目次
「営業成果がなかなか出ない」「営業の課題をどう解決していけば良いかわからない」と悩んでいませんか。
このような悩みの解決におすすめなのが、営業コンサルです。
営業コンサルとは、営業力を向上させるための支援を行うサービスのことで、支援内容は多岐にわたります。
営業コンサルを活用すれば、自社の抱える営業における課題の解決が可能です。
今回の記事では、おすすめの営業コンサルティング企業15選を詳しく解説します。
営業コンサル利用するメリットや営業代行との違いなども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、株式会社soraプロジェクトでは営業代行の基礎をまとめた資料「マーケ・営業・IS担当者必見!はじめての営業代行」を無料で配布しています。
営業コンサルティング企業15選
おすすめの営業コンサルティング企業は、次の15社です。
- 株式会社リブ・コンサルティング
- 株式会社セレブリックス
- 株式会社プロセルトラクション
- インプレックスアンドカンパニー株式会社
- 株式会社グローカル
- パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
- 株式会社エグゼメディカル
- 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
- 株式会社ベイカレント・コンサルティング
- 株式会社GrandCentral
- アビームコンサルティング株式会社
- 有限会社アクチャーコンサルティング
- 株式会社日本コンサルタントグループ
- 株式会社エッジコネクション
- 株式会社アイランド・ブレイン
営業コンサル企業を比較している方は、各企業の特徴を比較して、企業選びの参考にしてください。
株式会社リブ・コンサルティング
株式会社リブ・コンサルティングでは、ビジョン・戦略の立案から具体的な戦術や人材育成・仕組み化まで一貫した支援をしています。
規模、業種・業態もさまざまな支援経験があり、企業に合ったプロジェクトを提案してくれます。
営業だけでなく新規事業開発や海外戦略など、コンサルティングの幅が広いため、自社のニーズに合わせた支援を受けられるはずです。
【支援内容】
- 営業組織変革
- 紹介営業の仕組み構築
- 新規開拓営業の自社体制強化
- マネジメント体制強化
- 経営方針策定・浸透など
【料金】
要問い合わせ
株式会社セレブリックス
株式会社セレブリックスは、創業25年、支援実績1,200社、12,000サービスの実績を持つ企業です。
組織の問題点を分析し、営業の勝ちパターンを仕組み化してくれます。
独自の営業メソッドを会得した正社員が戦略策定から実行まで支援を担当。
ノウハウを納品してくれるため、委託終了後も成果を出せます。
【支援内容】
- 実践型セールスコンサルティング
- 営業ガイドライン策定
- 客観的営業力測定
- セールストレーニング
- 営業効率・効果向上支援など
【料金】
要問い合わせ
株式会社プロセルトラクション
株式会社プロセルトラクションは、BtoB新規事業に特化した営業コンサル企業で、戦略・戦術設計から実行までワンストップで支援しています。
SaaSや先端テクノロジーを活用した営業支援の実績をもとに失注理由の傾向と原因を分析し、自社に合わせた営業マニュアルを作成してくれます。
また、営業パーソンごとのパフォーマンスのムラの解決、適したターゲットの設定により効率的な営業活動の実現が可能です。
【支援内容】
- 戦略・戦術設計
- 事業特性・課題に対応したソリューション提供
- 企画・マネジメント、マーケティング支援
- オンラインセールスコンサルなど
【料金】
要問い合わせ
インプレックスアンドカンパニー株式会社
インプレックスアンドカンパニー株式会社は、導入実績400社、2,000商材を超える営業支援を実施しています。
広告事業、美容事業、通信事業、ITなど幅広い業界に支援実績のある企業です。
営業チームが目標達成できない場合は、戦略的なマネジメントや、徹底した行動管理でチームを立て直し、シェア拡大を目指します。
【支援内容】
- 組織アセスメント
- 営業戦略・戦術の策定
- 個々のメンバーに対するマネジメント
- マーケティング支援
- 営業マネジメント支援など
【料金】
要問い合わせ
株式会社グローカル
株式会社グローカルは、中小企業の支援を行っています。
戦略策定から施策実行まで一気通貫に支援し、社内の課題解決が可能です。
食品、医療、機会、旅館・ホテル、不動産、レジャー施設など、業界を問わずさまざまな中小企業の支援をしています。
営業だけでなく組織人事、経営戦略、新規事業の立ち上げなど幅広い支援をしているため、営業以外のサポートが必要な方にもおすすめです。
