Twitter広告の種類は?選び方、ターゲティング、注意点を徹底解説

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Twitter広告を出稿しようと考えてはいるものの「種類や選び方がわからない」と二の足を踏んでいる担当者は少なくないでしょう。

ご存じのとおり、Twitterは10代や20代といった若い世代を中心に広く使われているSNSです。Twitterの国内月間アクティブユーザー数は4,500万ともいわれ、Twitter広告を打ち出せば認知度やコンバージョン率の向上を期待できます。

そこで今回の記事では、Twitter広告の種類、目的ごとの選び方、ターゲティング、そして広告の出し方の注意点を網羅的に解説します。

Twitter経由でWeb集客を検討している場合、ぜひ参考にしてください。

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Twitter広告とは

Twitter広告とは、Twitter上のフィードや検索結果で表示させられる広告です。Twitter広告に出稿することで、多くのユーザーの目に留まることとなります。

下記で解説するターゲティングを設定すれば広告を表示させるユーザーを決められます。広告を見たユーザーが「いいね」「リツイート」など、何らかのアクションを起こすと広告は拡散され、露出機会が広がるのが特徴です。

Twitter広告の種類

Twitter広告の種類について解説します。

以前はプロモツイート、プロモアカウント、プロモトレンドの3種類が利用できました。しかし2021年にTwitter広告プロダクトのリブランディングが実施され、現在は5種類から選択できます。

Twitter広告の各種ツール
出典:Twitter広告プロダクトのリブランディングのお知らせ – Twitter

ここでは、現在提供されている以下の5種類のTwitter広告について解説します。

プロモ広告(旧プロモツイート)

出典:広告ヘルプセンター – Twitter

プロモ広告(旧プロモツイート)では、画像や動画などを使って広告を打ち出せます。通常のツイートのように表示されるため、広く認知させたり、既存フォロワーのエンゲージメントを高めたりしたいときに有効です。

広告の下に「プロモーション」である旨表記されますが、ユーザーは通常の投稿と同様に「いいね」や「リツイート」などが可能です。

フォロワー獲得広告(旧プロモアカウント)

フォロワー獲得広告(旧プロモアカウント)とは、自社に興味がありそうなフォローしていないユーザーに「フォロー」をすすめる広告です。表示される場所は、タイムライン、おすすめユーザー欄、検索結果などです。

フォロワー獲得広告も「プロモーション」と表示されるため、ほかのおすすめユーザーとは区別できます。

Twitter Amplify

Twitterタイムラインに表示されている、バリスタがコーヒーを作る様子を捉えたTwitter Amplifyスポンサーシップ広告
出典:オーディエンスの受容度が高い広告フォーマット: Twitter Amplify – Twitter

Twitter Amplifyは、ユーザーがTwitter上で得て閲覧した動画の前後に表示される広告のことです。対象となる動画は、Twitter社公認アカウントが発信するムービーに限られます。

Twitter Amplifyを使うと、ユーザーはCMのように自然に広告を認知できるため、露出度の向上に有効です。

Twitterテイクオーバー(旧プロモトレンド)

トレンドテイクオーバー
出典:テイクオーバー広告 – Twitter

Twitterテイクオーバー(旧プロモトレンド)は、タイムラインや「話題を検索」というタブに表示される広告です。ユーザーにとって発見しやすい場所に表示されるため、認知度拡大に効果的です。

特に、新商品やサービス発表報告などストーリー性を重視したい宣伝活動に利用すると良いでしょう。

Twitterライブ

Twitterライブとは、Twitter上でユーザーとやり取りをしながらライブ配信できる広告です。

リアルタイムでユーザーとコミュニケーションができ、訴求力の高い広告といえます。

Twitter広告で使えるクリエイティブフォーマットの種類

Twitterでプロモ広告を出稿することになったら、クリエイティブフォーマットを選択します。

テキストや画像、動画などフォーマットごとに特徴が異なるので、宣伝したい商品に応じて選びましょう。

テキスト広告

テキスト広告は、文字のみを使った広告です。全角140文字、半角280文字で広告を打てます。

テキストのみで目立たないため、通常のツイートと同じようにフィードに自然に溶け込むのが特徴です。

画像広告

画像広告は、テキストと一緒に1枚の画像を使って出稿できる広告です。画像で視覚的に訴えられるため、テキスト広告よりもユーザーの目を引きやすいでしょう。

推奨される画像サイズは以下の通りです。

  • 1.91:1(横:縦)では800×418ピクセル
  • 1:1では800×800ピクセル

なお、推奨されるファイルサイズは最大5MBとなっています。

動画広告

画像よりも詳細に商品について宣伝できるのが、動画広告です。

推奨されるサイズや形式などは以下の通りです。

  • アスペクト比は16:9(横:縦)or 1:1
  • ファイル形式はMP4 or MOV(GIF画像は不可)
  • ファイルサイズ:最大1GB(30MB以下が推奨)

