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「新規開拓で成果を出したい。」
「新規開拓営業のコツはないの?」
新規開拓営業といえば、飛び込み営業を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、飛び込みよりも効率的にアプローチできる手法があります。
それが、営業メールです。
営業メールは工数少なく、大量の見込み顧客へ営業を行うことができる効率の良い新規開拓営業の方法です。
一方で、成果の出る書き方や運用方法を知らないまま送ってしまい、思うような結果が得られない企業も少なくありません。
そこで本記事では、新規開拓の営業メールを送る手順と、成約率を高めるための具体的なコツ を解説します。
この記事では、新規開拓営業メールで成果を上げるための実践的な手法を習得できます。
なお、株式会社soraプロジェクトでは営業代行の基礎をまとめた資料「マーケ・営業・IS担当者必見!はじめての営業代行」を無料で配布しています。
新規開拓に欠かせない、営業メールとは

まず初めに、新規開拓には欠かせない「営業メール」とは何かを簡単に解説していきます。
簡単におさらいしましょう。
新規開拓における営業メールの目的
営業メールは、非対面で多数の企業へアプローチすることができる、新規開拓営業方法の1つです。
新規開拓における営業メールの目的は、新規顧客獲得です。
そして、非対面であるがゆえに、営業メールにはメリット・デメリットが存在します。
新規開拓における営業メールのメリット
新規開拓における営業メールのメリットを解説していきます。
営業メールのメリットは以下の通りです。
- 1度に大量の見込み顧客へアプローチできる
- 時間や場所を問わない
営業メールは、1度に多くの見込み顧客へアプローチできるのが大きな魅力です。
ツールを利用すれば、工数を削減して効率的に送ることもできます。
また、メールは時間や場所を問わず、こちらのタイミングで送信することが可能です。
受信者側も自分のタイミングでメールを確認することができるので、成約率も意外に高いのが営業メールです。
新規開拓における営業メールのデメリット
続いて、新規開拓における営業メールのデメリットを解説していきます。
営業メールのデメリットは、以下の通りです。
- 必ず読んでもらえるとは限らない
- ミスによって信用が下がる場合がある
営業メールは、相手方に必ず読んでもらえるとは限りません。
1日にたくさんのメールを受け取る可能性が高いため、メールが見落とされたり読まれなかったりする可能性もあります。
また、メールは対面式の営業ではなく、文章での営業になるため、文章や資料の添付ミスなどで企業の信用を落とす可能性があります。
このように新規開拓の営業メールには、メリット・デメリットの両方が存在するので、どちらも理解しておきましょう。
新規開拓営業メール送信前の準備

新規開拓の営業メールを送る手順を解説していきます。
営業メールを送る手順は、「準備編・書き方編・送信後のフォロー編」の3つのパートに分けて解説していきます。
新規開拓の営業メールを送る手順①の「準備編」として、以下を行いましょう。
- 営業メールにおけるKPIを設定する
- 自社ドメインを取得する
- 営業メールリストを用意する
- 添付ファイルは圧縮して軽量化する
それぞれについて詳しく解説していきます。
営業メールにおけるKPIを設定する
営業メールにおけるKPIは、必ず設定しましょう。
なぜなら、KPIを設定しないと闇雲に営業メールを配信することになり、正しく効果測定を行うことができないからです。
営業メールのKPIには、以下の指標がおすすめです。
- 開封率
- クリック数
- 返信数
- 配信数
自社に合う適切なKPIを設定しましょう。
自社ドメインを取得する
新規開拓の営業メールを配信するために、自社ドメインを取得しましょう。
営業メールの際は、フリーメールアドレスよりも、自社ドメインを使ったメールアドレスの方が信頼感を与えることが可能です。
また、自社のイメージを顧客へ植え付けることを考えても、自社ドメインの用意は必須であると言えます。
営業メールリストを用意する
新規開拓営業に使用する営業メールリストを用意しましょう。
質の高い営業メールリストを用意することができれば、営業メールの成果を向上させることができます。
営業メールリストを用意する方法は、以下の2つです。
- メールリストを作成する
- メールリストを購入する
営業メールリストを手動で作成すると、膨大な工数がかかってしまいます。
そのため、多くの営業メールリストを手に入れるためには、営業メールリストを購入するか、ツールを利用して作成することが望ましいです。
添付ファイルは圧縮して軽量化する
営業メールに添付するファイルは、圧縮して軽量化しましょう。
容量が大きいファイルの場合、送信することができたとしても、受信者が上手くファイルを受信することができない場合があります。
そのようなリスクを防ぐために、容量が大きいファイルはZIPなどに圧縮して軽量化しましょう。
開封率を上げる件名の作り方

