目次
インサイドセールスは業務効率が向上したり営業の属人化を防げたりするなど、ビジネスを成長させるために重要な手法です。
インサイドセールスにセミナーを活用すれば「見込み顧客の獲得」「見込み顧客の育成」などさまざまなメリットが得られます。
しかし、「インサイドセールスにどのようにセミナーを活用したらいいのか分からない」「セミナーの開催方法が分からない」という方もいるでしょう。
本記事では、インサイドセールスでセミナーを開催するメリット、開催する手順を詳しく解説していきます。
インサイドセールスにはセミナーが有効
インサイドセールスには、なぜセミナーが有効なのかを解説していきます。
インサイドセールスについても詳しく解説しますので、まだよく分かっていない方も参考にしてみてください。
インサイドセールスとは
インサイドセールスとは従来の営業とは異なり、相手先を訪問しない内勤型の営業スタイルです。
インサイドセールスで利用するものにはメールや電話、Web会議ツールが挙げられます。
遠隔で営業や見込み顧客の育成を行えるため、効率よくビジネスを拡大できます。
インサイドセールスに関するメリットを詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしましょう。
関連記事:インサイドセールスとは?意味やメリット、指標やツールなど網羅的に解説
インサイドセールスにセミナーが有効な理由
インサイドセールスにセミナーが有効な理由は、成約率が高いリード(見込み顧客)を手に入れられることです。
セミナーに参加する人は自社の製品やサービスに興味があるため、顧客になる可能性が高いと考えられます。
インサイドセールスにセミナーを活用すれば、開催しなければ得られなかった見込み顧客を獲得できるでしょう。
セミナーの開催により見込み顧客を増やせるため、インサイドセールスに積極的に取り入れるのがおすすめです。
リード獲得にはWebセミナー・ウェビナーも活用しよう
セミナーを開催するなら、Webセミナーやウェビナーを活用するのもおすすめです。
Webセミナーやウェビナーを活用すれば、さらに効率的な見込み顧客の獲得が可能です。
場所を押さえて開催するセミナーでは、顧客が会場に足を運ばなければならず、参加人数と地域が限られてしまいます。
しかし、Webセミナーやウェビナーなら会場を押さえる必要なく自社で開催可能です。
会場の大きさに制限されないため、参加人数も増えるでしょう。
また、参加者は会社や自宅など好きな場所から参加できます。
録画した動画を利用すれば、コストを抑えて見込み顧客を獲得することも可能です。
Webセミナーやウェビナーを開催すれば、場所を問わず全世界から見込み顧客を獲得できるため、積極的に活用していくのがおすすめです。
インサイドセールスにセミナーを活用するメリット4つ
インサイドセールスでセミナーを行うメリットは、以下の4つです。
- 見込み客リストを獲得できる
- リードナーチャリングが可能
- Webセミナー・ウェビナーなら世界中が見込み顧客に
- クロージングまでの期間を短縮できる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
見込み客リストを獲得できる
インサイドセールスでセミナーを行えば、見込み顧客のリストを獲得できます。
インサイドセールスは見込み客リストに対して営業を行うため、セミナーから成約率が高い良質な見込み顧客を獲得できれば、成果を高めることが可能です。
セミナーは、自社の製品・サービスに興味のある人が参加するため、質の高い顧客リストを獲得できます。
見込み顧客リストを効率よく獲得できることは、インサイドセールスにセミナーを活用するメリットの1つといえます。
リードナーチャリングが可能
インサイドセールスでセミナーを行えば、リードナーチャリングが可能です。
リードナーチャリングとは、獲得した見込み顧客を育成(購入意欲を高める)して、将来的な受注に繋げるマーケティング手法をいいます。
リードナーチャリングができれば、効率よく「見込み顧客」を「顧客」へと成長させることができるでしょう。
リードナーチャリングを効率よく行えることは、セミナーの大きなメリットです。
関連記事:リードナーチャリングとは?意味と手法をおさらいしてインサイドセールスの基本を再確認
Webセミナー・ウェビナーなら世界中の人が見込み顧客になる
インサイドセールスでセミナー活用すれば、日本だけでなく世界中の人を見込み顧客の対象にすることが可能です。
先述しましたが、Webセミナーやウェビナーは場所を問わず行えます。
つまり、今まで物理的な距離で見込み顧客になり得なかった地方や海外の人や企業を、見込み顧客にできるということです。
世界中の人を対象に行えるWebセミナー・ウェビナーはとても魅力的だといえるでしょう。
クロージングまでの期間を短縮できる
インサイドセールスでセミナーを行えば、クロージングまでの期間を短縮できます。
セミナーに参加する人は自社の製品・サービスに興味を持っているため、必然的にクロージングまでの期間が短くなります。
クロージングまでの期間を短縮できれば、効率的に契約につなげられるでしょう。
クロージングまで時間がかかる顧客が多いなら、積極的にセミナーを活用するのがおすすめです。
インサイドセールスが成功するセミナー開催の手順
インサイドセールスでセミナーを開催する手順は以下の通りです。
- 企画を考える
- コンテンツを作成する
- 映像・音声機器の準備
- 開催方法や通信環境の決定
- 集客を行う
- セミナーの実施
この手順に沿うことでセミナーを開催できるようになります。
企画を考える
インサイドセールスでセミナーを開催するにはまず、企画を考えましょう。
どのようなターゲットへどのような内容のセミナーをして、どうマネタイズするかを考えます。
セミナーにおいて、企画を考えることが最も重要だと言っても過言ではありません。
