目次
「Zoho Mailの詳細について知りたい」
「Zoho Mailの口コミや評判から導入を検討したい」
当記事はこのような悩みを持つ方に向けて書いています。
顧客へのやり取りや営業など、さまざまなビジネスシーンにおいてメールを利用する機会も多いでしょう。
企業によって独自のメールツールを導入していることもありますが、操作性が難しかったり、多機能で使いこなせなかったりという問題を抱えていることもあるのではないでしょうか。
当記事では、強固なセキュリティで国内外から利用されているメールサービス「Zoho Mail」について詳しく解説します。
詳細や機能、料金プラン、口コミ・評判、導入するメリットまで紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。
なお、株式会社soraプロジェクトでは「SFAの運用が成功した時にやった4つのこと」をまとめた資料を無料で配布していますので併せてチェックしてみてください。
Zoho Mailとは
Zoho Mailは、世界的なサービス展開をしているゾーホージャパン株式会社が運営しているメールサービスです。
全世界で5万社以上に利用されており、暗号化によって守られた強固なセキュリティと利便性が特徴的です。
またビジネスやメール、プロバイダーとして10年以上の実績があるので信頼性も高く安心して利用できます。
2018年からは「対話型AI営業アシスタント」という機能が追加されており、効率良く営業をサポートすることも可能です。
現在ではPCだけでなくスマホ専用のアプリも展開しているため、外出先でも手軽にメールチェックや連絡ができます。
カスタマイズ性にも優れているので自社に合わせた運用をしたい企業にもおすすめです。
Zoho Mailの機能
Zoho Mailはセキュリティや利便性の高さだけでなく、充実した機能面も特徴となっています。
主な機能は以下の通りです。
- 迷惑メールポリシー
- 管理者権限
- ユーザー・グループ管理
- コントロールパネル
- メールの保持とe-Discovery
- データ移行
それぞれの機能に関する特徴を説明するので、ぜひ参考にご覧ください。
迷惑メールポリシー
Zoho Mailでは、迷惑メールポリシー機能によって迷惑メールを認証して正当なメールのみをメールボックスへと送信できます。
メールの認証にはSPFやDKIMなどの検証プロトコルがあり、検証に合格しなかったメールは検疫が行われてユーザーアカウントに配信すべきかを判断します。
迷惑メールと正当なメールはブラックリストとホワイトリストに追加することができるので、必要に応じて分類が可能です。
迷惑メール分類レポートをモニタリングすることで何が不要なのかを判断できるため、効率良く迷惑メールを分けることができます。
管理者権限
Zoho Mailのポリシー機能を使えば、管理者権限によって組織内のアカウントを全て管理できます。
Zoho Mailの管理者権限があれば、以下のような管理をできるようになります。
- メールポリシー:メールの送受信に関するドメイン管理、POP/IMAPクライアントからのアクセス制限、全送信メールのバックアップなど
- ユーザーアカウントの管理:メール送受信の無効化やパスワードを忘れたときのリセットなど
- 役割と権限の設定:各ユーザーの役割、管理者の役割を割り当て
- 監査ログのモニタリング:管理者活動の追跡(カテゴリーや実行した操作、実行期間など)
- IPの制限:信頼できるIPアドレスの追加、IPアドレス範囲外からのアクセス防止
- 組織の設定:免責条項の設定、汎用アドレスの設定、組織全体に関する通知用アドレス設定など
管理者権限がなければユーザーが自由に変更を加えられるので、知らないうちにメールチェックを忘れていたというトラブルになりかねません。
Zoho Mailの管理者権限を利用すればメールやユーザーを自由に設定できるので、必要に応じて適切な変更を加えられます。
ユーザー・グループ管理
Zoho Mailを利用すれば組織内のユーザーやグループを管理できます。
ユーザーの追加をはじめ複数メールアドレスの作成、パスワードリセット、メール転送など作業効率を向上させる機能が豊富にあります。
またユーザーごとにメールの定型文を設定できるので、デスクの不在時や休暇時でもクライアントへ自動的に返答可能です。
