オンライン展示会向けプラットフォーム14選【2023最新版】

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オンライン展示会は、業務効率化と低コスト化を両立が可能です。
展示会会場は仮想空間に設置でき、設営には最低限の物資とマンパワーのみで開催できます。

オンライン展示会は、新型コロナウイルス感染症をきっかけに必要性が高まり、プラットフォーム市場は急激に広がりました。
一方で、オンライン展示会のプラットフォームが増えたことで、どれがいいのか悩んでいる人も増えたのではないでしょうか?

本記事では、特徴別に14種のオンライン展示会向けプラットフォームを紹介します。

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【高機能】オンライン展示会向けプラットフォーム3選

はじめに紹介するのは、オンライン展示会のプラットフォームの中でも、機能性に優れたサービスです。
機能性に優れたプラットフォームは、業種や開催方式に関わらず、幅広い企業で活用できます。

プラットフォーム1.使い勝手・機能性に優れる「EventHub」

EventHubは、事前登録・チャット・動画配信・商談のほか、データ収集や分析までが可能な統合型プラットフォームです。
視聴環境はWebブラウザ(スマートフォン対応)となっており、ハイブリッド開催も可能。

EventHubは、多機能ながらもシンプルかつコンパクトな画面で管理できるのも魅力です。
主催者は、管理画面に必要な情報を入力するだけでイベント画面を作成でき、リアルでもオンラインでも容易に管理できます。

実績としては「TOKYO GAME SHOW 2020」や建築系展示会の「C-XROSS」などがあり、日本国内だけでなく、海外からの参加者がいたケースもあります。
展示会開催費用は要問合せとなっているため、EventHubの問い合わせページから問い合わせてみてください。

プラットフォーム2.リアルな展示会をオンラインで「ZIKU」

ZIKUは、低予算で展示会を開催したい企業向けの高機能プラットフォームです。
初期費用は50万円(税抜)となっており、専用ソフトのダウンロードも不要。

バーチャル展示場を作成する作業は敷居が高いと感じるかもしれませんが、CG制作に関する作業や知識がなくても作成できるため安心です。
株式会社みずほ銀行といった大手企業や、大阪府といった自治体がZIKUを使ったイベントを開催しているのも大きなポイント。

ZIKUは、信頼に足る実績があり、コストパフォーマンスにも優れたオンライン展示会プラットフォームです。

プラットフォーム3.簡単操作で快適に回遊「そのまま展示会・ショールーム」

そのまま展示会・ショールームは、ソニーグループのSovecが提供しているオンライン展示会プラットフォームです。
高機能な3Dメタバースイベントを手軽に開催できるのは、高い技術力を誇るソニーグループならではの魅力。

アバターは設置できない反面、動作が重くなりにくく、快適かつ簡単に会場を見て回れます。
主催者側と出展側が操作できる管理画面のおもな項目は以下の通り。

主催者側出展側
・来場者数や閲覧数をリアルタイムで確認
・関係者へのメールの一斉配信
・来場者のリスト化
・コンテンツを自由に差し替え可能
・DMによるアプローチ機能

そのまま展示会・ショールームは、高機能かつ確実なプラットフォームでオンライン展示会を開催したい企業向けと言えるでしょう。

【独自機能付き】オンライン展示会向けプラットフォーム9選

独自機能のあるプラットフォームは、機能が特化しているぶん、業種にマッチした展示会を開催しやすいのが魅力です。
本章では、独自機能付きのオンライン展示会プラットフォームを9つ紹介します。

プラットフォーム1.契約期間中は何度でも開催できる「CrowdBooth」

CrowdBoothは、長期間にわたる展示会や、時期・テーマを分けて開催したい企業向けのオンライン展示会プラットフォームです。
月額ライセンスの契約方式で、契約期間中は回数無制限でオンライン展示会を開催できます。

展示会会場は高い臨場感があるのも魅力のひとつ。
来場者は回遊しながら、つぶやきやリアクションができ、まるでその場にいるかのような感覚を得られます。

プラットフォーム2.独自の分析機能が優秀「TradingSquare」

画像引用:TradingSquare公式サイト

TradingSquareは、来場者数5,000人以下の中小規模展示会を開催したい企業向けのプラットフォームです。
2023年4月には、中小企業を対象とした「IT導入補助金2023」の対象ITツールとしても採択されており、低コストでオンライン展示会を開催できます。

TradingSquareは、来場者のニーズ分析・マッチした来場者と出展者の傾向分析など、分析機能が充実しているのが特徴。
展示会で収集されたデータはAIが分析し、レポートとして提供しているため、展示会開催後の営業・マーケティング施策に活用できます。

プラットフォーム3.リード獲得機能が充実「eventos」

画像引用:eventos公式サイト

eventosは、ライブ配信・オンライン・オフラインなど、ハイブリッド展示会の開催が簡単にできるプラットフォームです。
複数のツールを使用が不要なため、シンプルな操作でユーザビリティに優れます。

リード獲得につながる機能として、ブースへのアクセス履歴確認・オンライン商談・マッチングチャットなどがある上に、それらの機能も全てeventosで完結。
eventosは、自社ソリューションのアピールに加え、新規リード獲得数の伸び悩みの解決にもつながります。

