目次

近年では、副業で収入を増やしたり、パラレルキャリアに挑戦してさまざまな仕事の経験を積んだりする人が増えてきました。
将来的な起業や独立を目指して、興味のある職種で副業を始める人もいます。
営業代行も、副業でできる仕事の一つです。
本業でセールス経験があればそれを活かして、営業支援を求めているクライアントと取引ができます。
営業代行の副業に興味があるなら、仕事の内容や始める手順を知っておきましょう。
注意点も解説しますので、これから始めたい方は参考にしてみてください。
なお、株式会社soraプロジェクトでは営業代行の基礎をまとめた資料「マーケ・営業・IS担当者必見!はじめての営業代行」を無料で配布しています。
営業代行の種類と仕事内容

営業代行の仕事は、主に新規開拓です。
テレアポ(インサイドセールス)でアポイントを取る仕事から、商談をして契約を結ぶ仕事までさまざまな範囲を請け負います。
営業代行の仕事を探す場合は、まずはフルリモートが可能で在宅勤務できる案件を狙うと、時間を確保しやすくおすすめです。
ここでは一例として、インサイドセールス、フィールドセールス、リファラル営業の3つに分けて解説します。
インサイドセールス・電話営業
インサイドセールスでは、顧客と直接対面せずに電話やオンラインを通じて営業を行います。
代表的なのはテレアポやメールを使った営業ですが、最近ではメールやチャットツールを併用し、オンライン商談へとつなげるケースも増えており、在宅勤務で対応できる案件も多いです。
例えば、案件先から渡された企業リストに対し、「週〇〇件の架電数(またはアポ取得率)を目指してください」といった案件があります。
時間や場所の融通が利きやすい反面、レスポンスの速さや口頭での説明能力がより重要となる業務です。
フィールドセールス・成約代行
フィールドセールスでは、実際に顧客先へ訪問(対面)し、商談から契約までを担う営業代行です。
そのため、交渉から契約締結に至るまでのプロセスを一貫して請け負います。
例えば、展示会で専門知識を持った代行者(あなた)がバイヤーとの商談を代行し、場合によっては契約につなげるまでを代行します。
訪問営業はもちろん、展示会などでの交渉・プレゼンテーション・デモ(実演)なども行うため、副業として考えると移動時間やスケジュールの調整など負担が大きい業務です。
高度な知識と幅広いプレゼン能力、そして長い拘束時間を必要としますが、成約時の報酬は高めのケースが多い業務です。
リファラル営業
リファラル営業は、自身が培った人脈を活かして顧客を紹介するスタイルの営業代行です。
例えば、ITサービス企業に対して、IT化に課題を抱える知人の会社を紹介するなど、双方を仲立ちする形で営業業務を代行します。
比較的始めやすい業務ですが、成果は人脈の数や質に依存し、無理な紹介は信頼を損ねるリスクもあるため、ハードルは高めです。
本業の中で様々な人脈を形成しているならばお互いWin-Winを築ける”割の良い副業”と言えます。
営業代行の主な報酬のパターン

営業代行を請け負うなら、どのような報酬体系で仕事を受けたいかも最初にイメージしておきましょう。
例えばテレアポならば、「アポイント1件〇〇円」といった成果報酬がメインです。
成約にまで至った場合は高報酬が期待でき、実績にもなります。
中には月額固定報酬の案件もありますが、多くは代行会社やフリーランス向けの契約のため、副業で始めるときは成果報酬が基本と考えておきましょう。
成果報酬型
成果報酬型は、実際に成果が出た分だけ報酬が支払われる報酬形態です。
よくあるものとしては「アポイント1件につき◯◯円」や「成約1件ごとに売上の◯%」といった報酬形態が一般的です。
成果と報酬の関係が目に見えてわかるため、副業で営業代行を行う場合最もよく使われます。
長期の信頼関係や実績を積み上げる上でも、まずは成果報酬型で数をこなすことを意識しましょう。
固定報酬型
固定報酬型は、「月◯◯万円でインサイドセールスを代行」のように、月額や週単位で一定額が支払われる報酬形態です。
固定報酬は成果に関わらず収入が見込めるため安心感がありますが、その分責任範囲や稼働量が増える傾向があり、案件元との信頼関係やセルフマネジメント力が重要視されます。
