Facebookで広告を配信するやり方は?今すぐ始められる手順を解説!

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Facebookの広告は、ターゲットを細かく絞ることで狙った層に効率よくリーチできます。
広告で達成したい目的に応じてさまざまな設定ができるため、使ってみたいと思う方は多いのではないでしょうか。

Facebook広告の始め方はとても簡単です。
まずはアカウントを作成し、広告の形や設定を決めていきましょう。

作り方の手順を解説しますので、難しいと感じている方もこの記事を読みながらチャレンジしてみてください。

※本記事は2022年2月時点の情報を参考にしているため、今後のアップデートにより内容が変更される可能性があります。
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Facebookで広告を配信するやり方

Facebookの広告には、2つのやり方があります。
既にある投稿を広告として活用する方法と、広告として1から作っていく方法です。

まずはそれぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。

「投稿を宣伝」する

Facebookアカウントからの投稿をそのまま広告として配信する方法です。
投稿に表示される「投稿を宣伝する」ボタンを押せば広告の設定ができるもので、イベントの告知や求人などに適しています。

FacebookやInstagramのフィード面に掲載でき、やり方は以下の通りです。

  1. 広告として配信したい投稿を選ぶ
  2. 広告の設定をする
  3. 「投稿を宣伝する」ボタンを押して送信する

広告は審査され、問題がなければ24時間以内に配信が始まります。

「Facebook広告」を出稿する

より精度の高い広告を配信するなら、「Facebook広告」がおすすめです。

「投稿の宣伝」は主にエンゲージメント向上に適しているのに対し、Facebook広告はアプリのインストールや商品の購入といったコンバージョン獲得のために最適化されます
広告の見栄えを左右する「クリエイティブ」や狙いたいターゲット層「オーディエンス」を細かくカスタマイズでき、効果の測定までできることも特徴です。

詳しいやり方は次で見ていきましょう。

Facebook広告のやり方①アカウントを準備する

Facebook広告を始めるには、3つのアカウントが必要です。
個人アカウント・Meta Business Suiteアカウント・広告アカウントをそれぞれ用意しましょう。

さらにFacebookページも準備し、Meta Business Suiteアカウントに紐づける必要があります。

Facebookで個人アカウントを作成する

Facebookに個人として登録し、アカウントを作成します。
以下のページから必要な情報を入力するだけでOKです。

Facebookページはこちら

Facebookページを作成する

広告を配信したいビジネスのFacebookページを作成します。
ページの管理者となるのは、先ほど作った個人アカウントです。

個人アカウントのメニューから「ページ」タブに入り、「ページを作成」の項目に情報を入力しましょう。
「Facebookページを作成」ボタンを押せば完了です。
詳しい連絡先やプロフィール画像は、作成したページから設定できます。

Facebookページの作成はこちら

Meta Business Suiteアカウントを作成する

Meta Business Suiteとは、複数の広告アカウントやFacebookページを管理できるマネジメント用のアカウントです。
以前はFacebookビジネスマネージャという名前でしたがFacebookの社名変更にともない、名称が変わるとともに機能も一部グレードアップしました。

権限を付与すれば複数人でも使えて、広告の配信・効果の分析・権限や支払い方法の管理などを一括で操作できます。
Meta Business Suiteのアカウントは、以下の画面から「アカウントを作成」をクリックすれば作成が可能です。

ビジネスマネージャのアカウント作成はこちら

作成できたらFacebookページを追加しましょう。

Meta Business Suiteで広告アカウントを作成する

以下の手順で、広告を設定して配信するための広告アカウントを作りましょう

  1. 「設定」タブに入る
  2. 「ビジネスアカウント情報」を選択する
  3. 「ビジネス設定」に移動する
  4. 「広告アカウント」タブで「追加」から「新しい広告アカウントを作成」を選び、情報を入力する

広告アカウントができたら、Facebook広告を始めるまでの準備は完了です。

Facebook広告のやり方②広告を作成する

Facebook広告では設定する項目が3つあります。
「キャンペーン」「広告セット」「広告」のそれぞれを目的に合わせてカスタマイズでき、オリジナルの広告を作れます。

Meta Business Suiteの「広告」タブから「広告を作成」ボタンをクリックして、作成を始めましょう。

キャンペーンを設定する

キャンペーンとは、広告の目的を定めるものです。
Meta Business Suiteの「すべてのツール」から「広告マネージャ」に遷移すると、キャンペーンのタブが開くので、「作成」をクリックし、キャンペーンの設定を進めましょう。

表示されている中から、広告を利用して実現したい成果に合ったものを選んでください。
カーソルを合わせれば説明文を見られます。

  • 商品やサービスを知ってもらうための「ブランド認知度アップ」
  • YouTube動画の再生数アップにも役立つ「動画の再生数アップ」
  • 購入やダウンロードに繋がる「コンバージョン」

すぐそばのリンクから公式のガイドページを開けばやり方を参考にできます。
キャンペーンの目的を設定すると画面が遷移しますので、より細かい内容を設定してください。

終わったら「次へ」をクリックし、広告セットの設定に進みましょう。

広告セットを設定する

広告セットでは、ターゲティングや配信のスケジュールを設定できます。
まさに、広告の核となる部分です。

最も重要な「オーディエンス」を中心にやり方を見ていきましょう。

オーディエンス

「オーディエンス」の項目では広告を誰に配信するかを決められます

細かく設定したいなら「カスタムオーディエンス」がおすすめです。
今までに成果のあったオーディエンスに近いターゲットにリーチできる「類似オーディエンス」と、これまでに何らかの繋がりがありリードの育成にも最適な「カスタムオーディエンス」の2種類を設定できます。

