併用して4つのコツを実践することで、さらに営業成績を伸ばすことが可能です。

それでは詳しく解説していきます。

話し方を意識する

電話営業ではお互いの顔を見ることができず、会話のみのコミュニケーションです。
そのため、話し方には細心の注意が必要です。

なぜなら、人の印象は見た目と話し方でほぼ決まるとされていて、電話では話し方で印象が100%決まってしまいます。
しかし、反対に言えば話し方に気をつけることで相手に好印象を与えることが可能です。

コツとしては、声のトーンは高く、ハキハキと聞き取りやすく話すことです。
「そんな当たり前のことか。」

と思う方もいると思いますが、できていない方が多いのも事実です。
当たり前のことですが、同じ内容を話したとしても、話し方で受け取る印象は大きく変化しますので、十分気を配りましょう。

本音を聞き出す

電話営業では、相手の本音を聞き出すことに重きを置くことがコツです。
なぜなら、相手の本音を知ることで、あなたの商品が相手にどのようなベネフィットを与えることができるかを、効果的に伝えることができるからです。

人は本音と建前を持っており、なかなか本音を見せてくれないことが多いです。
しかし、以下を実践することで高確率で相手の心を開き、本音を聞き出すことができます。

  • 聞く
  • 共感する
  • 褒める

「え、それだけ?」と思いますが、話を聞いてくれてさらに共感し、褒めてくれる人がいたらあなたも悪い気はしません。
単純ですが、上記の3ステップを実践することで驚くほど本音を聞き出すことが簡単です。

ぜひ実践してみてください。

売り込みすぎない

電話営業では売り込みすぎないのもコツの一つです。
人は売り込まれるのを嫌います。

「買ってください!」
「今だけお得なセール中です!」

など無理やりに売り込むことは避けましょう。
あくまで相手の話をよく聞き、課題を見つけ出し、その課題をあなたの商品がどう解決するのかを伝えるというスタンスを忘れないようにしましょう。

その上で、お得なキャンペーンや、今買うべき理由を説明できると電話営業の成果がグッと上がります。

ロープレの実施

営業のコツはロープレを実施することです。
基本的なことですが、ロープレは電話営業にとても効果的です。

ロープレを実施することで、失敗しやすい部分やよく聞かれる部分などを予習・復習することが可能です。
ロープレの際に試してみたい心理学テクニックを使用してみることをおすすめします。

何度も予習を行うことで、実戦でもスムーズに心理学テクニックを利用することができるようになるはずです。
そして、復習も忘れないようにしましょう。

電話営業で録音をして良かった点・ダメだった点を見極め、ロープレで電話営業の技術向上を目指しましょう。

電話する時間帯を意識する

電話営業の成約率を上げるには、電話をかける時間帯を意識することが大切です。
見込顧客が忙しい時間帯に電話をしたとしても、相手にしてもらえない可能性が高いです。

ターゲットの生活を仮定し、余裕があると考えられる時間帯に電話することで内容を聞いてもらえます。
効率良く成約率を上げるためにも、電話営業を行うときは家電する時間帯を意識しましょう。

数をこなしていく

電話営業に心理学テクニックを活用したとしても、はじめから成約率を上げられるわけではありません。
何度も挑戦しながら心理学テクニックを活用することで、徐々に質を高められます。

もし社内で電話営業から成果を出している人がいるなら、アドバイスを受け取りながら改善することも大切です。
一度の失敗で諦めず、電話営業に心理学テクニックを活用しながら質を高めていきましょう。

成果へとつながるテレアポ代行会社7選

成果へとつながるテレアポ代行会社7選

自社で電話営業を対応するリソースが確保できないときは、テレアポ代行会社の利用がおすすめです。
テレアポ代行会社は電話営業をすべてサポートしてくれるため、自社の負担を最小限におさえられます。

おすすめのテレアポ代行会社7社を紹介するので、ぜひ依頼を検討してください。

1.株式会社soraプロジェクト

株式会社soraプロジェクト
引用:株式会社soraプロジェクト

株式会社soraプロジェクトは、BtoB向けマーケティング支援サービスを提供している会社です。
テレアポ代行をはじめ、インサイドセールス代行、Webマーケティング支援、顧客リスト販売など幅広いサービスを展開しています。

業歴16年の代行実績と324万件のコールデータがあり、確度の高いアポイントを提供しています。
商品・サービスの特徴に合わせて有望な市場・業界を発掘できるため、最適な支援が可能です。

たしかな実績と高品質なサービスを求めるなら、株式会社soraプロジェクトへの依頼がおすすめです。

2.セイヤク

セイヤク
引用:セイヤク

セイヤクは、BtoB特化の営業代行サービスを提供している会社です。
営業と販売の領域で20年以上の実績があり、人材業界大手ならではの人材活用メソッドを組み合わせた専門チームを構築しています。

営業リストの作成からクロージング、インサイドセールスによる顧客育成、商談獲得など幅広い営業活動を支援しています。
全国で50以上の拠点があり、豊富な人材供給力を活かした営業活動が可能です。

営業コンサルティングや研修代行などのサービスも提供しているため、社内の人材育成をしながら営業活動を進めたい企業におすすめです。

3.ネットリアル株式会社

ネットリアル株式会社
引用:ネットリアル株式会社

ネットリアル株式会社は、会員登録型での営業代行サービスを提供している会社です。
インターネットからの無料会員登録によって、電話営業代行の申し込みができます。

コール台本のテンプレートに必要な情報を入力することで、内容に沿ってプロのコールスタッフが電話営業を代行してくれます。
約600万件の法人リストを無料で利用できるため、自社商品・サービスに合った顧客に向けた営業活動が可能です。