営業メールでは、件名が開封の可否を左右します。メール本文の質が高くても、件名に魅力がなければ読まれません。
ここでは、件名を最適化し、開封率を高めるための重要なポイントを解説します。
件名の重要性(開封率20-30%は件名で決まる)
営業メールの開封率は、およそ20〜30%といわれています。
開封するかどうかの判断は、件名の印象によって決まることが多く、担当者は数秒で価値を判断します。
開封される件名には、いくつかの特徴があります。
- 読むメリットが明確である
- 内容が具体的である
- 信頼性が担保されている
- 相手の課題と一致している
件名は単なるタイトルではなく、受信者に「読む価値」を示す情報です。開封行動を促すための導線として設計する必要があります。
件名作成の4U原則
件名を最適化する際は「4U原則」が有効です。
4Uとは、受信者にとって価値を示す有益性(Useful)、読む必要性を示す緊急性(Urgent)、他メールとの差別化につながる独自性(Unique)、内容を明確に伝える具体性(Ultra-specific) の4要素です。
これらを意識することで、短時間で価値が伝わり、開封率の向上につながります。
件名作成の4つのポイント
効果的な件名を作るには、受信者が価値を判断しやすい要素を整理することが重要です。
以下の4点を押さえることで、件名の精度が向上し、開封率の改善につながります。
- 数字を入れて内容を明確にする
- 相手の課題に直結したキーワードを入れる
- スパムと誤解される表現を避ける
- 20〜25文字を目安に設計する
件名の良い例・悪い例
件名には、開封する価値を短時間で判断できる情報が必要です。
悪い例としては以下のような例があります。
例:「サービスのご案内です」
内容が抽象的であるため、受信者のメリットが伝わらず開封されません。
良い件名としては以下のような例があります。
例:「在庫管理の工数を30%削減した事例をご紹介します」
具体的な成果が示され、受信者が得られるメリットが明確です。
在庫管理に課題を抱える担当者であれば、自社への活用性を感じ、開封につながります。
成果につながる新規開拓営業メールの書き方

続いて、新規開拓の営業メールを送る手順②の「書き方編」として、以下を解説していきます。
- 営業メールの件名を決める
- 本文は分かりやすくし、ベネフィットを伝える
- 受信者の気持ちを考える
- 機種依存の文字や特殊な記号は使用しない
- 商談候補日をこちらから提示する
上記のメールの書き方を理解することで、反応率・成約率が大きく上昇するので、実践してみてください。
開封したくなる件名をつける
まずは、営業メールの件名を決めましょう。
営業メールは、開封されなければ新規顧客の獲得につながりません。
そのため、件名で興味を引くことが重要です。
- NG例
例:「株式会社〇〇からのお知らせ」
企業名のみの案内は情報が抽象的で、開封されにくい傾向があります。
- OK例
例:「〇〇を導入して採用コスト40%削減!100社が導入済み」
悩み(採用コスト)と具体的な成果(40%削減・導入数)を明示することで、興味関心を引きやすくなります。
魅力的なメールの件名をつけるコツは、ベネフィット(相手が得られるメリット)と具体的な数値を入れること が効果的です。
また、件名を作成した後は本文の構成にも注意が必要です。
まず、自社名と担当者名を明確に名乗ります。
続けて、メールの目的や背景を簡潔に説明することで、受信者が内容を正確に把握できます。
ベネフィットを明確に伝える
営業メールの本文は分かりやすくし、ベネフィットを伝えることを意識しましょう。
見込み顧客は1日に多くのメールを受け取ります。
そのため、メールは流し読みされてしまう可能性が高いのが事実です。
本文の冒頭部分では、ベネフィットを簡潔に伝えるのがポイントです。
また、見込み顧客が今後起こして欲しい行動(資料請求や申し込みなど)を記載するのも忘れないようにしましょう。
上記のポイントを押さえることで、反応率が高い営業メールを作成することができます。
相手の立場や状況に配慮した文面にする
営業メールは、受信者の気持ちを考えて作成するようにしましょう。
メールは非対面の営業方法ですが、メールを開封する画面の向こう側には人間がいます。
そのため、受信者への配慮が必要です。
具体的には以下を意識しましょう。
- 読みやすい文章を心がける
- 読者の欲しい情報を漏れなく記載する
- 無駄な情報を無くす
- 最低限のビジネスマナーを心得る
基本的には上記を意識するだけで問題ありませんので、受信者の気持ちを考えて作成しましょう。
機種依存の文字や特殊な記号は使用しない
営業メールには、機種依存の文字や特殊な記号は使用しないようにしましょう。
なぜなら、文字化けなどを誘発させてしまう可能性があるからです。
文字化けしているメールは、開封してもらえたとしても読もらえる確率は低いです。
機会損失を防ぐために、機種依存の文字や特殊な記号は控えるようにしてください。
候補日を複数提示する
商談候補日をこちらからメール内で提示しましょう。
そうすることで、アポ取得をすることができる可能性が上がります。
メールでは行って欲しい行動を文章にすることで、行動を起こしやすくさせることができます。
候補日を提示する際は、相手側も選ぶことができるように数個提示するようにしましょう。
送信時間・曜日を意識する
営業メールの開封率は、送信する時間帯や曜日によって変化します。
一般的に、業務が落ち着きやすい午前10時前後 や 午後13〜15時、月曜日の午前中はメールが集中する傾向があるため、火〜木曜日の送信が適しています。
スマホでの読みやすさを確保する
ビジネスメールは、スマートフォンで閲覧される割合が増えています。
そのため、長文や複雑なレイアウトは避け、要点を把握しやすい構成にする必要があります。
段落を短くし1文を過度に長くせず、箇条書きを適切に用いることで情報を整理しながら伝えましょう。
次のアクション(ネクストステップ)を明示する
営業メールでは、受信者に求めるアクションを明確に指示することが重要です。
「資料閲覧」「面談日程の調整」「問い合わせ」など、次のアクションを具体的に示すことで、受信者は次の行動をすぐに選択できます。
また、候補日を提示したり回答方法を限定したりすることで、受信者の負担を減らせます。
新規開拓の営業メール送信後のフォロー