【支援内容】
- 経営戦略策定支援
- 営業戦略策定支援
- 売上向上支援
- 営業担当者受注率向上支援
- 事業戦略策定支援
- 新規事業立ち上げ支援など
【料金】
ライトプラン:1,800,000円~(月額30万円×6か月~)
スタンダードプラン:2,000,000円~(月額50万円×4か月~)
プレミアムプラン:2,400,000円~(月額80万円×3か月~)
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、多種多様なニーズにオーダーメイドの支援で組織作りをサポートします。
顧客に併走しながら業務の根本的な課題を発見し、誰もが成果をあげられるビジネスプロセスを構築します。
さらに、総合人材サービスを展開するパーソルならではの、国内約40社のグループ会社と連携し多種多様な業種のノウハウを活用できる点が強みです。
【支援内容】
- 業務設計・構築支援
- 販売促進サポート
- 営業組織に対するPMO伴走型支援
【料金】
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株式会社エグゼメディカル

株式会社エグゼメディカルは、医療機関のテレアポ代行や営業コンサルに特化しています。
医療業界に特化したインサイドセールスノウハウに基づいた営業支援で、新規顧客獲得から既存顧客の育成まで徹底したサポートを受けられます。
また、医療機関の市場調査・実態調査を実施しており、営業活動に有効的なデータを提供可能です。
【支援内容】
- 医療特化のテレアポ代行
- 医療特化のリードナーチャリングリテンション営業
- 医療特化の市場調査・実態調査
- 医療特化の営業コンサルティング
- 医療機関リストの作成
【料金】
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三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社は、経営戦略や組織・人事戦略をはじめとするコンサルティングサービスを提供しています。
人事制度の見直しや人材育成、事業戦略・マーケティング戦略の立案だけでなく、官公庁からの各種研究調査や政策に関する提言など幅広く活動しています。
各業種に特化したセクター別戦略のコンサルティングも実施しており、企業の課題や目的にパーソナライズした支援を提供可能です。
【支援内容】
- 経営計画、事業戦略、事業開発、ビジョン、IR、MVVサポート
- 成長戦略/新規事業戦略支援
- マーケティング戦略支援
- 技術戦略支援
- 物流戦略(ロジスティックス)支援
- M&Aアドバイザリーおよび関連コンサルティング
【料金】
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株式会社ベイカレント・コンサルティング

株式会社ベイカレント・コンサルティングは、25年以上の実績がある経営・営業コンサルティング専門企業です。
新規事業の人材マネジメントやDX推進、M&A支援、中期経営計画の策定、マーケティングとセールスの統合的な戦略実行など、企業のさまざまな課題を解決できます。
働き方改革を推進する事業戦略やDXを推進する組織づくり、サステナビリティとグリーントランスフォーメーション(GX)など、近年の市場ニーズに応じた改革を実現したい企業におすすめです。
【支援内容】
- マーケティング&セールス支援
- 人材育成・組織構築支援
- DX推進
- 業務改革
【料金】
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株式会社GrandCentral

株式会社GrandCentralは、創業3年で売上高約8倍まで成長させたコンサルティング企業です。
営業のプロフェッショナルが顧客の課題に併走し、支援企業数350社・顧客満足度95%の実績をつくりあげました。
営業の上流から下流における一気通貫での支援により、プロジェクト継続率95%と持続的な成果創出を実現します。
キーエンスやリクルートなどの営業のプロフェッショナルが200人以上在籍しており、ハイレベルなスキルと経験を活用して、目標達成・課題解決を支援します。
【支援内容】
- 営業戦略・戦術の立案
- 営業の全プロセスを支援
- 営業活動のアウトソーシング
- インサイドセールス代行
- フィールドセールス代行
- 定期ミーティングによる情報共有
- SFA/BIツールを利用したデータセールス
- 営業ナレッジの提供
- CRM/SFAの導入・定着化支援
- CRM/SFAの構築
- BIツールの構築
- 営業組織の課題を抽出・整理
- オーダーメイドの研修カリキュラム策定・実施
- アセスメントの作成
【料金】