ターゲットのペルソナを考慮して、地域・年齢・性別・言語・興味や関心を決めましょう。

予算と掲載期間

「1日の予算」は、出稿中に消化する日毎の予算の平均額です。
デイリーの平均額や、広告を出している期間の全体にかける金額から適切な予算を設定しましょう。
オプションから広告を出す時間と曜日も指定でき、ユーザーがアクションを起こしそうな時間に効率良く成果を上げることも可能です。

ここまで完了したら、いよいよ広告の設定です。

広告の設定をする

主に「クリエイティブ」と呼ばれるものを設定し、広告の画像やテキストといった見た目の部分を整えましょう。
広告の効果測定には欠かせないトラッキングも設定できます。

クリエイティブ

「メディア」で画像や動画を、「メインテキスト」で表示される文章を編集してください。
URL や見出し、アクションボタンも追加できます。
「広告設定」のフォーマットから「カルーセル」や「コレクション」を選べば、2枚以上の画像も選択が可能です。

トラッキング

広告で起こったアクションを記録するための設定です。
広告にURLパラメータを追加すれば、ユーザーの流入した経路もわかります。

ここまでできたら広告は完成です。「公開する」ボタンを押しましょう。

Facebook広告のやり方③支払い方法を設定する

広告を出稿したら、料金を払うための設定も忘れずにしてください。
Meta Business Suiteの「ビジネス設定」から「支払い方法」を選び、「支払い方法を追加」をクリックしましょう。

Facebook広告では、VISA・JCB・Mastercard・American Expressの4種類に該当するクレジットカードやデビットカードと、PayPalで支払いができます。

Facebook広告のやり方④審査を受ける

Facebook広告は配信をする前に審査があり、ほとんどの場合は24時間以内に完了します。
審査を通らなければ配信はできませんので、結果が出るまで待ちましょう。

Facebookから広告の審査を受ける前に注意すること

審査に落ちてしまうと、不適当とされた項目を修正する必要があるため予定通りに広告を配信できなくなってしまいます。
審査で問題が出ないように、事前にチェックしておくことが大切です。

広告ポリシーを守れているか

Facebook広告では、差別的な行為・薬物・武器など倫理的に問題があるものを禁止コンテンツとしています
禁止コンテンツはそもそも広告を作れないため、注意しましょう。

また、社会問題やダイエットなど禁止はされていないものの制約がある「制限コンテンツ」もあります。
広告の画像やテキストだけではなく、ターゲット設定や広告の遷移先となるランディングページもチェックされるため禁止・制限コンテンツが含まれないか確認しましょう。

ターゲットやアカウントを適切に設定できているか

せっかく作った広告でも、オーディエンスの設定が的外れでは意味がなくなってしまいます。
予算をかけて配信するからには、ターゲティングを中心に各設定をしっかりと確認しておきましょう。

Meta Business Suiteで複数のアカウントを管理している場合は、広告を配信するアカウントが間違っていないかも確認が必要です。

画像内のテキスト量が多すぎないか

広告の画像に表示されているテキスト量は適切ですか?
Facebookでは、広告の画像内に表示するテキストを面積の20%未満にするという「20%ルール」があります。

現在は規定としては撤廃されていますが、広告のパフォーマンスや品質を高めるために推奨されているものです。
画像のテキスト量も最適な状態にしましょう。

「Facebook」について規定に沿った形で言及しているか

広告でFacebookやInstagramに言及する場合は、ガイドラインに沿いましょう。
Facebookの「F」は大文字にする、ロゴなどのブランドアセットを使うときは公式ページからダウンロードできるものを使うといったルールが定められています。

Facebook広告のやり方にかかわる主なQ&A

最後に、Facebookでこれから広告を出したい人からよくある質問と回答を見てみましょう。
予算やアカウントといった基本的なルールをしっかりと押さえれば、スムーズに広告の準備を進められます。

Facebook広告は無料で利用できる?

無料での利用はできません。
必ず広告費を支払う必要があるため、どれくらいの予算で出稿するか事前に考えておきましょう。

Facebook広告でアカウントの削除や作り直しはできる?

アカウントの削除・作り直しはどちらも可能です。
権限のあるアカウントでログインして操作してください。

ただし、広告費に未払い分がある状態では削除できないため注意しましょう。

Facebookで広告の出し方はマーケティング会社に聞けば早い!

Facebookで広告を出すやり方は簡単です。
まずはアカウントを準備し、それぞれの項目を設定して配信を始めましょう。
やり方に慣れていけばさらに質の高い広告を作ったり、綿密な設定で高い効果を上げたりすることにも繋がります。

広告の始め方・効果的な出し方についてもっと深く知るには、マーケティング会社に聞けば早く解決できるでしょう。
soraプロジェクトはマーケティングの知識やノウハウも豊富に蓄えた企業です。

詳しく知りたい方はこちらのページも是非ご覧ください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様に
ターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。