アポイント獲得につながるテレアポリスト作成ツール7選!選定のコツも解説

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テレアポは新規顧客の開拓に効果的ですが、商談につながる可能性は必ずしも高いとは言えません。
そこで、テレアポからの商談化率を上げるため欠かせないのが「テレアポリスト」。
テレアポリストは見込み顧客の情報を収集して作成し、アポイント獲得に向けて1件1件架電していくのが一般的です。

しかし、「自社保有の顧客情報が少ない」「情報を集める時間がない」「どのような情報が必要か分からない」などの理由で、テレアポリストの作成が進んでいない企業も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのテレアポリスト作成ツールをご紹介します。
作成ツール選定時の比較ポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、株式会社soraプロジェクトでは「テレアポの評価基準設定と改善方法」を無料で配布していますので併せてチェックしてみてください。

テレアポリストの役割や必要性とは

テレアポリストは、効率的にテレアポを行うために必要です。
テレアポリストの主な役割は以下の通り。

  • 重複アプローチを回避する
  • 事前に基本的な顧客情報を把握する
  • 進捗状況や顧客ニーズなどの情報を記録・共有する

同じ顧客に何度もアプローチしてしまったり、ニーズのない顧客にアプローチしてしまったりという無駄を排除できるのも大きなメリットです。
また、複数人でテレアポをしている場合は、進捗状況をスムーズに共有するのも大切なポイント。
記録した情報をもとにテレアポリストを更新すれば、どんどんリストの精度も高まっていくでしょう。

テレアポリスト作成ツールの活用例

テレアポは商談化率があまり高くないため、数多く架電したり、効率的にアプローチしたり、精度の高いリストを作成したりといった工夫が必要です。
自社の力だけで作成しようとすると、調査や集約に時間がかかってしまい、非効率になってしまうこともあります。

そこで役立つのがテレアポリストの作成ツールです。
テレアポリスト作成ツールは数多く登場しているので、どのように活用したいかによって選ぶのがおすすめ。
ここでは、テレアポリスト作成ツールの活用例を3つ紹介します。
どの活用方法が自社に適しているかを考えながら、チェックしてみてください。

1.低コストで大量のリストを作成する

「テレアポ作成にコストをかけたくない」「とにかく多くの顧客にアプローチしたい」という場合におすすめの活用例です。
保有情報が多く、利用料が安い作成ツールを活用すると、コストを抑えて大量のリスト作成ができます。

自社で大量の情報を集めようと思うと膨大な時間を要するうえに、多くの人件費がかかってしまいます。
作成ツールを活用すれば、時間もコストもかけずに簡単に大量のリストを得られるのがメリットです。

しかし、このパターンの作成ツールでは多くの場合、業種・エリアなどの基本的な絞り込みしかできないことがデメリットです。
精度の高いリストを作成したい場合にはあまり向かないでしょう。
まずは情報を集めてから自社で精査していくという場合に適している活用例です。

2.条件を絞り込んで精度の高いリストを作成する

「事前に情報を精査したうえでリストを作成したい」「数は多くなくて良いから精度の高い情報を得たい」という場合も、テレアポリスト作成ツールが役立ちます。
商材にあわせてニーズにマッチした顧客情報のみをリスト化できるので、テレアポの獲得率も高まるでしょう。

「市況分析機能」を搭載している作成ツールであれば、自動で最新情報にアップデートされているので「情報が古い」という心配もありません。
膨大なデータベースをもとに、資本金、従業員規模、テレワーク実施有無、求人内容、イベント参加有無などユニークな条件の絞り込みも可能。
条件をかけ合わせて絞り込むことで、さらに精度の高いリストを作成できます。

ニッチな商材を取り扱っている企業や、ピンポイントでアプローチしたい企業におすすめの活用例です。

3.リスト作成とあわせてアプローチも行う

より効率化を求める企業の場合は、テレアポリスト作成とあわせてアプローチまで任せられる作成ツールもおすすめです。

自社でテレアポリストを作成する場合、情報収集→情報精査→リスト整理→アプローチといったプロセスを踏む必要があるので時間がかかってしまいます。
しかし、テレアポリスト作成ツールによっては、作成したテレアポリストからそのまま自動でメールやフォーム送信することが可能です。
メール文のテンプレートが用意されているケースもあるので、アプローチの時間を削減したい企業に適しています。