最後は、新規開拓の営業メールを送る手順③の「送信後のフォロー編」として、以下を解説していきます。
- 返信が来たらすぐに対応する
- 営業メールの効果分析を行う
- 商談までに現状の悩みや不安をヒアリングする
- 自社をどう売り込むかを考えておく
新規開拓の営業メールは、送信して終わりではありません。
送信後にフォローすることで成約率を大きく向上させることができます。
それでは、送信後のフォローについてそれぞれ解説していきます。
返信が来たらすぐに対応する
営業メールの返信が来たら、可能な限り早く対応しましょう。
返信が遅れると、相手に不安やストレスを与え、機会損失につながる可能性があります。
ただし、すぐに対応できない場合もあります。
その際は、「〇時頃に改めてご連絡します」 など、対応が遅れる旨を早めに伝えることで、相手の不安を軽減できます。
営業メールの効果分析を行う
営業メールを送信したら、効果分析を行いましょう。
営業メールの効果分析を行うことで、PDCAを回すことができます。
PDCAの素早さを上げることで、短期間で成果を向上させることができます。
営業メールを送りっぱなしにするのではなく、しっかりと効果分析を行いましょう。
商談までに現状の悩みや不安をヒアリングする
商談までに、現状の悩みや不安をヒアリングできると尚良いです。
事前に見込み顧客の悩みや不安をヒアリングすることができれば、どのように自社を売り込むかの戦略を立てることができます。
結果として、スムーズに商談を進めることができ、成約率を向上させることができます。
自社をどう売り込むかを考えておく
商談前には、見込み顧客の課題に対して自社がどのような価値を提供できるのかを整理しておきましょう。
自社の強みが相手の悩みをどのように解消できるのかを明確にしておくことで、提案の精度が高まり、成約率を向上させられます。
そのためには、見込み顧客の悩みや不安を正確に把握することが不可欠です。
まずはヒアリングを徹底し、相手の課題を言語化することから始めましょう。
そのまま使える新規営業メール例文5パターン