グループに関しては公開、組織、個人、管理者介在の4つに分類できるため、チャネルの要件に応じて最適なグループに分類できます。
グループごとに必要な数のモデレーターを選定できるので、各ユーザーに役割を割り当てることもできます。
セキュリティ
Zoho Mailでは、S/MIMEメッセージ暗号化によって保存時や転送時にも安全に利用できます。
またアカウントがログインするときには2段階認証となっているので、Zohoが生成するOTPを自身のパスワードと組み合わせることで外部からのアクセスを防止可能です。
ほかにも「シングルサインオン」や「OAuth 2.0」といった鉄壁の認証プロセスが組み込まれているのでフィッシング攻撃から徹底的に守れます。
いつもと違うアクティビティを発見したときにはユーザーと管理者に通知してくれるため、アカウントのセキュリティを強化できます。
メールの保持とe-Discovery
Zoho Mailでは企業の基準に準拠し、潜在的な訴訟や証拠の改ざん、知的財産の窃盗から保護できます。
Zoho Mailにはe-Discoveryという機能があるため、必要に応じてデータを追跡、保持、検索、発見できます。
また重要性の高いメールを無制限期間で保護できるので、間違って削除してしまう心配もありません。
データ移行
Zoho MailにあるPOP/IMAP移行ウィザードやExchange移行ウィザードを使うことで全てのデータを簡単に移行できます。
以前使用していたメールサービスのプロバイダからZoho Mailにデータ移行することもできるので、大切なデータをなくしてしまうこともありません。
Zoho Mailの料金プラン
Zoho Mailでは、以下の3つの料金プランを用意しています。
プラン名 | 料金 |
---|---|
MIL LITE | 月額120円/ユーザー/5〜10GB |
WORKPLACE | 月額360円/ユーザー |
MAIL PREMIUM | 月額480円/ユーザー/50GB |
利用するプランによって使えるサービスや容量が異なります。
上記料金プラン以外にも組織内のユーザーに合わせてさまざまなプランを組み合わせることもできます。
大企業向けのカスタムプランも用意しているため、お問合せから一度相談してみると良いでしょう。
最大5ユーザーなら永久に無料で使えるので、まずは少数規模ではじめてみたい方にもおすすめです。
Zoho Mailの口コミ・評判
Zoho Mailには良い意見もあれば悪い意見もあります。
こちらでは、実際にZoho Mailを利用した方の口コミや評判を他社サイトからまとめてみました。
さまざまな意見を参考にしながら利用すべきかをぜひ検討してみてください。
Zoho Mailの良い口コミ・評判
Zoho Mailの良い口コミ・評判には以下のような意見がありました。
PCだけでなくスマホからも手軽にメールチェックができるの便利でした。デザイン性もシンプルなので見やすく、リマインド機能やカレンダーとも同期できるので活用の幅が広いです。
Googleの代表的なメールアプリにGmailがありますが、安定感と安全性を考えたときにはZoho Mailのほうが良いと思いました。各ユーザーやグループも分類できるので、大規模なメンバーを管理したいときにも最適でした。
Zoho Mailの悪い口コミ・評判
Zoho Mailの悪い口コミ・評判には以下のような意見がありました。
世界的に展開されているツールだけあって一部日本語がおかしい部分がありました。
また知名度が低くナレッジも少ないので、日本で需要を増やすためには改善が必要だと思います。
機能やサービス面には大変満足していますが、まだまだ国内では知名度がないので他社にメールサービスを紹介するときに知らないことが多いです。そのためもう少し世間に認知されるよう宣伝にも力を入れてほしいと感じました。
多機能なところは魅力ですが画面が散らかりやすいので、個人的にはもう少し整理したほうが使いやすいと思いました。
また一部日本語がおかしい部分があったので今後の改善に期待しています。
Zoho Mailを導入する3つのメリット
Zoho Mailを導入することで以下のような3つのメリットを得られます。
- リモートワークに利用できる
- カスタマーサービスが充実
- 独自ドメインでメールできる
それでは順番に説明していきます。
1. リモートワークに利用できる
近年コロナウイルスの流行からリモートワークを導入する企業も増えましたが、組織内の管理がうまくできないことを課題にしていることも多いものです。