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アビームコンサルティング株式会社

アビームコンサルティング株式会社は、マーケティングやセールス・顧客サービスの支援をはじめ、さまざまなジャンルのコンサルティングを実施しています。
例えば、人的資本経営の実現などの経営戦略コンサルティング、M&A支援やDX推進、財務会計など企業の組織づくりをサポートするサービスが満載です。
各業界に特化したコンサルタントが在籍しており、アジア・米州・欧州出身のコンサルタントが参画するハイブリット体制でグローバル進出をサポートできます。
【支援内容】
- 新規事業開発
- ビジネスモデル変革
- コスト構造改革
- 組織・人事改革
- M&A支援
- オペレーション変革
- 顧客理解力の向上
- 体系化された業界別アプローチによる変革スピードの向上
- テクノロジーを活用した実行力・生産性の向上
- 顧客理解に基づく価値創出・顧客体験の実現
- グローバル展開/事業規模拡大の実現
【料金】
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有限会社アクチャーコンサルティング

有限会社アクチャーコンサルティングは、約30年間で300社近い営業コンサルティング指導、1200件をこえる営業研修の指導実績がある営業コンサルティング企業です。
実践経験ノウハウや戦略理論とともに、成果へつながる営業ツールを提供し、売上1.5倍を目指す数多くの企業を支援してきました。
将来的な売上を可視化できない、マネジメント能力が不足している、新規顧客獲得が疎かになっている企業は、アクチャーコンサルティングのサービス利用が推奨されます。
【支援内容】
- 営業活動設計
- 営業戦略構築
- 目標数字管理手法構築
- 営業マネジメント設計
- 自活経営手法構築
- 案件創出システム設置
- 組織マネジメント
- 営業研修
- 目標達成プログラム
【料金】
完全定額プラン:40万円/月(税・諸経費・研修費別途)
定額+成果報酬プラン:20万円/月(税・諸経費・研修費別途)+成果報酬
完全成果報酬プラン:当期四半期ごとの売上額-コンサル開始前直近決算期の同一四半期ごとの売上額)×報酬料率
目標達成プログラム動画講習プラン:20万円/月(年間一括料金:230万円)+税
株式会社日本コンサルタントグループ

株式会社日本コンサルタントグループは、人材育成とコンサルティングサービスを提供しています。
経営戦略・人事制度・事業戦略・営業戦略の立案支援で、建設業・官公庁・ホテル・飲食など、幅広い業界をサポートしてきました。
業界別コンサルや全国拠点を活かして地域の特性やニーズに合わせたコンサルを提供でき、企業ごとの課題や市場に合わせた支援が可能です。
【支援内容】
- ビジョン設計・中期経営計画の策定
- 営業戦略立案
- 新規事業立ち上げ支援
- 営業部門強化
- 自律チーム育成への体質変革
- 営業活動管理ツールEcrea (エクレア)の提供
- 組織調査
【料金】
要問い合わせ
株式会社エッジコネクション

株式会社エッジコネクションは、営業マーケティング関連サービス・人事関連サービス・財務関連サービスの3本柱で経営支援を行うコンサルティング企業です。
2007年創業されてから15年以上企業の経営を支援しており、累計取引実績は1581社(2024年11月末時点)、継続取引売上構成比76.2%の豊富な実績があります。
正社員のみの雇用支援や営業戦略の策定、アポイント代行、商談支援に営業資料作成まで営業活動に必要な支援を一貫で提供できます。
【支援内容】
- テストマーケティング
- アポイント代行
- 成約率アップ支援
- 業務効率改善
- 即戦力の営業人材紹介
- 海外ビジネス支援
- 経営理念策定
- 人事制度設計
- 研修内製化支援
【料金】
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株式会社アイランド・ブレイン

株式会社アイランド・ブレインは、完全成果報酬型の営業代行・コンサルティングサービスを提供している企業です。
55業種・3,000社・累計商談10,500件以上の実績があり、BtoBに特化した営業支援で新規顧客獲得を安定化させます。
成果報酬型サービスなので、無駄な営業コストを発生させず、効率的に新規顧客へ向けて営業をかけられます。
また豊富な実績を持つコンサルタントのノウハウを組織内に定着できるため、組織全体の営業力を強化させることが可能です。
【支援内容】
- 営業代行
- アポイント獲得
- ターゲット選定提案
- トークスクリプト提案
- 営業先企業リストアップ
【料金】
商談1件につき18,000円(税別)
営業コンサルとは?