新規開拓の営業メールに使える例文3つをご紹介します。
今回ご紹介する例文は、以下の3つです。
- 営業アポメールの例文
- 法人営業の新規開拓メールの例文
- セミナー参加を促すメールの例文
例文を自社用に修正して、新規開拓営業に使用してみて下さい。
初回アポイント獲得メール例文
株式会社〇〇
ご担当者様
突然のご連絡にて失礼致します。
私、株式会社〇〇の〇〇担当しております、〇〇と申します。
貴社のホームページを拝見し、貴社の事業において弊社のサービスがお役に立てるのではないかと思いご連絡致しました。
弊社では、〇〇業界のお客さまを中心に弊社サービスの〇〇を導入頂いております。
これまでに300社の導入事例があり、〇〇を最大で〇%改善した実績がございます。
同様の課題や悩みを貴社がお持ちであれば、直接ご説明にお伺いしたく存じます。
直近のご都合はいかがでしょうか?
下記の日程でお伺いすることが可能でございます。
=====================
【候補日】
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
=====================
当日は、サービス内容の詳細や他社での導入事例、貴社でのご活用して頂いた際のシミュレーションなどをご案内させて頂ければと存じます。なお、ご訪問は1時間程度を予定しております。
お手数お掛けして恐れ入りますが、ご都合のいい日程をお知らせ頂けますと幸いです。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
法人営業の新規開拓メールの例文
株式会社〇〇
ご担当者様
突然のご連絡にて失礼致します。
私、株式会社〇〇の〇〇と申します。
貴社のホームページを拝見したところ、現在展開されている〇〇に関しまして、ご協力をさせて頂きたく、ご連絡させて頂きました。
弊社は〇〇を取り扱うメーカーです。
〇〇業界のお客さまに弊社製品を多数導入頂いており、〇〇を最大で〇%改善した実績がございます。
つきましては、直接ご説明させて頂きたく存じますが、1時間ほどお時間頂戴できますでしょうか。
直近のご都合はいかがでしょうか?
下記の日程でお伺いすることが可能でございます。
=====================
【候補日】
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
=====================
大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
セミナー・ウェビナー案内メールの例文
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇でございます。
この度は「〇〇を〇〇にする」をテーマとしたセミナーを開催する運びとなりました。
先日のお打ち合わせで〇〇に課題があると伺いましたので、お役に立てるのではないかと思い、ご連絡させて頂きました。
ぜひご参加頂きたく、ご案内致します。
=====================
【セミナー名】
日時:〇月〇日(〇曜日)15:00〜16:00(受付開始14:30~)
会場:会場名 会場の住所(郵便番号・電話番号)
定員:20名(先着順)
受講料:〇〇円
支払方法:銀行振込・クレジットカード・現金(前日までに支払いをお願い致します。)
持ち物:〇〇
主催者:株式会社〇〇
その他注意事項:〇〇
お申し込みフォーム:https://〇〇.jp/
=====================
〇〇の専門家をお招きして、〇〇の基礎知識から応用テクニックを解説致します。
併せて事例をご紹介しながら解説するので、さまざまなパターンの成功例を知って頂けると考えております。
参加のお申し込みは、以下の申込フォームからお願い致します。 https://〇〇.jp/
お席は先着順でのご案内となっております。
お早めのお申し込みをお願い致します。
〇〇様のご参加を弊社一同、心よりお待ちしております。
何卒宜しくお願い致します。
サービス紹介・トライアル提案メール例文
件名:業務効率を高める◯◯サービスのトライアルご案内
__株式会社
__様
お世話になっております。株式会社◯◯の__と申します。
弊社では、業務の効率化と工数削減を目的とした「◯◯サービス」 を提供しています。
直近では、製造業・小売業・IT企業などで導入が進み、
「作業時間の30%削減」「問い合わせ対応の均質化」などの評価をいただいております。
今回は、御社の業務改善に役立つ可能性があると考え、
30日間の無料トライアル をご案内いたします。
基本機能をすべてご利用いただけるため、実際の業務に近い形で効果を確認できます。
ご関心をお持ちいただける場合、以下の候補日からオンラインで概要をご説明いたします。
・〇月〇日(火)10:00〜15:00
・〇月〇日(水)13:00〜17:00
・〇月〇日(木)10:00〜16:00
ご都合の良い時間帯をお知らせいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
リマインドメール例文
件名:先日ご案内した資料のリマインドです(◯◯サービス)
__株式会社
__様
お世話になっております。株式会社◯◯の__でございます。
先日お送りした「◯◯サービスの資料」について、改めてご連絡いたしました。
お忙しいところ失礼いたしますが、ご確認いただけましたでしょうか。
本サービスは、
・業務負荷の軽減
・対応品質の改善
・コストの最適化
に貢献できる点から、多くの企業様にご活用いただいております。
資料の内容や導入イメージについてご質問がありましたら、短時間でもご説明いたします。
以下の日時でオンラインの調整が可能です。
・〇月〇日(火)10:00〜15:00
・〇月〇日(水)13:00〜17:00
別日をご希望の場合は、お手数ですが候補日をお知らせください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ステップ配信で成約率を高める方法

