- 新規顧客をマーケティングによって増やすにはどうすればよいか?
- 具体的な手法は何か?
- 自社では何を利用すればよいか?
- 上記のように考えている人は多いでしょう。
新規顧客の獲得では、オンラインとオフラインに切り分けて、適切な手段を見出すのが重要です。誤ると費用対効果の低い施策を選択するリスクが生まれます。
そこで本記事ではオンラインとオフライン、それぞれのマーケティング施策を解説します。新規顧客獲得を目指している方は、ぜひご参考にしてください。
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オンラインで新規顧客を獲得するためのマーケティング手法とは
オンラインで新規顧客を獲得するためのマーケティング手法には、さまざまなものがあります。本記事では、代表的なものを9つ取り上げました。
- Web広告
- オウンドメディアマーケティング
- プレスリリース
- SNSマーケティング
- ウェビナー
- 動画マーケティング
- インフルエンサーの活用
- 口コミ収集
- ダイレクトメール
以下では、それぞれの具体的な方法や特徴について解説します。
Web広告|インターネットで自社商材をアピール
オンラインでの新規顧客では、Web広告の運用が第一に考えられるでしょう。オンラインマーケティングでは基本中の基本と言える施策です。
具体的には、以下のような種類があります。
- リスティング広告/サーチエンジンで検索されたときに表示される広告
- ディスプレイ広告/サイトにアクセスした際に表示される広告
- リターゲティング広告/アクセス履歴に基づいて興味があろうと思われる商材をサジェスト
これらはオンラインの新規顧客獲得で欠かせない戦略です。いわゆる「広告運用」であり、パフォーマンスを確認しながら出稿方針を検討します。
オウンドメディアマーケティング|熱狂的ファンを作る
オウンドメディアマーケティングも、新規顧客獲得では重要な手法です。自社のサイトを解説し、読者に対して有益な情報を提供します。
その中で購買意欲を高め、新規顧客として迎え入れるのが最終目的です。
オウンドメディアマーケティングでは、コンテンツが十分にストックされると、半自動的に読者を集め続ける顧客導線となります。また長期的に情報発信するため、熱狂的なファンを作る効果もあります。
プレスリリース|自社商材を広告色なくアピール
プレスリリースを活用するのもよいでしょう。例えばPR TIMESのように、自社やその製品についてニュースとして発信させる方法です。
あくまでも中立的なニュースのような形で発信されるため、広告色なくアピールできるのがポイント。また被リンクを獲得できるため、SEO上有利になるメリットもあります。
SNSマーケティング|Twitterなどを使った顧客獲得戦略
SNSマーケティングも役立ちます。これも現代ではほぼ必須となる施策です。
TwitterやInstagramなどで自社アカウント立ち上げてコンテンツを発信し、ユーザーを楽しませながら自社とその製品をアピールします。
SNSマーケティングの魅力はその拡散力です。リツイートなどの機能によってまだ自社を知らないユーザーへ存在がアピールされるため、新規顧客を獲得しやすくなります。
ウェビナー|離脱率が低く思いを伝えやすい
ウェビナーも新規顧客獲得で幅広く活用されています。
オフラインで行われるセミナーと基本的なやり方は変わりません。参加者にとって魅力的なコンテンツを用意して、最終的には新規顧客獲得を目指します。
ウェビナーの利点として、「離脱率が低い」という点が挙げられます。わざわざ日程と時間を調整して閲覧しているため、モチベーションが高いわけです。
つまり、ウェビナーを通して自社の魅力を十分に伝えられます。ただし「ウェビナーに参加させるまでのハードルが高い」という点に注意してください。
動画マーケティング|コンテンツを楽しませながらナーチャリング
近年では動画マーケティングで新規顧客の獲得を目指すケースも増えています。
最も一般的なのはYouTubeチャンネルの運営です。視聴者に優良なコンテンツを発信しつつ、自社の魅力をアピールし、新しい顧客を獲得します。
動画マーケティングの利点は、発信できる情報量が多いこと。やはりテキストや音声と比較してより詳細な情報を伝えられます。
インフルエンサーの活用|拡散力はある一方で中立性確保が課題
インフルエンサーの活用で新規顧客を獲得する手法は、今や基本戦略と言っても過言ではありません。SNSで注目を集めている人物にPRを依頼し、ユーザーに自社とその製品を露出させるのが基本系です。
インフルエンサーはユーザーから注目と好感を集めており、自社とその製品にも同様の評価が与えられると予測できます。
ただし注意したいのは、ユーザーの一部は「インフルエンサーの発信内容がマーケティングである」と見抜くこと。よってどのように広告色を消して中立性を高めるかが重要です。
またインフルエンサーの立ち振る舞いによっては炎上し、自社まで評判を落とすこともあります。したがってインフルエンサーの選定には相当な慎重さが求められるでしょう。
口コミ収集|良質な口コミで評判を高める
良質な口コミで評判を高めるのもひとつの方法です。消費者からの評価を集めて、自社製品が認められていることをアピールします。いわゆるクチコミマーケティングという手法です。