そのため、副業というイメージの範囲を超えフリーランスのような立場での業務が多くなります。
複合報酬型
複合報酬型は、固定報酬と成果報酬を組み合わせた報酬形態です。
例えば「月5万円+成約1件につき◯円」のような契約で、一定のベース収入を確保しつつ成果でインセンティブの上乗せを狙える点がメリットです。
クライアントにとってもリスク分散しつつ長期での信頼関係を築きやすく、フリーランスのモチベーションアップにもつながるため、最近増えてきている報酬形態です。
営業代行副業の報酬相場

ここでは、よくある業務の相場と委託するうえでの注意点、報酬交渉のポイントについて紹介します。
ただ、営業代行の報酬相場は取り扱う商材によって大きく変動することは覚えておきましょう。
高度な技術と専門知識を必要とするような商材では、単価が数倍に跳ね上がるケースも存在します。
成果報酬型の報酬率目安
業種によりますが、一般的には以下のような相場になります。
| 単価基準 | 1件あたりの報酬目安 |
| アポイント数 | 1~3万円程度 |
| 成約数 | 5〜20万円 ※商材によって大きく変動 |
また、成功報酬が”売上割合”の場合はクライアント企業が求める”営業の代行価値”によってかなり大きく変動します。
例えば、いち早く顧客を掴みたいスタートアップ企業や営業コストを外注して商品開発に注力したい企業では、売上の30~50%といった報酬を用意することもよくあります。
固定報酬型の単価設定
固定報酬型は信頼関係と責任の重さによって単価の設定が変わります。
例えばフルコミットならば、月額50~60万円もよくありますが、副業で行うならば現実的ではありません。
限られた時間での副業ならば、月5〜15万円程度、あるいは時給2,500〜4,000円で契約時間をあらかじめ定めるケースが多いです。
ただ、固定報酬型の案件では信頼関係や”専門技術料”が価格に転嫁されやすく、案件次第で相場は大きく変動します。
商材に必要な知識量、これまでの実績、成果の見込み度合い、副業に使える時間。
様々な要因や裁量を勘案して、その報酬に自分が納得できるかどうかを見極めましょう。
複合報酬型のメリット
複合報酬型は、固定報酬と成果報酬を組み合わせることで、長期的な安定と成果に応じたインセンティブの両立を図れる報酬形態です。
固定報酬型に比べて拘束リスクが軽く、成果報酬型にありがちな「今月は収入がゼロだった」という不安も避けられます。
成果とコストのバランスが取りやすい点が大きなメリットであり、加えて依頼側・代行側の双方が長期的な関係を築きやすい点も魅力です。
業務委託契約での注意点
副業であっても、報酬を含む業務契約の中身を正しく理解しておかなくてはいけません。
特に気をつけるべき注意点を以下にまとめましたので、参考にしてください。
- 契約形態としては「業務委託」であり、雇用契約ではない。企業側は指揮命令権を持たないが、契約に含まれない諸費用は払われないこと。
- 給与・福利厚生・交通費などの経費を報酬に含めるのかどうか、別途請求可能かを契約時によく確認しましょう。
- 成果の定義(アポイント何件につき〇円など)を明確にし、何を成果と計測するのか(担当者との面談約束を取り付けたら1件など)を書面にて確認すること。
- 契約条件の細部で、思わぬコストや義務が発生することを想定しておくこと。
- よくあるのは営業用ツールの初期費用や、報告に必要なレポート作成時間など
報酬交渉のポイント
実績の積み重ねや業務負担量増加などで、報酬交渉を行いたい場合は、報酬金額や自身の売り込みはもちろん以下のポイントに気を配りましょう。
- 根拠を示すこと
- 最も大事なのは、報酬に対する根拠を示すことです。
- 経験・実績・商材の難易度などを整理し、「この仕事にはこのぐらいの報酬を希望します」という根拠を準備しておきましょう。
- 範囲を明確にすること(固定報酬型)
- 特に、固定報酬型では稼働量や業務内容をはっきり決める事が重要です。
- 成果報酬でも、契約した業務範囲を逸脱していないか整理しておきましょう。