そもそも営業コンサル(コンサルティング)とは、営業活動の課題を分析し、企業の営業の質を向上させるための支援サービスです。
具体的には、以下のようなサービスが受けられます。
- 営業戦略の相談やアドバイスによる営業スキルアップ
- 課題分析や戦略立案
- 営業手法の支援
- 営業に必要なツールの導入支援営
営業コンサルを利用すれば、自社の営業力強化や売上アップといった効果が見込めます。
自社の営業力が不足していたり、営業にかけるリソースが不足していたりする場合は、営業コンサルを利用して課題解決・目標達成に向けて業務改革しましょう。
営業コンサルの料金形態と費用目安

営業コンサルは、契約形態にとって料金が変わります。
主な契約形態は、次のとおりです。
- アドバイザリー(定額制)
- 時間制
- 成果報酬制
- プロジェクト契約
それぞれの契約形態別の費用相場を解説するので、営業コンサルを利用する際の参考にしてください。
アドバイザリー(定額制)
アドバイザリー(定額制)契約は、営業コンサルの中でも一般的な契約形態です。
毎月定められたコンサル料金を支払い、営業に関する課題を分析し解決するための支援を受けます。
費用相場は30万~100万円ほどとサービスの質や支援する範囲によって異なり、契約内容によってコンサル料金が決定します。
アドバイザリーは、組織全体の営業力向上や中長期的な戦略立案・改革を目的として利用されるケースが多いです。
組織全体の営業活動を改革したい場合は、100万円前後の費用を想定しましょう。
時間制
時間制は、コンサルタントが稼働する時間に応じてコンサル料金が発生する契約形態です。
ひと月ごとや1日あたりなど、限られた時間だけ営業コンサルを利用したい場合に向いています。
時間制の契約は、コンサルティングを受けられる時間が限られているため、依頼したい業務が限定的である場合に利用されるケースが多いです。
費用相場は1時間あたり3万~10万円と、コンサルタントの経験やスキルに応じて変動します。
またアドバイザリー契約の場合に、オプションで業務を依頼すると時間制が加算されるケースもあります。
成果報酬制
成果報酬型は、定められた目標や営業成績に合わせて報酬額が決まる契約形態です。
「商談1件につき〇円」や「売上増加分×〇%」など、あらかじめ定めた報酬額を成果が出た場合にのみ支払います。
コンサルティングを受けても確実に成果が出る保証はないため、余分なコストを支払いたくない場合に、成果報酬型を利用しましょう。
ただし、すべての営業コンサルティングサービスを成果報酬型で利用するのではなく、一部の業務のみを成果報酬型で支払うケースが一般的です。
ベースとなる契約はアドバイザリー契約や時間制で、アポイント獲得や商談代行を成果報酬型で依頼する必要があります。
費用相場は業務内容によって異なりますが、アポイント獲得ごとに報酬が発生する契約では、1件につき15,000円ほどが相場です。
プロジェクト契約
プロジェクト契約は、特定の課題に集中してコンサルティングサービスを利用したい場合に、効果的な契約形態です。
プロジェクトごとに契約を締結し、期間内で課題解決・目標達成を目指します。
コンサルタントが何名稼働するかで料金が変わり、1人利用した場合は150万円/月が相場です。
また実際に商談する日数や稼働時間によって料金が変わるため、契約前に支援が必要な範囲や依頼したい業務内容を洗い出しましょう。
営業コンサルのサービス内容

営業コンサルのサービス内容は、次のとおりです。
- 営業戦略の相談やアドバイスによる営業スキルアップ
- 課題分析や戦略立案
- 営業手法の支援
- 営業に必要なツールの導入支援
企業によって提供している業務内容は異なりますが、営業活動の課題を解決し売上増加につながるサービスを提供しています。
それぞれの内容を確認して、自社に必要なサービスを提供している営業コンサルティング企業を探しましょう。
営業戦略の相談やアドバイスによる営業スキルアップ
