Twitter広告費用の目安が知りたい!課金の種類や入札について解説

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Twitter広告とは、Twitterのフィード上などに表示される広告です。テキストや画像、動画を用いて通常のツイートと同じように表示でき、自然な形でユーザーにアピールできるのが特徴です。

多くのユーザーにアプローチできるTwitter広告を使いたいけれども、目安の費用が知りたいと考えているマーケティング担当者は少なくないでしょう。

そこで今回の記事では、Twitter広告費用の目安、簡単に出稿できるプロモート機能の費用、そしてTwitter広告費用が決まる仕組みや入札について解説します。

Twitter広告の費用を把握して、広告を出稿し自社ブランドの認知向上に役立てましょう。

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Twitter広告にかかる目安の費用

Twitter広告に必要な費用は、広告運用者が自分で決められます。月額数千円といった低予算を設定することも可能ですが、数百万円以上かける企業もいます。

ただし、月額数千円では効果が上がらないと予想されるので、小規模で始めたい場合は月額数万円~数十万円の予算を確保するとよいでしょう

ここでは、Twitter広告の目安となる課金費用の相場をそれぞれ解説します。

クリック課金:25円~数百円

クリック課金とは、ユーザーが表示された広告をクリックしたときに発生する方式です。費用は、想定するターゲットや規模によって変わります。

そこで1クリック当たりの目安の費用は、約25円~数百円といわれています。

インプレッション課金:400円~600円

インプレッション課金は、広告表示ごとに発生する料金形式です。

インプレッションと混同されやすいのがリーチ数です。リーチ数は、広告を表示するユーザー数ですので、違いに注意しましょう。

Twitterでの1,000インプレッションあたりの単価は約400円~600円といわれています。

フォロー課金:40円~100円

広告経由でユーザーにフォローされた場合、フォロー課金が発生します。

フォロワーが増加するとリード獲得やブランド認知が向上すると考えられるので、効果的です。

目安の費用は、1フォロー当たり約40~100円といわれています。

フォローされたとき以外のエンゲージメント(いいね、リツイートなど)では、費用は発生しません。

エンゲージメント課金:40円~100円

Twitter広告に対して、ユーザーが「いいね」や「リツイート」といったアクションを起こしたときに発生するのが、エンゲージメント課金です。

エンゲージメントが高くなればブランドイメージや認知度も高くなります。

目安の費用は、1エンゲージメントに対し約40円~100円といわれています。

アプリインストール/クリック課金:100~250円

Twitter広告で宣伝したアプリのインストールや起動クリックが起こったときに発生する形式です。

アプリインストールはまだアプリをダウンロードしていない新規ユーザーに対して、起動クリックはすでにダウンロードしているユーザーに対して配信される広告です。

目安の費用は、アプリ1インストールにつき約100~250円といわれています。

再生数課金:5~20円

Twitter広告で配信した動画が再生されるか、全画面または50%以上表示されるなど、アクションが成されたときに発生する課金形式です。

1再生につき、約5円~20円といわれています。

上記のような条件で再生されなかった場合は、無料となります。

Twitter広告を簡単に出稿できる2つのプロモート機能の費用

Twitter広告には上記のようにさまざまな課金の種類があり、運用力が問われる業務です。

Twitter広告の運用にリソースを割けられない場合に使いたいのが、2種類のプロモート機能です。煩雑なカスタマイズをすることなく簡単に広告出稿ができます。

ここでは、クイックプロモートとオートプロモートの2種類について費用も合わせて解説します。

クイックプロモート:5,000円~50万円

クイックプロモートとは、広告の掲載ツイートと配信国を選択するだけの形式です。管理画面で操作することなく、スマホから広告に使いたいツイートを選ぶだけで、自動配信できます。

費用の目安は約5,000円から50万円で、予算に応じて5段階から選べます。

本格的なキャンペーン前に、広告利用予定のツイートが、ユーザーにどれだけの価値を生むか検証するためにクイックプロモートを利用するとよいでしょう。

オートプロモート:月額9,900円

オートプロモートは、ツイートした中から自動選択され広告配信できる機能です。

広告配信を希望する国と、25種類のカテゴリーと350種類のトピックからターゲティングの特徴を最大5種類まで設定できます。

費用は固定で月額9,900円です。一度設定すれば手間をかけず広告配信ができるので、運用初心者や運用の時間がないときに利用するとよいでしょう。

Twitterの広告費用が決まる仕組みと入札タイプ

次に、Twitter広告費用が決定される仕組みや入札の種類について解説します。

オークションに勝つ必要がある

Twitter広告に採用されるためには、オークションに勝つ必要があります。

通常オークションというと、1つの商品に対して価格を出し合って競り落とすイメージがあるでしょう。しかしTwitter広告では、設定したターゲティング条件で参加オークションが決められます。そして、そのオークションに勝つことが求められます