- 支払い条件を確認(成果報酬型)
- 特に成果報酬型では「何を持って成果とするか」によって大きく報酬が変動します。
- バランスを取ること(複合型)
- 複合型ならば固定報酬・成果報酬・業務量の割合が交渉の主軸となりやすいです。前もって自分の希望する報酬と業務量のバランスをイメージしておきましょう。
- 契約条件を確認
- 「契約期間や解約条項が明確かどうか」を確認しておくだけでもリスクを避けられます。
営業代行副業に必要なスキルと資格

実際に現場ではどのようなスキルが求められるのでしょうか。
営業代行の副業を行う際に、取得しておくと有利になるスキルや資格を、活かせる業務内容とともに整理します。
営業経験者が活かせる専門スキル
営業経験者ならば、身につけた得意分野を活かすべきです。
以下に代表的な専門スキルを5つに整理してみましたので、自分はどれを得意としているかぜひ参考にしてみてください。
| 専門スキル | 活かせる場面 | 具体的な強み |
| 業界知識・商材に関する専門知識 | 新規開拓、フィールドセールス | 商談時に相手と同じ目線・専門用語で会話でき、信頼を得やすい |
| ソリューション営業経験 | 課題解決型提案、コンサル営業 | 顧客課題をヒアリングし、自身の事例や知識を引き出して提案できる |
| ネゴシエーション能力・提案型プレゼン経験 | 成約交渉、提案プレゼン | 資料作成や説明力で商材価値を伝え、説得力あるクロージングが可能 |
| 傾聴・アクティブリスニング | インサイドセールス、初回商談 | 相手の課題や要望を引き出し、次の提案や商談につなげる |
| 数値管理・分析力 | 営業戦略立案、進捗管理 | KPIや達成率を客観的に把握し、改善策を打てる |
副業で身につけるべきデジタルスキル
昨今の営業業務は、デジタルツールを使いこなせることが必須要件となりました。
営業代行をこなしながらでも良いのでぜひデジタルスキルを身につけることをおすすめします。
よく利用されるツールとしては以下のようなものがあります。
- CRM/SFAツール
- 特に見込み客管理、進捗トラッキングなどの基本操作をスムーズに扱えれば、代行業務も円滑に回ります。
- オンライン商談ツール(Zoom、Teams等)
- 特に画面共有・資料共有機能はWeb会議主体の営業には欠かせません。
- 顧客データやアクセスログ等から分析 → 提案に活かせるようなスキル
- データ活用力に強みを持つならぜひプロフィールやポートフォリオに乗せましょう。
- マーケティングオートメーション(MA)や配信ツールの活用
- 昨今はリードナーチャリング(見込み客育成)の自動化・システム化が進んでいます。いち早く活用できれば代行の幅も広がります。
- デジタル資料作成・表計算ソフト(PowerPoint・Excel等)でのデータ資料化
- その他、スムーズな報・連・相のために、チャットツール・プロジェクト管理ツール内連絡機能の積極的な活用
取得しておきたい資格と検定
営業代行副業で、取得していると活かしやすい代表的な資格を表に整理しました。
| 資格・検定名 | 学べる内容/得られる知識 | 副業での活かし方 |
| 営業士検定 | 営業基礎・課題解決型提案・マネジメント | 営業経験を体系的に整理でき、PRに使える |
| 販売士検定 | 商品知識・接客・売場運営 | 小売・流通系の営業代行で信頼度UP |
| ビジネス実務法務検定 | 契約・取引・コンプラ知識 | 契約書対応やトラブル回避の基礎力になる |
| Salesforce認定資格 | CRMツール運用・顧客管理スキル | SaaS営業案件で「即戦力」として評価されやすい |
ただ、営業代行では商材を選ぶことで、自身の持っている資格や専門性を何でも武器にできます。
特に業界専門資格を持っているならば、積極的にアピールすることで自分自身の説得力と信頼性を担保できます。
金融なら証券外務員・FP・保険募集人、不動産なら宅地建物取引士といったように、得意分野や専門性を活かし、自分にしかできない営業スタイルを築きましょう。
営業未経験でも始められるスキルは?