営業コンサルは、企業の営業戦略を見直し課題の改善につながる打開策を提案することで、組織の営業力を強化します。
ただ課題を発見し要因分析・打開策を提示するだけでなく、営業活動を効率化して利益向上やコストカットを図ります。
日々、多忙な業務に追われていると、日常化した営業活動の何を改善するべきかが正確に分析しにくいです。
営業コンサルを導入して、第三者の目線で課題や効率化できるポイントを指摘してもらうことで、改善点や実施するべき施策を洗い出せます。
また、営業コンサルには豊富な経験を積んだコンサルタントが在籍しているため、営業力を向上させる明確なアドバイスを得られます。
課題分析や戦略立案
自社の課題は、所属している従業員からはなかなか見つけにくいものです。
第三者である営業コンサルタントに課題を分析してもらえば、非効率化している業務や削減できるコストを明確化できます。
またコンサルタントの豊富な経験に基づいて、課題を解決し売上増加につなげる営業戦略を立案してもらえます。
課題分析や戦略立案には時間と労力がかかるため、多忙な業務に追われてリソースが不足している場合は、営業コンサルを利用しましょう。
営業手法の支援
営業コンサルタントが保有する経験やスキルに基づいた営業手法を活用できれば、難航していた新規顧客開拓や既存顧客との関係構築を効率的に進められます。
「どのようにアポイントを獲得すれば良いかわからない」「顧客との関係構築が苦手」など、営業活動に課題がある場合は、コンサルタントに営業手法を支援してもらいましょう。
効果的な商材の売り込み方や友好な関係を構築できる営業トークを伝授してもらえば、組織の営業力を強化できます。
中長期的な契約を締結する場合は、PDCAサイクルを回して営業担当ごとに適した営業手法を、併走して探してくれます。
営業に必要なツールの導入支援
DXが推奨されている現代では、営業活動を効率化するツールの導入が、生産性向上につながる重要な施策です。
しかし、自社のリソースや営業ツールに関する知見が不足している場合は、ツールの導入に手間取って生産性が低下します。
営業コンサルは、営業に必要なツールの導入をサポートし、営業活動の効率化を支援することが可能です。
豊富にあるSFA/CRMツールの中から自社に適したものを選定し、導入・運営方法を指導してもらえます。
営業コンサルを利用する4つのメリット

営業コンサルを利用するメリットは、主に次の4つです。
- 新しいノウハウやスキルが獲得できる
- 属人化の防止につながる
- 生産性が向上する
- 営業担当者のスキルアップにつながる
営業コンサルの利用を検討する際には、上記のメリットが自社の課題解決に即しているか確認してみてください。
新しいノウハウやスキルが獲得できる
営業のノウハウ・スキルは日々進化しており、いつの間にか自社で行っている営業手法が古くなっている場合も少なくありません。
そのような場合に営業コンサルを利用すれば、新しいノウハウやスキルを獲得できます。
新しい手法だけでなく、自社に合ったノウハウやスキルを得られます。
自社で一からノウハウやスキルを得ると時間がかかりますが、営業コンサルの活用で時間をかけずにスキル獲得が可能です。
属人化の防止につながる
営業コンサルの活用により、属人化の防止が可能です。
営業は一人で行うため、スキルや情報が属人化してしまう場合があります。
営業コンサルを活用すれば、営業の仕組み作りをサポートしてくれるため、チーム全員で仕組みを共有可能です。
また、属人化を防ぐツール(CRMやSFAなど)導入のサポートを実施している企業もあります。
生産性が向上する
営業コンサルの活用により、営業プロセスの見直しやノウハウやスキルの獲得ができれば、生産性の向上につながります。
また、受注や売上の向上も期待できるのが利点です。
生産性の向上により、従業員のモチベーションも維持しやすくなります。
営業担当者のスキルアップにつながる
