時価総額1000億円以上の企業は?各種ランキングとリストを紹介

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  • 時価総額が1000億円以上の企業ってどこだろうか?
  • 時価総額のトップでどこだろうか?
  • ベンチャーや世界の企業の時価も知っておきたい!

このように思っている人は多いのではないでしょうか?

時価総額は、主に投資判断を実施する際の有効なヒントのひとつになります。
企業の時価総額や、上場市場におけるポジションは、ある程度理解しておく必要があるでしょう。

そこで本記事では、時価総額1000億円以上の企業を10選ピックアップしました。
また500億円、100億円以上、ベンチャーや世界における時価総額ランキングも掲載しています。

ぜひ参考にしてください。

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※本記事の時価総額はすべて2023年11月15日時点の情報によります。

時価総額1000億円以上の企業リスト上位・下位10選

時価総額1000億円台の企業の下位10社は以下のとおりです。

市場内順位
(全4011社中)
会社名時価総額
842CREロジスティクスファンド投資法人1017億5000万円
843(株)キッツ1014億2500万円
844ゼリア新薬工業(株)1010億3300万円
845SBSホールディングス1003億6800万円
846オカモト(株)1002億2700万円
847(株)JCU1002億2510万円
848(株)ドトール・日レスホールディングス1002億2500万円
849ニシオホールディングス(株)1002億2200万円
850三洋化成工業(株)1001億円4000万円
851(株)名古屋銀行1001億円1600万円

有名どころでは、ゼリア新薬やドトール・日レスホールディングスなどがここに位置します。

また時価総額1000億円台の上位10社は以下のとおりです。

市場内順位
(全4011社中)
会社名時価総額
553アスクル(株)1995億2000万円
554フリー(株)1977億5800万円
555(株)タカラトミー1961億2700万円
556三菱食品(株)1959億1700万円
557松井証券(株)1941億8900万円
558(株)サカタのタネ1939億1000万円
559信金中央金庫1936億2800万円
560上村工業(株)1930億1700万円
561三菱地所物流リート投資法人1928億3500万円
562安藤ハザマ1920億6300万円

ホビーメーカーのタカラトミーや、三菱系列の三菱食品はここに位置します。

時価総額500億円以上の企業リスト10選

時価総額500億円以上の企業リスト一覧は以下のとおりです。

市場内順位
(全4011社中)
会社名時価総額
1233エネクス・インフラ投資法人505億1800万円
1234(株)ギフティ504億6500万円
1235SECカーボン(株)503億7000万円
1236(株)ゼンリン503億6800万円
1237(株)ブロードリーフ503億1900万円
1238市光工業(株)501億9000万円
1239メディキット(株)501億8300万円
1240JFEシステムズ(株)501億8100万円
1241シナネンホールディングス(株)500億1640万円
1242シミックホールディングス(株)500億1500万円

時価総額100億円というのは、市場においては決して高すぎる水準ではありません。
あまり一般には聞かれない企業名が並んでいます。

時価総額100億円以上の企業リスト10選

時価総額100億円以上の企業は以下のとおりです。

市場内順位
(全4011社中)
会社名時価総額
2519(株)ランド101億円
2520北恵(株)100億6200万円
2521(株)セレコーポレーション100億5000万円
2522ファーストコーポレーション(株)100億3600万円
2523ハリマ共和物産(株)100億2900万円
2524(株)ディーエムエス100億2200万円
2525(株)網屋100億1400万円
2526(株)ジモティー100億1400万円
2527(株)ケー・エフ・シー100億1200万円
2528(株)コモ100億800万円

時価総額100億円というのは、やはり市場においては決して高い水準ではなく、知名度もそれほど高くない企業が集中しています。

日本国内の時価総額ランキングトップ10

なお、日本国内の時価総額のトップ10は以下のとおりです。

市場内順位
(全4011社中)
会社名時価総額
1トヨタ自動車(株)46兆6660億円
2ソニーグループ(株)16兆6715億円
3(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ15兆9738億円
4日本電信電話(株)15兆5927億円
5(株)キーエンス15兆229億円
6(株)ファーストリテイリング11兆7423億円
7東京エレクトロン(株)11兆3734億円
8KDDI(株)10兆7000億円
9三菱商事(株)10兆3255億円
10信越化学工業(株)10兆1125億円