公式サイトには詳しい料金体系も記載されており、自社の予算に合わせて依頼できます。

4.株式会社ディグロス

株式会社ディグロス
引用:株式会社ディグロス

株式会社ディグロスは、成果報酬型テレアポ代行サービスを提供している会社です。
法人向けテレアポ代行No.1の実績があり、1,600社以上の支援実績を誇ります。

アポイントメント獲得を成果点として獲得件数ごとに単価設定、課金していくため、低リスク・低コストでサービスを利用できます。
初期費用・固定費用は一切かからず、1カ月単位からの契約が可能です。

5.アンビエント

アンビエント
引用:アンビエント

アンビエントは、法人向けテレアポ代行サービスを提供している会社です。
88種類以上の業種業態の営業代行実績があり、確度の高いアポイントを獲得しています。

営業コンサルタントも在籍しているため、強みをヒアリングしながらトークマニュアルを作成してくれます。
また、最新のコールシステムを導入しており、担当者不在の場合には自動的に設定時間に再発信できる点も魅力です。

営業代行による120万社近くのマーケティングデータが蓄積されており、ターゲット企業の興味・関心を参照しながら高確率でテレアポ成果を獲得できます。

6.コミットメント株式会社

コミットメント株式会社
引用:コミットメント株式会社

コミットメント株式会社は、BtoB特化型のテレアポ代行サービスを提供している会社です。
毎月5社限定でサービスを提供しているため、高いニーズのある見込顧客を提供できます。

完全成果報酬型を採用しており、費用対効果の高い成果を期待できます。
NTTコミュニケーションズ代理店全国No.1の実績があり、信頼性の高さも魅力です。

累計300種類以上のトークスクリプトを作成した担当者が在籍しており、商品・サービスの特徴に合わせて最適なコンテンツを提供してくれます。

7.株式会社アソウ・ヒューマニーセンター

株式会社アソウ・ヒューマニーセンター
引用:株式会社アソウ・ヒューマニーセンター

株式会社アソウ・ヒューマニーセンターは、法人営業専門のアポイント代行サービスを提供している会社です。
勤続年数5年以上を中心とした営業・販売出身者がチーム組織で支援するため、求める成果へとつなげられます。

架電の実施前に商材や業界に関してヒアリングを実施しており、商談につながる最適なトークスクリプトを作成してくれます。
定期的にミーティングも実施しているので、数値報告と課題の洗い出し、翌週の戦略立て、スクリプト変更などを行ってくれる点も魅力です。

テレアポ代行会社を選ぶときのポイント

テレアポ代行会社を選ぶときのポイント

テレアポ代行会社を選ぶときは、以下のようなポイントをチェックしてください。

  • 料金形態
  • 対応実績
  • ターゲットリストの有無

それでは詳しく解説します。

料金形態

テレアポ代行会社は、企業によって採用している料金形態が異なります。
テレアポ代行の料金形態には「固定報酬型」、「成果報酬型」、「コール課金型」の3種類があり、それぞれ以下のような違いがあります。

料金形態特徴
固定報酬型固定報酬額を月額で支払う形態
成果報酬型アポイント取得1件ごとに設定された料金を支払う形態
コール課金型コール先1件ごとに設定された料金を支払う形態

固定報酬型は毎月支払う料金が決まっているため、予算を決めやすい点がメリットです。
ただし、成果が出なくても毎月料金は発生するので、原因分析をしながら改善が必要です。

次に成果報酬型はアポイント取得数によって料金が決定することから、費用を安くおさえられます。
しかし、確度の低いアポイントを取得すると、費用対効果や営業効率が悪くなる点はデメリットです。

最後にコール課金型は顧客リストをもとに確実な家電を行うため、対象顧客にコールアクションできる点がメリットです。
ただし、アポイントが取れなかったとしても料金が発生するので、費用は高くなる傾向にあります。

このようにテレアポ代行会社が採用している料金形態によって必要な費用も異なるため、予算に合わせて依頼先を決定しましょう。

対応実績

テレアポ代行会社を選ぶときは、これまでの対応実績に注目することも重要です。
自社と同じような業界の商材を取り扱った実績があれば、求める成果を出せます。

自社と類似する商材に対し、どのような成果を出したのか確認できれば導入後のコストをイメージしやすいです。
テレアポ代行会社の公式サイトには詳しい対応実績が記載されていることも多いため、依頼前にチェックしておきましょう。

ターゲットリストの有無

テレアポ代行会社は、企業によってターゲットリストを提供してくれることがあります。
ターゲットリストが自社の商材にマッチしていれば、効率良くアポイントを獲得できます。

ただし、リスト作成には別途料金が発生することもあるため、内容について確認が必要です。
そのためテレアポ代行会社に依頼するときは、事前にターゲットリストの有無をチェックしておきましょう。

心理学テクニックで電話営業の成果を向上させましょう

まとめ:心理学テクニックを使うと電話営業の成果は確実に上がります

電話営業で心理学テクニックを利用することで、成果を確実に向上させることができます。
心理学テクニックを利用することで相手と信頼関係を築くことができ、効果的な提案を行うことができます。

さらに、取りこぼしなく成約に結びつけることも可能です。
ぜひ今回ご紹介した心理学テクニックを電話営業に活用し、成約数が向上することを感じてみてください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。