たとえ営業未経験でも、これまで培った経験や得意分野から営業代行につなげられるスキルを磨いているかもしれません。
代表的な活かせるスキルを、具体的な営業代行ジャンルと合わせて整理しましたのでぜひ参考にしてみてください。
| スキル | 活かせる場面 | 営業での具体例 |
| コミュニケーション能力 | オンラインセールス・テレアポ | 電話やオンラインで会話をつなげ、相手の興味を引く |
| 問題解決能力 | コンサル型営業・提案営業 | 商材と顧客課題を結びつける |
| 傾聴力(聞き上手) | インサイドセールス・カスタマーサポート | 相手の要望を正しく理解し、次の提案につなげる |
| プレゼンテーション力 | オンライン商談・資料説明 | わかりやすい資料(パワーポイント)作成スキルだけでも需要がある |
| デジタルリテラシー | オンライン商談全般 | リモートでもスムーズに営業対応できるならば強みになる |
| 自己管理力 | スケジュール管理と報・連・相 | 限られた稼働時間で、納期を守り、的確な定期報告ができるならば、それだけでも信頼関係を築きやすい |
副業で営業代行をするときの注意点

副業で営業代行をするには、いくつかの点で注意が必要です。
クライアントが安心して発注でき、本業とも上手く両立できるためにも、次の点を押さえておいてください。
機密情報の管理に気をつける
副業に限らず大切なことですが、機密情報の管理には気をつけましょう。
特に営業代行であれば、顧客リストや個人情報などを扱うため、情報の管理には注意が必要です。
たとえば、テレワークができる案件でも、公共のカフェで仕事をしていると機密情報の漏洩リスクが伴います。
思わぬトラブルになる危険性もあるため、情報の保護は徹底してください。
また、本業の機密情報の漏洩や濫用もあってはいけません。
本業で取引のあるクライアントに営業したり、本業のノウハウを盗んで競合になったりすると、責任を問われることもあります。
本業の勤め先との雇用契約によっては、重い処分になる場合もあるので気をつけてください。
本業の勤め先に副業の許可を得る
本業の勤め先で、副業がどのような扱いになっているかを確かめておきましょう。
規則で禁止されている場合、隠して副業をしているとバレたときに処分を受ける可能性もあります。
副業が許可制の場合は、予め承諾を得ておいたほうが得策です。
何か問題があったときのリスク回避にも繋がり、副業に対してオープンな社風であれば副業で得たノウハウを社内に展開することで、評価がアップすることも期待できます。
確定申告をする
副業で年間の収益が20万円以上になった場合は、確定申告が必要です。
確定申告とは、得た収入に対する所得税を正しく納めるための制度として定められています。
確定申告の期間は、毎年2月半ば〜3月半ばです。
慣れないうちは処理に手間取ることも多いため、余裕をもって準備を進めておきましょう。
申告漏れや脱税があると税務署から連絡があり、罰則を受けることもあります。
不安がある場合は、税理士に依頼するのも一つの方法です。
営業代行の副業の始め方

では、ここからは営業代行の副業の始め方を見てみましょう。
個人で案件を獲得していくのは、初めは難しいと感じるかもしれません。
初心者のうちはいろいろな案件にチャレンジして、経験を積むことも大切です。
始め方とともに、それぞれのフローにおけるポイントも解説します。
プロフィールや資料を用意する
まずは、案件を獲得するために必要な資料を用意しましょう。
自分の実績やノウハウの紹介、仕事を受注する流れなどを資料にしておくと、スムーズな取引成立に役立ちます。
クラウドソーシングのプロフィールを充実させつつ、可能であれば自分のホームページやSNSも用意してみてください。
自己紹介の材料になり、クライアント目線では「この人は信頼できそうだ」と思ってもらえるPRや自己ブランディングにもなります。
案件を探す