時価総額で考えれば、トヨタ自動車がずば抜けていることがわかります。
じつに46兆円以上の価値があります。

なおトヨタ自動車は、世界規模において33番目の時価総額でした。

トヨタ自動車以外にも、ソニーグループや三菱UFJフィナンシャル・グループなど、一流企業の名前ばかりが上がっています。

ベンチャー企業の時価総額ランキングトップ10

ベンチャー(スタートアップ)に限定した場合、ランキングは以下のようになります。

市場内順位
(全4011社中)
会社名時価総額
1Preferred Networks3539億円
2ADVASA2301億円
3GVE2245億円
4スマートニュース2004億円
5SmartHR1732億円
6TRIPLE-11650億円
7スリーダムアライアンス1527億円
8クリーンプラネット1527億円
9Spiber1457億円
10TBM1339億円

ディープ・ランニングを取り扱うPreferred Networksをはじめ、ITやAIに関連づいたスタートアップ企業が名を連ねています。

世界全体の時価総額ランキングトップ10

なお、世界全体の時価総額ランキングは以下のとおりです。

市場内順位
(全4011社中)
会社名時価総額
1Apple2兆8741億ドル
2Microsoft2兆7252億ドル
3Amazon.com1兆4735億ドル
4NVDA1兆2009億ドル
5アルファベットA(Google)7817億ドル
6アルファベットC(Google)7650億ドル
7Meta・プラットフォームズA7306億ドル
8TESLA7111億ドル
9イーライリリー5816億ドル
10ユナイテッド・ヘルス・グループ5018億ドル

世界でもっとも時価総額が高いのはApple社でした。
日本円でおよそ420兆円です。

海外と日本ではビジネスの規模が大きく異なる点が、時価総額にはっきりとあらわれています。

なお上記ランキングにおける日本企業の登場は、33位のトヨタ自動車まで待たなければいけません。

時価総額に関するよくある質問

本記事では、さまざまな分類にもとづき、時価総額のランキングを解説しました。
ここでは時価総額に関するよくある質問に関して回答します。

  • 時価総額が高いと何がよいのか?
  • 上場企業における時価総額ワースト1位はどこ?
  • 時価総額に特に意味はない?

それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

時価総額が高いと何がよいのか?

個人から見れば、「信頼性が高い」「安定した投資先になる」という2点が、高額な時価総額のメリットになります。

一般的に、時価総額が高ければ高いほど会社の価値が高いとされます。
倒産リスクが著しく低く、ブランド力もあります。

ゆえに販売される商品やサービスも信頼されやすく、頼り甲斐がある、というわけです。

投資の観点で言えば、倒産や暴落をはじめとしたリスクが低いため、信頼できる投資先になります。
もちろん一時的に下落することはありますが、暴落してもすぐに株価が回復するほどの弾力性を有しています。

上場企業における時価総額ワースト1位はどこ?

2023年11月15日、東証スタンダードに上場している企業においてもっとも時価総額が低い企業は「(株)ラピーヌ」です。
婦人服や服飾雑貨の製造や販売を手掛けています。

ただし時価総額が低いとはいえ、同社が信用できない、というわけではありません。
上場している以上は、ある程度信用してもよい企業だといえるでしょう。

時価総額に特に意味はない?

時価総額においては、非常に重要な意味を持っています。
特に株式投資においては常に注目する必要があるでしょう。

時価総額は、市場株価と株式数の値が高いことを示しています。
つまり、総額が高ければ高いほど、その会社は社会的に信頼されており、株式銘柄としてもある程度安定していると判断できます。

つまり購入した銘柄の時価総額が大きいならローリスクの投資だといえるでしょう。

一方で時価総額が小さいなら、ややリスクが高く、一方でリターンが大きい投資になり得ます。

このように今からやろうとしている投資が投資的なのか、それとも投機的なのかを判断するひとつの指標として、時価総額は活用されるわけです。

もちろん、時価総額だけですべてが決まるわけではないので、それ以外の情報や情勢をチェックしておくことは必要です。

時価総額1000億円以上の企業リストを参考にしよう

本記事では、企業における時価総額をさまざまな分類のランキング形式で紹介しました。
日本国内ではトヨタ自動車が、圧倒的に高い時価総額を叩き出していたり、意外な企業が上位にランクインしたいたり、色々と興味深い部分があります。

またAppleやGoogle関連会社は兆円単位の時価総額を有しており、日本企業と比較して価値が高い存在であることがうかがえます。

いずれにしても時価総額は、投資において重要な指標となります。時価総額は固定されず、常に変動しうるものなので、きちんと見て追いかけるようにしましょう。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様に
ターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。