オークションに勝つには、入札額だけでなく、共感度や関連性、リーセンシ―(真新しさ)といった品質スコアも考慮されます。

つまり、広告とユーザーの関心が一致していて広く支持される、話題のツイートであることが重要だといえるでしょう。

Twitter広告の掲載は、以上のような品質スコアを磨いたうえで、次のような方法で入札に参加します。

自動入札

まずは自動入札です。キャンペーンの中には参加できない入札方法もありますが、自動入札はすべてのキャンペーンに置いて利用可能です。

予算に合わせて入札額が最適化されるため、低予算で獲得したいときに便利な入札方法です。

詳細に条件を決める必要がないので、もしTwitter広告の運用に慣れていないなら、自動入札を選択するとよいでしょう。

上限入札単価

上限入札という入札方式では、アクションごとに金額を設定します。広告のクリックやエンゲージメント数など、それぞれのアクションで発生する単価を決められるのが特徴です。

これまでTwitter広告の経験があり、大体のアクション数を把握しているなら上限入札単価がよいでしょう。逆に、Twitter広告の初心者にとっては、出稿までにかかるプロセスが複雑なため、避けた方が無難と考えられます。

目標入札単価

目標入札は、キャンペーンやコンバージョンなど目標別で選ぶ入札方式です。

上限入札と似ていますが、目標入札単価はクリックの平均価格が1日の掲載費用となる点が特徴です。

あらかじめ設定した予算に収まるので、予算を守ってTwitter広告の運営ができます。

Twitter広告費用を設定する際のポイント

Twitter広告費用を設定するとき、気をつけるべきポイントを3点解説します。

初心者は自動入札を利用する

入札タイプでお伝えしたように、上限入札と目標入札は設定方法が複雑です。すでにTwitter広告を運用したことがあるなら問題なく設定できますが、初心者は難しいでしょう。

そのため、まずは自動入札から始めることをおすすめします。一定期間運用して、どのようなツイートにどれくらいのエンゲージメントが発生するか把握するのが肝要です。

慣れてきたらクリック数やフォロー数、インストール数など目的を細かく設定し、予算に対して広告効果を最大化すべく活用するとよいでしょう。

そのために、A/Bテストを実施してどのような広告がユーザーに好まれるか改善を重ね、中長期的に運用を続けると効果的です。

品質スコアを上げる

Twitter広告を掲載するにはオークションに活用があります。上記で解説した通り、オークションに勝つためには品質スコアを向上させることが必要です。

たとえば、興味関心が「サッカー」をターゲティング条件として設定する場合、Twitter広告はサッカーに興味のあるユーザーに表示されます。

そのとき、Twitterのオークションアルゴリズムは、同様の広告と比較することで落札を決定するのです。

また、ターゲットとするユーザーとのコミュニケーションや投稿との関連性、そしてリアル性の高い情報を発信しているかも考慮されます。

それらが品質スコアとしてカウントされるので、ユーザーに響くツイートをするよう常に心掛けることが重要でしょう。

出稿の目的を決める

どの広告を出稿するときにもいえることですが、広告出稿の目的を明確にすることが大切です。

Twitter広告においても、達成したいことを明らかにすることで、選ぶべき広告の種類、予算、入札タイプなどが自ずと決まるでしょう。

Twitter広告出稿の目的として、以下があげられます。

  • ブランディング
  • 認知向上
  • コンバージョン率の向上
  • フォロワー数の増加

さらに、目的には数字を加えて考えると効果的です。「広告出稿でフォロワー1,000人増加」「いいね!やリツイートを3,000件以上達成し、認知力を高める」「アプリインストール数500が目標」など、必要に応じて設定しましょう。

Twitter広告は、目的に応じて課金方法や広告のタイプを細かく変えられるのが特徴です。そのため、まずは広告で達成したい目標を決め、社内で共有しましょう。

BtoBマーケティングはsoraプロジェクトにご相談ください

Twitter広告で目安となる費用は、課金タイプによって異なります。ブランディングならインプレッション課金、コンバージョン率の向上ならクリック課金など、目的に応じて予算も変わってきます。

Twitter広告の運用を始める前に、予算と目的を明確にし、改善を重ねながら品質スコアを向上していきましょう。

私たちsoraプロジェクトは、BtoBマーケティングやリード創出のプロ集団です。新規ユーザー獲得やマーケティング戦略の立案にお困りの場合は、ぜひ私たちにご相談ください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。