リスト作成からアプローチ、効果測定までを一貫して行いたい企業におすすめの活用例です。

おすすめのテレアポ作成ツール7選

近年多くのテレアポリスト作成ツールが登場しているため、作成ツールを比較するのにも時間がかかってしまいます。

ここでは、おすすめのテレアポ作成ツールを7つご紹介。
どのような活用をしたい企業におすすめかも解説するので、ぜひチェックしてみてください。

コストを抑えたいなら「セールスリスト」

「セールスリスト」は、コストを抑えてテレアポリストを作成したい企業におすすめの作成ツールです。
低コストながら、最新の企業情報を数多く保有しているのがうれしいポイント。
リアルタイムで情報を集めたい企業に適しています。

特徴・初期費用がかからない
・追加料金不要の使いたい放題
・操作がシンプルで誰でも使いやすい
・インターネット上の最新情報を保有している
・業種や所在地で絞り込みできる
リスト数100万件以上
価格月額6,800円

アプローチも行いたいなら「APOLLO SALES」

テレアポリスト作成とあわせてアプローチも行えるのが魅力の「APOLLO SALES」。
リスト作成と同じシステムから、フォーム・メール営業も行えるのがメリットです。
テレアポリスト作成からアプローチまで一貫して行えるので、時間や人件費を抑えたい企業に適しています。

特徴・フォーム・メール営業も行える
・アプローチ結果の効果測定もできる
・既存のテレアポリストもインポート可能
・見やすくて使いやすいインターフェースを採用
・1,000社以上の企業が導入
リスト数150万件以上
価格・月額 数万円〜(詳細は要問い合わせ)
・フォーム・メール営業は1通5.8円〜

精度の高いリスト作成なら「Leadle」

豊富な求人データをもとにセグメントを行っている「Leadle」では、ユニークな絞り込み検索が可能です。
インターネット上の基本的な企業情報のほか、求人数、平均給与、出稿予算を可視化できるのが大きな特徴。
さまざまな角度でマーケットリサーチしたい企業に適しています。

特徴・累計1億件の豊富な求人データを保有している
・蓄積データをもとに推計した独自データを保有している
・求人ニーズの高い企業のリストアップが可能
・約1分でリストアップできる
・無料トライアルあり
リスト数要問い合わせ
価格要問い合わせ

営業の効率化を優先するなら「FORCAS」

簡単に顧客の傾向を分析してリストアップできるので、営業活動の効率化に適している「FORCAS」。
表面上の情報だけでなく、しっかりとリサーチされた情報を保有しているため、質の高いリストを作成できます。
人手不足で困っている企業や、生産性向上に力を入れている企業におすすめです。

特徴・増収増益や採用傾向などの豊富な条件で絞り込みできる
・既存の顧客リストをインポートできる
・「顧客分析機能」で受注確度の高い企業の傾向を可視化できる
・顧客情報の表記ゆれや重複を解消できる
・Salesforceと連携可能
・オンラインデモあり
リスト数約150万社
価格要問い合わせ

短時間でリストを作りたいなら「B-HACK LIST」

「営業リストを10秒で作成できる」と謳っており、短時間でサッとリストを作成したい企業におすすめの「B-HACK LIST」。
10項目以上の条件から絞り込みでき、さまざまな業種や商材にあわせたテレアポリストの作成が可能です。
フォーム営業や流入企業分析にも対応しているので、短時間でリスト作成からアプローチまで行いたい企業に適しています。

特徴・信用調査会社と連携している
・部署直通の電話番号も抽出可能
・全26項目のリスト情報を保有
・既存顧客の受注リストを分析して高確度の企業リストを作成可能
・無料プランあり
・無料トライアルあり
リスト数160万社以上
価格・無料プラン
・ライトプラン(初期費用50,000円、月額30,000円)
・スタンダードプラン(初期費用50,000円、月額50,000円)
・ビジネスプラン(初期費用50,000円、月額80,000円)
・プレミアムプラン(初期費用50,000円、月額100,000円)

豊富な料金プランから選びたいなら「Musubu」

企業規模や作成したいリスト数にあわせてプランを選べるのが魅力の「Musubu」。
初期費用なしで短期間からでも使えるので、「まずは試しに使ってみたい」という企業にもおすすめです。
フリープランもあるので、使い勝手を試してから課金できるのもうれしいポイント。
必要な機能に絞って活用したい企業に適しています。

特徴・データアナリストによるチェック済みの情報を提供
・業種や企業規模、求人情報などから絞り込み可能
・過去取引のない営業先のみ抽出可能
・過去の営業活動分析により相性の良い見込み顧客を提案
・メール一斉配信と効果測定もできる
・営業活動の進捗を可視化できる
・初期費用0円
リスト数140万社以上
価格・フリープラン
・3ヶ月プラン(月額55,000円)
・6ヶ月プラン(月額50,000円)
・12ヶ月プラン(月額45,000円)
・単月スモールプラン(月額60,000円)
・単月ミディアムプラン(月額120,000円)
・単月ラージプラン(月額330,000円)