プラットフォーム4.オンライン展示会を豊富なノウハウで支える「EXPOLINE」

画像引用:EXPOLINE公式サイト

EXPOLINEは、オンライン展示会開催時のサポート力を重視したい企業向けのプラットフォームです。
サービスを提供する株式会社スプラシアは、50年以上のイベント開催実績を誇る株式会社博展の子会社。

豊富なノウハウを活用したサポート力に期待できるため、トラブル発生時も安心です。
EXPOLINEは、カスタマイズ性が高く、開催目的に応じたフレキシブルな会場構築もできます。

プラットフォーム5.講演のオンデマンド配信も可能「EventIn」

画像引用:EventIn公式サイト

EventInは、オンライン展示会で録画した講演のオンデマンド配信が可能なプラットフォームです。
講演を見逃した顧客もオンデマンド配信があれば、好きなタイミングで閲覧できるため、マッチングのチャンス拡大につながります。

EventInは、一覧性が高いのも魅力。
講演会場・各ブースなどを一画面に表示できるため、参加者の回遊を促せます。

プラットフォーム6.コミュニケーション特化型「Event BASE」

画像引用:EventBASE公式サイト

EventBASEは、規模の大小を問わずに様々なイベントに対応したプラットフォームです。
展示会の構築に必要な機能がオールインワンで備わっており、専門知識がなくても簡単に開催できます。

EventBASEに備わっているコミュニケーション機能は、交流ラウンジ・ランダムマッチング・ブースビデオ通話の3つで、他にはない優れたコミュニケーション力を発揮。
主催側・出展側で管理ページが異なるため、協働開催の展示場を開催したいときも便利です。

プラットフォーム7.高機能&高い没入感「ネクシビ」

画像引用:ネクシビ公式サイト

ネクシビは、デザイン済みの会場でのオンライン展示会を開催可能なプラットフォームです。
会場デザインに自由度がないものの、低コストでの開催が可能。

上位プランの「ネクシビVS」はパノラマ3D空間が使用されており、リアル会場に訪れているかのような没入感があるのが特徴です。
ネクシビは料金も明瞭なため、費用感を掴みやすく、費用対効果の計算も容易です。

プラットフォーム8.展示会での営業活動を最大化「デジ展®」

画像引用:デジ展®公式サイト

デジ展®は、営業活動や商談の効率を最大化し、新たな営業スタイルを実現したプラットフォームです。
デジタルツールに不慣れな人でも簡単に操作できる画面構成で、営業活動に集中できる環境が構築されます。

会場をはじめとしたデザインが豊富で、イベントのジャンルを選ばないのも魅力のひとつ。
BtoB向けの展示会のみならず、ファッションショーのようなBtoCでも活用できます。

プラットフォーム9.短期間で展示会を開催可能「EASYバーチャル・フェア」

EASYバーチャル・フェアは、優れたUI/UXで操作性が優れ、短期間かつ簡単に展示会を開催できるプラットフォームです。
アメリカ発のプラットフォームですが、既に世界36ヶ国の企業で導入された実績があります。

デザインはテンプレートをもとにしてカスタマイズでき、開催に際してのサポート力も備わっています。
EASYバーチャル・フェア は、アプリダウンロード不要でスマートフォンにも対応しているため、オンラインイベントに不慣れな人が多い状況でも利用しやすいでしょう。

【カスタマイズ系】オンライン展示会向けプラットフォーム2選

カスタマイズ性に富んだプラットフォームは、来場者の印象付けがしやすく、展示会の雰囲気を最大限引き出せるのが魅力です。
本章では、カスタマイズ系のオンライン展示会プラットフォームを2つ紹介します。

プラットフォーム1.展示会をノーコードでカスタマイズ「METABOOTH」

META BOOTHは、オンライン会場だからこその自由度を最大限に活用したい企業向けのプラットフォームです。
会場・ブースの形式変更をはじめとして、VRコミュニケーション機能やQRコード読み取り機能などを組み合わせて、オリジナリティ溢れる展示会を開催できます。

オンライン会場の高度なカスタマイズは全てノーコードででき、テキスト・動画・画像などを入力するだけで会場を構築可能。
META BOOTHは、展示会の内容とデザイン性の両方を充実させたいイベントにぴったりです。

プラットフォーム2.カスタマイズ性・展示会運用サポートが充実「Airmesse」

Airmesseは、高いカスタマイズ性と様々なクライアントの要望に応えた豊富なVR制作実績が特徴のプラットフォームです。
ネット上の情報とリアルを連携し、新たな価値を創造できるプラットフォームを目指しています。

Airmesseはチャット・会議・ウェビナーなど、様々なコミュニケーション方式に対応しているほか、MP4・J-ストリームなど幅広い動画にも対応。
出展側は、展示会用に新たな動画ファイルを構築する手間がなく、自社ソリューションの情報発信に注力できます。

オンライン展示会で得た顧客情報を有効活用したい方へ

本記事では、オンライン展示会を開催できるプラットフォームを14種類紹介しました。
オンライン展示会は、新たな商談創出の場として必要性が高まっていますが「展示会営業から商談のチャンスを作るコツは?当日以降の流れも解説」で解説している通り、商談のチャンスを得るにはコツが必要です。

さらに、展示会で得た顧客情報は適切な管理をした上で、営業活動に反映させなければなりません。
当メディアを運営する株式会社soraプロジェクトでは、顧客情報の管理を効率化できるHubSpotを使用した営業支援を行っています。

インサイドセールス代行やテレアポ代行なども提供しておりますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。