企画段階で的外れなものだった場合、セミナーは成功しません。
インサイドセールスでセミナーを開催する場合は、入念に企画を考えましょう。
コンテンツを作成する
次に、考えた規格に沿ったコンテンツを作成していきます。
一度作成したコンテンツは使い回す場合もあるため、できるだけ質を高められるように作成することが重要です。
ターゲットがどのような情報を求めているかや、どのような意図でセミナーに参加してくるかを考えましょう。
そうすることで必要なコンテンツが見えてくるはずです。
映像・音声機器の準備
映像・音声機器を準備も大切です。
主に、セミナーで必要な映像・音声機器は以下の通りです。
- 照明
- カメラ
- マイク
インサイドセールスでセミナーを開催するには、映像・音声機器は必須ですので、余裕を持って準備しておきましょう。
また、セミナー当日スムーズに開催できるようあらかじめテストしておくと安心です。
開催方法や通信環境の決定
セミナー参加者が参加しやすい開催方法や通信環境を決めましょう。
Webセミナー・ウェビナーにおすすめの通信サービスは以下の通りです。
- Google Meet
- ZOOM
- Microsoft Teams
「Google Meet」はGoogleアカウントがあれば使えるサービスです。
GmailやGoogleカレンダーなどと連携でき、セキュリティ面が高いのがメリットです。
「Zoom」は、シンプルで分かりやすいため、初めてウェビナーを利用する方におすすめ。
ミーティング中に手書きができるホワイトボード機能や、バーチャル背景なども利用できます。
「Microsoft Teams」は、Microsoftが提供するサービスです。
チャットツールや予定表と組み合わせて使え、ワードやエクセルなどと連携することもできます。
それぞれ特に大きな特徴の違いはありませんが、好みやセミナーの内容・ターゲットに応じて選びましょう。
集客を行う
集客を行い、セミナーの参加者を集めましょう。
セミナーに参加者が来てくれなかったら、見込み顧客の獲得ができません。
そのため、セミナー開催の手順の中でも「集客」は重要なポイントといえるでしょう。
インサイドセールスでセミナーに集客する主な方法は以下の通りです。
- 見込み顧客リストへメール・電話告知
- オウンドメディアで告知
- SNSで告知
- Web広告を配信
- セミナー情報サイトへ掲載
上記を参考にして、自社に合う方法で集客しましょう。
セミナーの実施
セミナーを実施していきます。
企画段階でしっかり考えたセミナーは成功するでしょう。
しかし、企画段階で考えが甘い場合は、思ったよりセミナー参加者が少なかったり、想定ターゲットではない人の参加があったりします。
つまり、インサイドセールスでセミナーを開催して多くのリードを獲得するには、企画を綿密に練る必要があります。
しかし、実際に開催してみないと分からない点があるのも事実です。
セミナーを開催する場合はアンケートなども取り入れつつ、コンテンツの改善を繰り返していくのがおすすめです。
ぜひ、自社のインサイドセールスでセミナーを実施して、多くのリードを獲得しましょう。
インサイドセールスのセミナー成果はツールで最大化が可能
インサイドセールスのセミナーの成果は、ツールを利用することで最大化させることが可能です。
具体的なツールとして、以下の3つを紹介します。
- MAツール
- CRMツール
- SFA
それぞれのツールの特徴や導入のメリットを解説していきます。
ツールの導入にはコストや手間もかかりますが、それ以上の効果も期待できます。
MA(マーケティングオートメーション)ツール
MAツールとは、マーケティングオートメーションの略で、新規顧客獲得におけるマーケティング活動を可視化したり自動化したりするものです。
MAツールを利用すれば、最適なタイミング・最適な方法で見込み顧客にアプローチが可能になります。
関連記事:インサイドセールスに必須なMAツールの機能と活用方法7選!
CRM(顧客管理)ツール
CRMツールは顧客管理ツールです。
具体的には、顧客の個人情報や購入履歴、問い合わせやアンケート結果などを管理します。
CRMツールを利用することで、顧客との良好な関係を構築できます。
関連記事:自社が重視すべきCRMの機能は?顧客との関係性を高めるCRMシステム活用法
SFA(営業支援)ツール
SFAとは、セールス・フォース・オートメーションの略で、営業活動の支援・効率化ができるツールです。
SFAを利用すれば、見込み顧客に関する情報(過去の営業活動履歴や状況)などを記録し、可視化することができます。
属人化しやすい営業活動においても、チームで情報を共有できます。
関連記事:SFAにはどのような機能が搭載されているのか?選び方も解説!
まとめ:インサイドセールスでセミナーを開催して、商談を獲得しよう
セミナーに参加する人は自社の製品やサービスに興味を持っている傾向が高いため、インサイドセールスにセミナーを活用すれば、効率的に見込み顧客を獲得できます。
また、Webセミナーやウェビナーを利用すれば、近くの顧客だけでなく日本中、世界中にいる人や企業を見込み顧客にすることもできるでしょう。
セミナー開催によるリード獲得方法やフォローで困っている方は、ぜひ「soraプロジェクト」にご相談ください。
soraプロジェクトは、BtoBに特化したインサイドセールス代行を行っています。
15年の経験を活かし、会社に合った手法を提案いたします。
興味のある方はぜひ、soraプロジェクトの利用をご検討ください。
投稿者プロフィール
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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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