コンサルタントの豊富なノウハウを伝授してもらえば、営業担当者のスキルアップが期待できます。
また、コンサルティングによって自社に不足していた営業ノウハウや人材育成方法、課題分析のコツを吸収し、組織内にノウハウを蓄積することが可能です。
特にグループワークやロールプレイングでの研修や、商談後のフィードバックは、営業担当者のスキルアップにつながります。
営業代行とは?営業コンサルとの違い
営業代行は営業の一部、もしくはすべてを代行するサービスのことです。
見込み顧客に電話するテレアポ代行や、電話やメール、オンライン商談など非対面の営業を代行するインサイドセールス代行などのサービスがあり、企業によってはクロージングまで担当する場合もあります。
一方、営業コンサルは企業の営業課題を解決し、営業力をアップさせるためのサービスです。
営業コンサルにはマーケティングや営業戦略の立案などもサービスに入るため、支援範囲は営業代行よりも広いといえます。
また、営業代行と営業コンサルの違いは、報酬制度・利用期間にも違いがあります。
報酬制度の違い
営業コンサルの報酬制度は、主に固定報酬型が採用されています。
固定報酬型とは、案件ごとに決められた金額の報酬を受け取る仕組みのことです。
一方、営業代行の報酬制度は、主に成果報酬型が採用されています。
成果報酬型とは、達成した成果に対して報酬が発生する仕組みのことです。
ただし、営業コンサル・営業代行にかかわらず企業によって採用されている報酬制度は異なります。
企業を選ぶ際は報酬制度もしっかりチェックしましょう。
営業代行の報酬制度が気になる方は、以下記事を参考にしてください。
利用期間の違い
営業コンサルは営業の質やスキル向上が目的になるため、中長期の活用が一般的です。
一方、営業代行では短期的な営業の効率化や即戦力が主な目的になるため、短期〜中期の利用が多い傾向にあります。
自社ではどのような支援が必要なのかを明確にし、営業コンサル・営業代行のどちらが合っているかを選びましょう。
資料「マーケ・営業・IS担当者必見!はじめての営業代行」を無料ダウンロード営業コンサル企業の選び方|5つのポイント
営業コンサル企業の選び方のポイントは、以下の5つが挙げられます。
- 実績が豊富にあるか
- 支援内容が自社のニーズとマッチしているか
- 信頼できる営業コンサルタントであるか
- 費用対効果が高いか
- 料金形態や契約内容は適切か
ここではそれぞれの詳細を解説します。
1. 実績が豊富にあるか
営業コンサルが今までにどれくらいの会社を支援してきたのか、どのような成果をあげたのかをチェックしましょう。
実績数が豊富であればノウハウやスキルも多く持っている可能性があるため、安心してコンサルを任せられます。
2. 支援内容が自社のニーズとマッチしているか
営業コンサルの企業ごとに得意な業界があるため、自社が当てはまっているかを確認する必要があります。
また、サービスの種類もチェックしましょう。
ツール利用を支援してほしいなら、ツール支援サービスがある企業を選ばなければ意味がありません。
他にも、新規顧客を増やすのが得意な企業、インサイドセールスのノウハウが豊富な企業などがあります。
まずは、営業コンサルで自社が何を求めるのかをしっかり見極めることが大切です。
3. 信頼できる営業コンサルタントであるか
営業コンサル企業の担当者(コンサルタント)によって得意不得意があり、コミュニケーションのしやすさも異なります。
営業コンサル企業の実績を調べるだけではなく、担当者の過去の経験や業界などを確認することも大切です。
また、長い付き合いになるため、担当者が信頼できるかやコミュニケーション力が高いかなども合わせて見極めましょう。
4. 費用対効果が高いか
営業コンサルは高額な費用が発生するため、費用対効果の高いサービスを利用することが大切です。
契約中は成果を得られても、契約終了後に社内の営業力が強化されていない場合は、コンサルに入ってもらった意味がありません。