カルーセル広告

カルーセル広告は、画像や動画など複数のビジュアルを使って宣伝できる広告です。水平方向に6枚まで挿入できます。

画像と動画のサイズなどは、次の通りです。

<画像>

  • アスペクト比 :1.91:1(横:縦) or 1:1
  • 推奨サイズ  :1.91:1は800×418ピクセル、1:1は800×800ピクセル

<動画>

  • アスペクト比 :16:9(横:縦)or 1:1
  • 推奨サイズ  :16:9は800×450ピクセル、1:1は800×800ピクセル

モーメント広告

モーメント広告には、自社アカウントのツイートをまとめられる機能があります。140文字以上のテキストを使って自社についてまとめて宣伝したいとき、効果的です。

Twitter広告で設定できるターゲティングの種類

次に、Twitter広告で設定できるターゲティングの種類を3点解説します。

なお、ターゲティングそのものについては以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

ターゲティングとは?マーケティング戦略で押さえておきたいポイント

テイラードオーディエンス

テイラードオーディエンスでは、何らかのつながりのあるユーザーに対してアプローチできます。テイラードオーディエンスは、以下に挙げられる3種類が利用できます。

  • オーディエンスリスト…Eメールリスト、影響力のあるTwitterユーザーに対してアプローチ
  • ウェブサイト…ウェブサイト訪問者に対してアプローチ
  • モバイルアプリユーザー…アプリユーザーへ広告を表示する方法

デモグラフィック情報のターゲティング

地域、性別、年齢などユーザーの属性情報を利用したターゲティング方法があります。

  • 性別…男性/女性/すべて
  • 年齢…年齢を指定
  • 地域…市区町村で設定も可能
  • 言語…日本語など47の言語から選択
  • デバイス…iOS/Android/デスクトップ、スマホの詳細な機種設定が可能

デモグラフィックターゲティングを自社ターゲットに合わせて設定すれば、広告効果が高まるでしょう。

Twitter広告独自のターゲティング

Twitterの独自機能を活用したターゲティング方法を紹介します。

  • キーワードターゲティング…ツイートや検索をした言葉に基づいたターゲティング
  • ハンドル(フォロワー)ターゲティング…フォロー中のユーザーに基づいたターゲティング
  • 興味関心ターゲティング…ユーザーの反応や行動に基づいたターゲティング
  • 映画とテレビ番組…映画やテレビ番組への反応に基づいたターゲティング
  • イベント…世界中のイベントに関心のあるユーザーへ行うターゲティング
  • 会話…ユーザー同士の会話に基づいたターゲティング

Twitter広告の出し方の注意点

最後に、Twitter広告を出す際の注意点を2点解説します。

広告の参加資格を確認する

まずは、Twitterがサポートしている国や言語であることが前提です。日本や日本語は対象となっているため、国内向けのプロモーションなら問題ありません。

しかし、海外に向けて広告を出稿したいなら、あらかじめ対象国や言語がカバーされているか確認することが大切です。

また、Twitter広告の出稿には一定期間Twitterアカウントを運営している必要があります。新規アカウントの場合は、Twitter広告に登録して掲載完了までの審査に、長期間かかる可能性があるでしょう。

Twitterのプロフィールが不十分である場合も、注意が必要です。画像設定、自己紹介文への適切な記述、URLをリンクするなど、プロフィールの充実化を図りましょう。

さらに、Twitterのアカウントが凍結させられていたり、鍵付きアカウントであったりしても、広告出稿は困難です。必ず有効で公開されたアカウントを使うことが大切です。

以上のようにTwitter広告の出稿には参加資格があるため、事前確認が必要です。

差別的なターゲティングは避ける

Twitter広告では、差別的な発言は禁止されています。国によっては性別、人種、宗教に関する営業活動は厳しく禁止されており、Twitter広告においても例外ではありません。

したがって、Twitter広告で用いるテキスト、画像、動画などに性別や人種、宗教にまつわる差別的な表現やターゲティングが含まれていないか、注意が必要です。

差別的な広告出稿は禁止されているため、あらゆる角度から広告内容についてしっかりと検討しておきましょう。

見込み顧客の獲得ならsoraプロジェクトにご相談ください

Twitter広告の種類には、プロモ広告、フォロワー獲得広告、Twitter Amplify、Twitterテイクオーバー、Twitterライブの5種類があります。目的や広告の内容、ターゲティングに応じて適切な種類を選択しましょう。

Twitter広告を運用することで、多くのユーザーにリーチできリード獲得につながるでしょう。

私たちsoraプロジェクトでは、リード創出やWebマーケティングをお手伝いしています。新たな見込み客を獲得するマーケティング戦略が必要な場合、ぜひご相談ください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。