案件を探すには、クラウドソーシングに登録するのがおすすめです。
自ら案件を探して獲得する上では必須であり、プロフィールや実績情報を充実させておくと問い合わせが来る場合もあります。
副業を長く続けるためには、継続発注ありの案件を選ぶと安心です。
ただし、初めから継続の仕事を得るのは難しい場合もあるため、まずは単発でも実績づくりをしっかりと進めましょう。
営業代行の副業をするメリット

営業代行の副業には、さまざまなメリットがあります。
副業を通して手に入るものは、金銭だけではありません。
経験や人脈などをはじめ、一人でビジネスをやることで得られるものは実にさまざまです。
無料ですぐに始められる
営業代行なら、元手なしでもすぐに事業を始められます。
仕事ができる場所とパソコンがあれば問題なく、初期投資がほぼ必要ないところは営業代行のメリットです。
収益が発生してから黒字化しやすく、収入面でも利点があります。
キャリアアップに役立つ
セールススキルは、どのようなビジネスにおいても役に立ちます。
本業でも営業職をしているなら、個人で営業をビジネスとして展開することで実力はさらにアップするでしょう。
やり方次第では本業よりも稼げるため、自分のステージをより高めたい方にはおすすめです。
人脈を増やせる
副業で多くのクライアントや提案先と関わることで、人脈はどんどん広がっていきます。
さまざまな人と繋がりができるのは、営業職のメリットです。
将来的に個人事業主・フリーランスとしての独立や、起業に繋がるかもしれません。
営業代行の副業をするデメリット

営業代行の副業にはさまざまなメリットがある一方、デメリットがあることも忘れてはいけません。
ポジティブな意見にばかり注目せず、客観的な視点を持ちましょう。
メリットとデメリットの双方をよく考えた上で、慎重に進めれば大丈夫です。
本業に支障が出る可能性がある
副業は本業以外の時間を使うため、必然的に働く時間が長くなり、疲労が溜まります。
疲れやストレスが原因で体調を崩したり、本業でミスをしたりすることに注意しましょう。
特に、本業が平日の昼間にする仕事なら、副業は平日の夜と土日祝日しかできません。
営業代行をするにあたって、対応できる業種が限られる可能性もあります。
収入が不安定になりやすい
副業の収入は、必ずしも安定しているとは限りません。
成果報酬なら仕事をこなした量や達成率によって収入が変動する上に、クライアント都合で発注が途絶えることもあり得ます。
また、手元にお金が入るタイミングにも注意が必要です。
収益が発生しても、キャッシュフローのタイミングによっては、支払いが先になる可能性もあります。
特に軌道に乗るまでは期待している収入には届かないことも多いため、リカバリーの方法もしっかりと考えておきましょう。
一人でトラブル対処をするのは大変
副業での営業代行は、顧客とのトラブルが起きたときにも、責任を持って一人で対処しなければなりません。
会社なら困ったときに上司が助けてくれることもありますが、副業では自分で解決するスキルと対応力が求められます。
上手く対処できない場合は問題が大きくなり、結果として本業と副業のどちらも失う可能性も0ではありません。
個人で活動することのメリットとともに、リスクも考える必要があります。
土日のみで営業代行副業を成功させるコツ

営業代行の副業は、平日は本業で忙しい人でも土日を活用すれば十分稼げます。
もちろん案件の種類や稼働量によって稼ぎは変わりますが、月5万円~10万円前後の収入を得られるケースも珍しくありません。
ポイントは「限られた時間をどう使うか」「本業とのバランスをどう取るか」。
ここでは、土日を副業に充てる際に押さえておきたい時間整理術やバランスを取る工夫を具体的に紹介していきます。
土日のスケジュール管理術
副業で営業代行を行う場合は、まず月収目標やキャリア形成などの目的を設定し、「どんな案件を優先すべきか」といった方向性を決めておくことが大切です。
その上で、土日のスケジュールを管理する際には次の点を意識しましょう。