営業コンサルによって、現状の課題を解消し組織の営業力を強化できれば、契約終了後も生産性の高い営業活動を実現できます。
組織内に営業ノウハウが蓄積された場合、長期的な視点ではコストパフォーマンスが高いサービスを利用できています。
5. 料金形態や契約内容は適切か
料金形態や契約内容によって費用対効果が変わるため、自社に適した営業コンサルティング企業を選ぶことが大切です。
中長期的に営業活動を改革したい場合は、時間制やプロジェクト契約ではなく、アドバイザリー契約が向いています。
場合によってはアドバイザリー契約と成果報酬型を組み合わせた契約形態が適しているケースもあるため、複数社に相見積もりを依頼して自社に合う企業を選んでください。
注意するべき営業コンサル企業の特徴3選

営業コンサルティング企業は豊富に存在しますが、次の特徴に当てはまる企業は要注意です。
- 提案に再現性・理論性がない
- 契約を急かしたり主張が激しい
- 担当者と相性が合わない
- 自社の特性を理解していない
上記の特徴に当てはまる企業は、コンサルティングを依頼しても期待どおりの成果を得られない可能性が高いです。
それぞれの特徴を確認して、自社に合わないコンサル企業は避けましょう。
提案に再現性・理論性がない
再現性・理論性がない提案をしてくるコンサルタントは、営業手法に再現性がないため、やめておきましょう。
コンサルタントが自身の経験に基づいて「過去にこのやり方で成果が出ました」と勧められても、自社の特性や市場のニーズに合っていなければ、成果を得られません。
自社の課題や市場のニーズに応じた再現性・理論性のある提案ができるコンサルタントと併走することで、営業力を強化し生産性の向上につなげられます。
契約を急かしたり主張が激しい
契約を急かしたり主張が激しいコンサルタントは、後悔する可能性が高いです。
コンサルティングは、顧客の課題や要望を聞き、必要な情報や知識を提案する仕事です。
しかしコンサルタントの主張が激しく、自社の要望を聞き入れてもらえない場合は、目標を達成できません。
また、契約を急かしてくるコンサルタントは、自分の成績だけ考えている可能性が高いので、要望を聞き入れてもらえません。
担当者と相性が合わない
優れた実績や評判の良いコンサル企業でも、担当者と相性が合わない場合は避けてください。
どれだけ料金設定や過去の実績が魅力的でも、直接コミュニケーションを取る担当者と合わない場合は、契約してもストレスを感じる機会が多いです。
プロジェクトを円滑に進めるため、担当者との相性を確認してから依頼する企業を選びましょう。
自社の特性を理解していない
自社の特性を理解しておらず、コンサルタントのやり方を押し付けてくる場合は、思いどおりの成果を得られない可能性が高いです。
「このトークスクリプトを暗記すればアポイント獲得率を向上できる」など、自社の特性を理解せずに自分のやり方を押し出してくるコンサルタントは信頼できません。
業界や企業ごとの特性を理解した上で、自社に寄り添った提案ができる営業コンサル企業を選びましょう。
営業コンサルを利用するべき企業の特徴

営業コンサルを利用するべき企業の特徴は、次のとおりです。
- 人材育成にかけるリソースが不足している
- 組織内に営業ノウハウが蓄積されていない
- 課題や方針に適した営業手法がわからない
上記の特徴に当てはまる場合は、営業コンサルの利用を前向きに検討しましょう。
人材育成にかけるリソースが不足している
営業コンサルは、人材育成やマネジメント支援も実施しているため、自社のリソースを使わずに営業担当者のスキルアップができます。
経験が豊富なコンサルタントから、アポイントや商談のコツ、新人指導のポイントなどを教育してもらえます。
人材育成にかけるリソースが不足している場合は、外部の専門企業に研修を依頼しましょう。
組織内に営業ノウハウが蓄積されていない
営業コンサルは、業界や市場ニーズに合った営業手法を熟知しており、自社にはない営業ノウハウを豊富に保有しています。