口コミは自社発信ではないため、情報としての信頼性が高いと認識されやすいのが特徴です。
ただしステルスマーケティングに該当しないように注意してください。ユーザーはこれに対して厳しい評価を下す傾向があり、発覚した場合には大きなダメージとなります。
いわゆる「サクラ」を仕込むのではなく、口コミがリアルである点は意識しなければいけません。
ダイレクトメール|低コストながら一定の効果あり
ダイレクトメールは、低コストながら一定の効果が見込まれる安定した手法です。
獲得したリストに対して一斉にメールを送信し、反応があった相手と商談を持ち、新規顧客として迎え入れます。反応率・開封率は一般的に低いものですが、とにかく実施ハードルの低さから多くの企業にて活用されています。
リストもさほど高価ではないため、コストもかかりづらいのが特徴。ただしステップメールなどの執筆を外注する場合はコストが膨らむため注意してください。
オフラインで新規顧客を獲得するためのマーケティング手法
現代はオンラインでの新規顧客手法が注目されるようになりました。とはいえオフラインでのマーケティングが終焉を迎えたわけではありません。
オンラインでは実現できない顧客接点を持ち続けるためにも、下記のような施策を知っておきましょう。
- 展示会
- セミナー
- OOH広告
- フライヤー配布
- テレアポ
- 新聞雑誌折込
- サンプル提供
- 紹介制度
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
展示会|商材アピールとリスト・名刺の確保
展示会はオフラインの新規顧客獲得において定番ともいえるマーケティング手法です。各種イベントに出展し、自社の存在をアピールします。
認知度を高めることが期待でき、新規顧客流入のチャンスを創出できます。それだけではなく、展示ブースを訪れた人物に直接アプローチできるのもポイントです。
コミュニケーションを取って名刺などを交換できれば、後から営業をかけられます。
ただし、展示会自体には大きなコストとリソースがかかることがデメリットです。また、他社よりも自社を目立たせる企画力も求められます。
OOH広告|地域ビジネスでは常套手段
OOH広告は、自社以外の場所に掲示される広告のこと。いわゆる「看板」が該当します。例えばビルの屋上や駅前の壁、あるいはデジタルサイネージなどに広告を出稿。そのエリアを行き来する人々に自社をアピールすることが可能です。
OOH広告は不特定多数の対象に視認されるため、認知度アップの効果は高くなります。一方で広告費がかかりやすいことが懸念点です。
地域レベルのビジネスでは、広告費が安いものの目立った場所に出稿できるため、基本的な手段として活用されています。
フライヤー配布|チラシでアピールするオーソドックスな手法
フライヤー配布は、チラシなどを発行して自社をアピールする方法です。地域レベルでのビジネスでよく活用されています。
古くからある宣伝方法であり、ユーザーから忌避されづらいのが何より利点です。保管されやすい、コストがかかりづらいといったメリットもあります。
優秀なフライヤーをデザインできる能力が自社にあれば、さらに有用な手法となりえます。
テレアポ|古典的だが実績はある
古くから使われている手法ですが、やはりテレアポは幅広くオフライン上の手法として重要です。短時間で多くの顧客に総当たり的にアプローチできるため、効率の良さがポイント。
また入電してから結果が出るまでの時間も短く、この点も手法として評価されています。
サンプル提供|興味を惹きつけ潜在的顧客を見つけ出す
サンプル提供とは、試供品を無償で渡して使用させる手法です。コストはかかるものの潜在的な顧客を獲得するにはうってつけのやり方。
また提供方法が幅広いのもメリットと言われています。街頭で配布したり、ルート営業時に無償で手渡したりと、さまざまなアプローチが考えられます。
自社にフィットするサンプル提供のスタイルを見つけられれば、安定して顧客を獲得できるようになるでしょう。
まとめ:マーケティングで獲得したリードを成約に導こう
本記事ではオンライン・オフラインに大別して顧客を獲得するマーケティングについて解説しました。手法は数限りなく存在し、またその長所や短所も大きく異なるもの。
オンラインかオフラインかはもちろん、自社にあったアプローチを深く検討しましょう。
ただしマーケティングで獲得した見込み顧客をいかにして成約に導くかが、最終的には重要です。マーケティングでリードを集めるものの。営業が処理しきれないケースも多発しています。
本来の目的は成約であるため、その目的において必要な行動を取ることも意識しましょう。
効果的なマーケティングの方法がわからない場合や、自社のリソースだけでは難しい場合は、外部のパートナーに依頼することも1つの手です。soraプロジェクトは広告やオウンドメディア運用など、さまざまなWebマーケティング施策を伴走型で支援します。
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投稿者プロフィール
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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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