- 本業・私生活を優先して予定を確保する
- プライベートや本業の予定を先に決め、副業時間をあらかじめ”予約する”ことで無理なく取り組めます。
- 小さな目標を設定する
- 「今週はアポ◯件」など短期目標を立てると、取り組む内容が明確になりモチベーションを保てます。
- タスクを絞り込む
- まずは今週やるべき最低限のタスクを決めておきましょう。思考が整理され、スムーズに業務に移れます。
- TodoリストアプリやNotionなどのタスク管理ツールを使い、進捗や漏れを防ぐ仕組みを作ると楽になります。
- 作業をルーチン化する
- どれだけやる気があっても休みの日に仕事をするのは億劫なものです。デスクを整える、コーヒーを淹れるなど自分なりのスイッチを作り、習慣化することで集中しやすくなります。
土曜日の効率的な営業活動
週末にしか副業時間を確保できない場合は、土曜日のうちに営業活動もまとめて行うことをおすすめします。
土曜日のスタートダッシュで何をするかについて、おすすめの作業をいくつか紹介します。
- 最初の30分でタスク整理をする
- 土日に終わらせるタスクを洗い出しましょう。例えば「1時間で終わるもの」「3時間必要なもの」など粗めの粒度を分けて優先順位を決めておくだけでも作業の見通しが楽になります。
- 営業活動は土曜にまとめる
- 営業活動をダラダラと2日に分けるのは避けるべきです。
慣れるまでは土曜日に時間を作り、アポイント獲得や商談準備など主要タスクを集中して片付けましょう。 - 諸連絡や来月の計画も土曜日に終わらせてしまい、日曜日は作業に集中できる状態を作ることをおすすめします。
- 営業活動をダラダラと2日に分けるのは避けるべきです。
- 自分の最適なリズムを見つける
- 朝型・夜型や作業の得意な時間帯を試し、徐々に日曜のタスク分担も調整していくと継続しやすくなります。
平日夜の事前準備のコツ
平日夜のちょっとした準備によって、土日の営業代行を更に効率化することが可能です。
まとまった時間が取れなくても、小さな積み重ねが後で大きな財産となります。
事前準備の内容としては以下の3つをまずは意識してみましょう。
- 案件探しや情報収集を進める
- クラウドソーシングや営業代行専門サイトで案件を確認し、自分の得意分野に合うものをピックアップしておきましょう。
- ポートフォリオや自己研鑽
- 空き時間にメモして、プロフィールやPR、ポートフォリオページなどを定期的にアップデートしておくと、案件応募やクライアント対応がスムーズになります。
- スキマ時間にオンライン講座やSNS発信など、長期的に役立つ”勉強”を少しずつ進めると継続しやすいです。
- 週末のタスクを整理する
「土曜にやること」を前もって決めておくと、週末の立ち上がりがラクになります。
ただし、平日夜は本業や体調優先であることは意識すべきです。
平日夜は趣味の時間と割り切ってしまうのもおすすめ。
副業に熱中してワークライフバランスを崩さないように注意しましょう。
本業との時間管理テクニック
営業代行を副業にする場合、最大の課題は本業との両立とバランスの取り方です。
無理をするとどちらにも悪影響が出るため、境界線を意識して計画的に取り組みましょう。
いくつか時間管理のために意識すべきポイントを紹介します。
- 本業、休息、副業の時間配分の境界を明確にする
- 本業と副業の時間や役割を明確に区別し、切り替えるようにしましょう。
- 集中できる環境を作る
- 部屋をきれいにしておく、SNSの利用を制限する、など集中できる環境を作ることで、限られた副業時間を有効に使えます。
- 余力を残しておく
- 急な依頼や本業のトラブルに備え、スケジュールに余白(バッファ)を組み込んでおくと安心です。
疲労を溜めない働き方
営業代行の副業は収入やスキル向上につながる一方で、体調や人間関係に負担をかけやすいのも事実です。長く続けるには、健康と生活のバランスを守ることが欠かせません。