そのため、組織内に営業ノウハウが蓄積されていない企業でも、コンサルタントが保有するノウハウを学習すれば、営業力を強化することが可能です。
自社で時間をかけて試行錯誤の末に営業ノウハウを培うより、営業コンサルを利用すると効率的に組織力を強化できます。
課題や方針に適した営業手法がわからない
営業コンサルは、さまざまな課題や状況に応じた営業手法を熟知しています。
そのため、課題や方針に適した営業手法がわからない場合は、営業コンサルに相談して自社に合った手法を教えてもらいましょう。
また、現状の課題や自社に合う効果的な営業手法が見つからない場合も、営業コンサルの導入がおすすめです。
営業コンサルティングの効果を最大化させるコツ

営業コンサルティングをただ依頼するだけでなく、次のコツを押さえておけば、効果を最大化させられます。
- 営業コンサルタントに依存しない
- コンサルティングを利用する目的や課題を明確化する
- 進捗確認や報連相を徹底する
それぞれのコツを押さえて、自社が求める成果を得ましょう。
営業コンサルタントに依存しない
営業コンサルティングは、あくまで一時的に不足しているノウハウやリソースを補うために利用するものです。
そのため、営業コンサルタントに依存してしまうと、契約終了後に適切な判断ができない状態へ陥ります。
営業コンサルティングの効果を最大化させるには、到達するべき目標地点は自分で設定して、コンサルタントに積極的に意見する積極性が必要です。
コンサルタントと二人三脚で営業戦略の策定や課題の解決に向かって、併走していくマインドがなければ、一時的な効果しか得られません。
コンサルティングを利用する目的や課題を明確化する
「なぜ営業コンサルティングを利用するのか」目的や現状の課題が明確化されていない場合、思いどおりの成果を得られない可能性が高いです。
自分で営業目標を設定して課題解決に向かって尽力する積極性がなければ、営業コンサルタントに依存してしまいます。
また、目的が定まっていないと、どの方針で営業支援するべきかコンサルタントも迷ってしまいます。
主導権は自社で持って、コンサルタントのノウハウやスキルを有効活用できるよう、目的や課題を明確化しておきましょう。
進捗確認や報連相を徹底する
営業コンサルタントに依存せず、サービスの費用対効果を高められているか確認するために、進捗確認や報連相を徹底してください。
方向性が誤っている場合にすぐ修正できれば、余分なコストと時間を費やさずに済みます。
また、コンサルタントのアドバイスをもとに営業活動を行っている場合は、報連相を徹底して「改善するべきポイントはないか」改善点やスキルアップできる箇所がないか確認しましょう。
営業コンサルティングを利用して営業力の底上げを目指そう
自社の営業活動に悩みを抱えている、売上を伸ばしたいと考えているなら、営業コンサルを活用するのがおすすめです。
営業コンサルは営業戦略の相談に乗ってくれるだけでなく、営業手法やツール導入の支援をしてくれます。
営業コンサルを選ぶ際は自社の課題を洗い出し、ニーズに合った企業を選ぶことが大切です。
自社に合った営業コンサルを活用し、営業力の底上げを目指しましょう。
短期的な営業の効率化や即戦力が必要な場合は、営業コンサルではなく営業代行を検討してみましょう。
株式会社soraプロジェクトではテレアポやインサイドセールス代行など、営業代行サービスを提供しています。
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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様に
ターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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