無料でリストを作成したいなら「FUMA」

すべての機能を無料で利用できる「FUMA」は、テレアポリスト作成に時間やコストを大幅に削減できるツールです。
業種や地域、業績などの基本的な項目での条件絞り込みも可能。
ログインも不要なので、サッとテレアポリストを作成したい企業におすすめです。

特徴・利用料無料、ログイン不要
・システム上でリストを確認可能
・CSVデータ抽出できる有料オプションあり
・条件を組み合わせて絞り込み可能
リスト数約160万社
価格無料

【番外編】アポ獲得を重視するならテレアポ代行会社もおすすめ

商談のアポイント獲得を重視するなら、テレアポ代行会社への依頼もおすすめです。
企業リストの作成からテレアポ、アポイント調整まで任せられるのがメリット。
営業人材が不足して困っている企業や、テレアポの時間を削減したい企業にぴったりです。

アポイント獲得までを任せられるので、自社ではアポイント獲得後の営業・提案に人員や時間をしっかりと確保できるのが魅力のひとつ。
アポイントに関する教育などにかかる時間やコストも削減できます。

テレアポ代行会社はテレアポのプロが多く在籍しているのもうれしいポイントです。
自社で1件1件テレアポを行うよりも、結果的に時間もコストも抑えられることも多いでしょう。

テレアポリスト作成ツール選定時の比較ポイント

複数のテレアポ作成ツールを比較することで、より自社に合ったツールに出会える可能性が高まります。

ここでは、テレアポリスト作成ツール選定時の比較ポイントを解説。
ぜひ、テレアポ作成ツールを比較する際の参考にしてみてください。

用途や目的に合っているか

まずは、用途や目的に適したツールかどうかを確認しましょう。

例えば、「より多くの情報を集めたい」という目的の場合、アプローチしたい業種やエリア、規模の企業情報をどのくらい保有しているかが重要になります。
保有データ数が多く記載されていても、自社がほしい情報に絞ると少なくなる可能性もあるので注意が必要です。
もし公式ホームページなどで数が分からない場合は、直接問い合わせてみるのもよいでしょう。

また、「コストを抑えたい、削減したい」という場合には、現在かかっているコストを明確にしたうえで選定することも大切。
自社の現状を明確にしたうえで予算を決めて、予算にあったツールを選ぶのがおすすめです。

必要な業界に強いか

アプローチしたい業界の情報に強いツールかも確認しましょう。

作成ツールによっては「データ分析による独自の情報を保有」と謳っているものもありますが、アプローチしたい業界の情報が少なければ意味がありません。
また、受注リストから受注しやすい顧客の傾向を分析する機能に関しては、対象業界の分析力が備わっているかも確認しましょう。
作成ツールの提供会社に直接問い合わせるか、導入企業から予測するのもひとつの方法です。

導入してから「ほしいデータが揃っていない」「思ったよりもリストアップ数が少なかった」とならないよう、事前に確認しておきましょう。

誰でも簡単に使いやすいか

複数人で管理する場合は特に、誰でも簡単に使いやすい作成ツールを導入するのがおすすめです。
使いにくいインターフェースの場合、作成ツールの使い方をレクチャーする必要があり、教育に時間やコストがかかってしまいます。
使いたいときに使いたい人がすぐ使えるよう、なるべくシンプルなツールを導入すると良いでしょう。

無料トライアルや無料プランがあるツールなら、課金前に使い勝手を確認できるのでおすすめです。
まずは使ってみてから、必要な機能に応じて有料プランにアップグレードしてみてください。

まとめ:テレアポ代行なら株式会社soraプロジェクトにお任せ

テレアポの成功率を高めるためには、質の高いテレアポリストの作成が欠かせません。
テレアポリスト作成ツールを活用すれば、簡単にテレアポリストが作成でき、時間やコストを削減できるのがメリットです。

アポイント獲得率を高めたいなら、テレアポ代行会社への依頼も検討してみましょう。
株式会社soraプロジェクトは、法人営業専門のテレアポ代行会社です。
業歴16年の実績と324万件のテレアポデータをもとに、確度の高いアポイントを提供できるのが大きなメリット。
保有している800万社の中からターゲットにあわせたリストを作成し、商材の特徴にあわせた質の高いテレアポを実施します。

テレアポリスト作成ツールも提供しているので、気になる方はぜひ気軽にお問い合わせください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。