以下の点に気をつけて、疲労を溜めない自分なりのリズムを見つけてください。
- 作業は効率化する
- 請求書作成や進捗管理はツールや外注を活用し、コア業務に集中しましょう。
- 休養を計画的にとる
- 仕事の合間に短い休憩やストレッチを挟むだけでも疲労軽減になります。
- また、定期的な運動と十分な睡眠は生産性向上に直結します。体調を崩すと副業も本業も続けられません。
- 人間関係やプライベートを大切にする
- プライベートの時間、家族や友人との時間を大切にしましょう。
- 月一の完全仕事禁止日やリラックスタイムなどを意識して、仕事から離れ趣味に没頭する時間を作るのもおすすめです。
営業代行副業で失敗しないための重要ポイント

副業はうまく行けばやりがいと収入が得られますが、失敗しやすい落とし穴もあります。
ここでは注意すべきポイントと対策を整理します。
収入不安定性への対策
営業代行副業は成果報酬型が多いため、月ごとの収入に波があり、収入が途絶える可能性もあります。
本業収入を生活の柱に据え、副業収入はあくまでも貯蓄や自己投資に回すと、いざというときに焦らずにすみます。
また、継続発注や固定報酬の案件を組み合わせたり、複数案件を掛け持ちすることで収入源を分散し、安定性を高めるのも有効です。
トラブル時の対処法
報酬未払い・認識のズレなどの案件先とのトラブルが起こることもよくあります。
- 契約内容を事前に明確にすること。
- 特に成果条件や支払い条件
- 万一の際は契約書とやり取りの記録を根拠に冷静に交渉すること
- 改善が見込めない場合は早めに契約終了を検討すること
など、冷静な対応が求められます。
また、クラウドソーシングやエージェントサービスではトラブルのサポートも請け負ってくれるため、積極的に頼りましょう。
本業への悪影響を防ぐ方法
副業は本業あってこその代物であり、副業が本業へ悪影響を及ぼさないように常に意識すべきです。
勤務先の副業ルールを確認し、本業中に副業のタスクを持ち込まないことや、副業中に本業の機密情報を漏らさないことは常に意識すべきです。
加えて、時間管理と体調管理も徹底し、本業に差し支えないようにしましょう。
営業代行副業の案件獲得におすすめのサービス

最後に、副業で営業代行をしたい人におすすめのサービスをご紹介します。
規模の大きなクラウドソーシングから、営業に特化したサービスまで、種類はさまざまです。
併用することも戦略の一つですので、自分に合ったサービスを見つけてみましょう。
営業に特化したサービス
副業人材におすすめのサービスの中でも、セールス分野に特化しているのは次のものです。
| Saleshub(セールスハブ) | 顧客を獲得したい成長企業のために、商談アポイントをセッティングするサービス、 アポを獲得すると報酬が支払われます。 営業代行の仕事を通して人脈が広がれば、企業が求める人材の紹介だけで報酬を得られる点が魅力です。 |
| kakutoku(カクトク) | フリーランスや副業として営業をしている人向けのプラットフォームです。 営業支援を求める会社とマッチングできるため、全業種を扱う一般的なクラウドソーシングよりも求める案件に出会いやすくなります。 |
| side bizz(サイドビズ) | 営業代行や代理店など、セールスをしてくれる個人や代行会社向けの案件を多く掲載している会員制プラットフォームです。 仕事のスカウトが届くこともあり、案件探しがしやすくなります。 |
| URUMAP(ウルマップ) | フリーランスや副業人材、代理店向けに商材提供や営業支援をしているサイトです。 魅力的な商材が多く、個人向けの開業サポートも充実しています。 |
| コールシェア | 在宅でできるテレアポやカスタマーサポートなど、コールセンターの仕事を用意しているサービスです。 稼働時間は平日の9:00〜19:00と限定されますが、テレアポ営業が得意な方なら短時間でも収益が見込めます。 |