新規開拓の営業メールでは、単発の送付だけでは成果につながりにくい場合があります。
受信者が課題を認識し、検討を深め、最終的に行動へ移るまでには一定のプロセスが必要です。そのため、複数回に分けて情報を提供する「ステップ配信」が有効です。
ここでは、成約率の向上に寄与する3つのステップを解説します。
ステップ1 初回メール(認知・興味喚起)
初回メールでは、受信者にサービスを認知してもらい、興味を持つきっかけを提供することを目的とします。
重点とすべき内容は以下の通りです。
- 相手の課題に関連する情報を簡潔に提示する
- サービスの価値を短時間で理解できるように説明する
- 実績やデータを用いて信頼性を示す
初回段階では、過度な提案や長文は避け、課題と解決策の関係を明確に伝えることが重要です。
ステップ2 リマインドメール(関係構築)
リマインドメールは、関係構築を目的としたステップです。
有効とされるポイントは次の通りです。
- 初回メールの要点を簡潔に振り返る
- 相手の業界での事例や追加情報を提示する
- 質問や相談がしやすい導線を示す
一方的な案内にならないよう、相手が行動しやすい環境を整えましょう。
ステップ3 クロージングメール(行動後押し)
クロージングメールは、受信者に具体的なアクションを促す段階です。
検討が進んだ相手に対し、判断に必要な情報を提供しながら行動を後押しします。
含めるべき要素は以下の通りです。
- 導入メリットや成果を明確に示す
- 短時間で参加できる打ち合わせやデモの日程を提示する
- 返答方法を限定し、判断の負担を軽減する
「資料確認」「オンライン相談」「トライアル開始」など、
受信者が次に進むための選択肢を明確にすることで、商談率・成約率の向上につながります。
新規開拓の営業メールの成約率を上げるコツ

新規開拓の営業メールには、成約率を上げるコツが存在します。
コツを押さえることで、誰でも成約率を向上させることができます。
新規開拓の営業メールの成約率を上げるコツは、以下の2つです。
- ツールを使って営業メールの効率化を行う
- PDCAをスピーディーに回す
それぞれのコツについて詳しく解説していきます。
ツールを使って営業メールの効率化を行う
新規開拓の営業メールは、ツールを使って効率化をしましょう。
記事冒頭でも触れましたが、新規開拓営業メールを成功させるためには、質の高いリストが不可欠です。
ですが、大量のリストを人間が作成するには膨大な工数がかかり、現実的ではありません。
そのため、リスト作成ツールを利用することで営業メールを効率化させることが現実的です。
また、メール配信ツールを利用すれば一度に大量のメールを配信できるため、さらに営業メールを効率化できます。
関連記事:驚くほど楽になる!企業のメールアドレスが収集できるツール7選
PDCAをスピーディに回す
新規開拓の営業メールは、PDCAをスピーディに回すことを意識しましょう。
PDCAの速度を向上させることによって、より早く成果を向上させることができます。
営業メールは、配信して、反応があったら対応するだけと思われがちですが、効果測定も重要です。
そして、PDCAをスピーディに回すことで営業メールの成約率や反応率がメキメキと向上していきます。
営業メールで注意すべきポイント