Zoho MailならPCやスマホから組織内のユーザーやグループをまとめて管理できるので、自宅や外出先などのリモートワークにも最適です。
またカレンダーやアドレス帳と同期できるため、高い利便性で作業効率も向上します。
状況に合わせて柔軟な使い方ができる点は良いメリットです。
2. カスタマーサービスが充実
Zoho Mailは使い方や機能に関する問題を解決するためにカスタマーサービスが用意されています。
24時間365日対応のサポートが用意されているので、フォームやメール、電話からいつでもお問合せできます。
また公式ページにはよくある質問やガイドも用意されているため、わからないことがあればページからチェック可能です。
すぐに解決したい問題に対処できる点は大きなメリットです。
3. 独自ドメインでメールできる
Zoho Mailでは独自ドメインを利用できるので、企業名や商品・サービス名を使ったドメインでメールを送信できます。
独自ドメインを使うことで顧客からの信頼性を高められるので、知名度を上げたいときにも役立ちます。
1つのドメインで複数のメールアカウントを管理できるため、ほかの部署や従業員でも同じドメインのアドレスを使用可能です。
自社のブランドイメージを高めて営業ができる点はメリットです。
評判からわかるZoho Mailがおすすめの企業
最後に前述で紹介した口コミ・評判から、どのような企業にZoho Mailの導入が向いているのかを紹介します。
使い道や活用方法についても説明するので、ぜひ参考にご覧ください。
IT企業
エンジニアやデザイナー、WebディレクターなどIT企業にはさまざまな職種がいるので管理体制を整理することが大変です。
ときにはクライアントや全部署への共有事項も送らないといけないこともあるため、Zoho Mailによってユーザーやグループをまとめれば組織内で管理が簡単になります。
プロジェクトの変更事項があったときにも情報共有ができるので、チェック漏れをなくしながらスムーズに作業を進められます。
リモートワークが進むIT企業では高い利便性を発揮するのでおすすめです。
コンサルティング企業
企業の売上アップや施策内容をアドバイスするコンサルティング企業では、クライアントとメールによってやり取りをすることも多いでしょう。
Zoho Mailなら強固なセキュリティによってメールを保護できるため、クライアントとの大切な情報を漏洩させず安全に管理できます。
またスマホのアプリをインストールすることで、外出先からもメールをチェックできるは便利です。
クライアントとの信用が第一となるコンサルティング企業でも安全にメール管理ができます。
広報・PR企業
さまざまな部署を横断してプロジェクトを進める広報・PR企業では、作業効率を向上させるためにメール管理ツールを導入している企業も少なくはありません。
クライアントや部署とのやり取りをするためにはメールが必要となるので、Zoho Mailによってまとめれば大切なやり取りを保護しながらスムーズにメールを送受信できます。
独自ドメインを利用することで企業名や商品・サービス名の認知度を向上させることもできるため、新規顧客の獲得を目指したいときにも最適です。
Zoho Mailは良い評判も多い!メール管理に活用してみよう
今回は、Zoho Mailの詳細や機能、料金プラン、口コミ・評判、導入するメリットについて詳しく解説しました。
Zoho Mailは世界的に展開されており多くの企業に利用されているため、国内外問わず使える便利なメールサービスです。
また暗号化によって守られたセキュリティと高い利便性が特徴なので、大手企業から中小企業まで活用できるところも多いでしょう。
ぜひ当記事で紹介した口コミや評判から導入を考えている方は、ぜひ一度お問合せください。
投稿者プロフィール
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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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メールサービスに慣れている人なら抵抗なく使えるので良いと思います。企業向けに考えられたサービスが充実しているので作業効率を向上させたいときのも役立ちました。