副業ができるさまざまな案件を扱うサービス
営業代行の案件は、幅広い業種・職種向けのクラウドソーシングでも募集しています。
案件数の面でメリットがあるため、以下のサービスも把握しておきましょう。
| CrowdWorks(クラウドワークス) | クラウドソーシングの中では最大の規模です。 活用している企業も多く、案件数が豊富なため、仕事探しに向いています。 |
| Lancers(ランサーズ) | 「クラウドワークス」と並んで、国内最大級のクラウドソーシングです。 専門職向けの案件も充実しているため、自分の得意領域を存分にいかしたい人にもおすすめできます。 |
| Craudia(クラウディア) | 日本で最大級のクラウドソーシングサービス。 手数料が最低3%と業界でも低い水準であることが魅力的です。 |
| kasooku(カソーク) | 「複業探し」をコンセプトとしたサービスです。 複業から転職できる求人もあり、副業で力をつけて転職したいと考えている方にもおすすめできます。 |
| JOBHUB(ジョブハブ) | パラレルキャリアを実現したい人を支援するサービスです。 JOUHUBが委託された案件が登録者に提案され、マッチングが成立したらお仕事ができます。 JOBHUBがクライアントとの橋渡し役になるため、個人で取引をするのがまだ不安な方にもおすすめです。 |
営業代行副業のよくある質問
最後に、営業代行の副業を行うに当たり、よくある質問をまとめましたので是非参考にしてみてください。
営業代行副業について、よく「やめとけ」と言われる理由はなんですか?
営業代行の副業は、その性質上成果条件が曖昧な契約によるトラブルや厳しいノルマによる疲弊などが発生しやすく、「(ちゃんと案件を絞り込めない人や自己管理ができない人は)やめとけ」と言われることも多いです。
契約前に「何を持って成果とするか」「成果に対して何円報酬があるのか」を明確にし、業務範囲もしっかり確認しましょう。
また、自分の稼働時間を正直に伝えておくことで多くのリスクを回避できます。
営業代行は、営業経験なしでも大丈夫?
ちゃんと報・連・相ができているならば、未経験者でも歓迎される案件は存在します。
まずはテレアポや資料作成など単純なタスクから挑戦し、雰囲気を掴んで徐々にステップアップするのがおすすめです。
不安な方は、案件検索の際は「未経験可」や「サポートあり」の案件を選ぶとよいでしょう。
副業で営業代行をする場合、どのくらいの時間が必要?
目標収入によって必要な時間は異なりますが、まずは日曜の数時間だけでも始められます。
例えば、月5万円を狙うなら土日を半日ずつ副業に充てるイメージです。
自分の生活スタイルに合わせて無理なく取り組みましょう。
副業の税務処理はどうする?
副業で年間20万円を超える収入があれば確定申告が必要です。
税務処理は面倒事が多いので、Freeeなどのクラウド会計ソフトを利用しましょう。
また、営業代行なら通信費や交通費などが経費計上の対象になる場合があります。
領収書や記録をスマートフォンから会計ソフトに写真保存し、普段から整理しておくと安心です。
営業代行の副業で個人のスキルを高めよう!

営業代行の副業は、収入をはじめ人脈や対応力などさまざまなビジネススキルが付き、キャリアアップにも繋がります。
一方、始めるには注意点やデメリットもよく理解しておくことが必要です。
自分で案件を開拓しつつ、クライアントの求める営業支援に応えていくことで、セールススキルの飛躍的な向上も期待できます。
自分の視野も広がるため、興味のある方はぜひ挑戦してみましょう。
投稿者プロフィール

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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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