営業メールは、情報を正確に届けるだけでなく、受信者の信頼を損なわない配慮も求められます。
ここでは、新規開拓の営業メールを送付する際に確認すべきポイントを解説します。
「売りたい感」を出しすぎない
営業メールでは、過度なアピールや強い誘導表現を避けることが重要です。
そのため、商品やサービスの優位性ばかりを強調すると、興味を持たれるどころか距離を置かれてしまいます。
まずは相手の状況を踏まえた課題提示と、それに対する解決策を提示し、適切な距離感を保ちながら提供価値を伝えることで、自然な形で検討につながります。
特定電子メール法を遵守する
営業メールを送る際は、特定電子メール法(迷惑メール防止法)に基づく要件を満たす必要があります。
特に法人向けのメールであっても、以下の情報を明記することが求められます。
- 送信者名
- 住所
- 連絡先(電話番号またはメールアドレス)
- 配信停止の方法
これらを明確に記載することで、受信者が安心してメールを閲覧できます。法令を遵守した形で情報を届けることは、企業としての信頼性の確保にもつながります。
景品表示法に注意する(No.1表記など)
営業メールで成果や実績を示す場合、景品表示法に抵触しない表現が求められます。
特に「No.1」「業界最高」「最速」などの優良誤認につながる可能性がある表現は注意が必要です。
実績を記載する場合は、以下のような客観的事実を示すと良いでしょう。
- 調査期間
- 調査対象
- 調査方法
- 出典の記載
裏付けのない表現は信頼性を損なうため、根拠が示せる情報に限定することが適切です。
送信頻度に配慮する
営業メールは、送信頻度が高すぎると相手に負担を与えます。
短期間に複数回送付すると、内容を確認されにくくなり、ブランドイメージにも影響します。一般的には、数日〜1週間程度の間隔を空けると適度な距離感を保てます。
適切な頻度を維持することで、自然な形で次のアクションにつなげましょう。
記号・強調表現を使いすぎない
メール本文で「!」や「?」、「★」「◎」などの記号を多用すると、ビジネス文書としての信頼性が低下します。
また、過度な強調はスパムメールのように見えてしまい、開封率の低下につながります。
強調が必要な場合は、太字や段落整理を活用して視認性を高めると効果的です。
落ち着いた表現を用いることで、内容をより読みやすく整理できます。
紙のDM(ダイレクトメール)という選択肢

デジタル施策が主流となる一方で、紙のDM(ダイレクトメール)は依然として高い効果が期待できます。
特に新規開拓では、メールや広告では得にくい「特別感」や「記憶への残りやすさ」が強みとなり、行動につながりやすい点が評価されています。
ここでは、紙のDMのメリットとデメリットを解説します。
DMのメリット
紙のDMは、視覚・触覚に訴求できるため、デジタル施策とは異なる形で印象を残せます。
以下では、3つのメリットを紹介します。
開封率63.1%の威力
一般社団法人日本ダイレクトメール協会(以下「DM協会」)の公表資料によると、DMの開封率は63.1%という結果が出ています。
メールの開封率が20〜30%程度であることを踏まえると、DMは電子メールよりも読まれやすい手法です。
いくら魅力的なメールを送付したとしても読まれなければ意味がないため、「読まれやすい」DMは魅力的な新規開拓の手法といえます。
特別感を感じてもらいやすい
DMは、電子メールよりも特別感を感じてもらいやすいことが特徴です。
というのも、現在では電子メールやWebサイト、SNSなど企業と見込み客の接点がデジタル化していることが背景にあります。
そこで、あえてフィジカル(物理的)な手法であるダイレクトメールが送られてくると、受け取る側としても特別感を感じやすいのです。
サイトで閲覧した時の情報をDMに印刷し、翌々日に発送するようなDMもあります。補強できる点もメリットです。
アクションを起こしてもらいやすい
DM協会によると、DMによる行動喚起率は15.1%とされています。
内訳は以下のとおりです。
- ネットで調べた(6.7%)
- 家族や友人との話題にした(3.9%)
- 購入・利用した(2.1%)
- 店に出かけた(1.4%)
- 資料請求をした(1.3%)
- 問い合わせた(1.1%)
- ネット掲示板などに書き込んだ(0.4%)
- 会員登録をした(0.3%)
- その他(0.5%)
以上のうち、より直接的なアクションである「購入・利用」「資料請求」「問い合わせ」の合計は4.5%となっています。
DMのデメリット
一方で、紙のDMにはコストや手間がかかるという課題があります。
- 制作費・印刷費・郵送費が必要
- 到着までに時間がかかる
- ターゲットの住所情報が必要
- 効果測定がデジタルに比べて難しい
デジタル施策と比較しながら、目的に応じた適切な手段を選択しましょう。
新規開拓営業メールとDMの使い分け

営業メールは効率的に大量配信でき、短期間で接点を作りたい場合に適しています。
一方、DMは高単価商材や決裁者へのアプローチに有効で、特別感や印象形成に強みがあるので
用途に応じて使い分けましょう。
メールやDMを使って、新規開拓営業の効率を上げましょう

新規開拓には営業メールがとても有効です。
営業メールを導入している企業は多いでしょう。
しかし、正しい営業メールの送り方や成約率を上げるコツを知らないと、思ったように成果を出すことはできません。
今回解説した、新規開拓の営業メールを送る手順や、成約率を上げるコツを実践してみましょう。
営業メールの成果が向上することを肌で感じてもらえると思います。
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-
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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