Facebook広告の料金はどのように決まる?すぐにわかる費用の仕組み

Facebookの広告はターゲティング精度が高く、利用ユーザー数の多いFacebookやInstagramで配信できる点から優れた効果を発揮できると言われています。
クリエイティブも詳細な設定ができるため、活用してみたいと思う方は多いのではないでしょうか。

Facebook広告を始めるにあたって、料金の仕組みを知っておくことはとても大切です。
広告にかかる費用を想定し、十分な予算を確保しておく必要があります。

予算を考える上では、入札価格の設定や課金の方式などさまざまな要素がありますが、仕組みを覚えてしまえば簡単です
この記事ではFacebook広告の料金が決まる仕組みや、課金のシステムをご紹介します。

※本記事の情報は2022年3月時点のものです。今後のFacebookのアップデートにより、内容が変更される可能性があります。

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Facebook広告にかかる料金の仕組み

Facebook広告では、どれくらいの料金で出稿するかを広告主が決められます。
無料では出稿できません。

広告は予算に合わせて運用でき、コストの規模にかかわらずFacebookやInstagramに出稿が可能です。
料金を決定する方法には2通りあり、「合計消化金額」と「獲得した各結果の単価」が基本となります。

「合計消化金額」は、広告に対して投資する全体の金額です。
広告キャンペーンや、実施しているすべてのキャンペーンに紐づくアカウントに対してそれぞれ上限の予算を決められます。

「獲得した各結果の単価」は、インプレッションやコンバージョンなど広告の目的に応じたアクションに対して発生する料金です。
狙い通りの結果をどれくらい獲得できるかどうかは広告オークションによって決まるため、入札戦略によってコントロールします。

予算・ターゲット・入札戦略の組み合わせの制約によっては、広告主が期待する結果を必ず獲得できるとは限りません。
結果が得られない場合は広告の配信が停止され、料金が発生することはありません。

Facebook広告に消費税はかかる?

Facebook広告は消費税の課税の対象です。
加えて、広告主が消費税の納付をする必要があります。

Facebookの運営元は海外の企業のため、2015年10月以前は消費税がかかりませんでした。
しかし「電気通信利用役務の提供に係る内外判定基準」という法改正があったことで、日本で販売したものは日本の消費税がかかるようになったのです。

消費税はサービスを提供する法人が納めるのが一般的ですが、法人が海外にある場合は国内の消費者が納税することも定められています。
ただし、支払いの義務が生じるのは「課税売上割合が95%を超えている場合」と「原則課税方式をとっている場合」のみです。

具体的な手続き方法は利用者によって異なるため、Facebookの運営元では告知していません。
納税に関する詳しい情報を知りたいときは、担当の税理士や地域の税務署に確認しましょう。

Facebookで広告を出すときの課金の方式

Facebook広告の課金スタイルには、主に「インプレッション課金(CPM)」と「クリック課金(CPC)」の2種類があります
どちらを採用するかは広告のキャンペーン目的によって変わるため、広告でどのような成果を出したいかを基軸に検討しましょう。

CPCとCPMどちらが良いのか?と迷ったら「最適化配信」を選ぶのもおすすめです。
キャンペーン目的に応じて、Facebook側が自動的に最適なバランスで配信してくれます。

費用対効果(CPA)を最小にできる可能性も高まる方法です。

インプレッション課金(CPM配信)

広告が1,000回表示されるごとに課金される形式です。
1,000回あたり100円程度の単価が目安とされています。

広告の閲覧だけがカウントされるため、「いいね」や「シェア」などのリアクションやリンク先のクリックはどれだけあっても課金されません。

新しい商品の告知やブランドの認知度アップといった目的と相性が良く、ユーザーの目に留まる回数を増やしたいときにぴったりの方法です。
ただし、広告を配信したことで売上や申し込みなどのコンバージョンにどれだけ結びついたかが判定しにくいため、成果のポイントをどこに置くべきかは吟味する必要があります。

クリック課金(CPC配信)

広告を1回クリックするごとに課金される形式です。
1クリックあたり100〜200円の単価が目安とされています。

クリックされなければ料金が発生しないため、広告に関心のあるユーザーだけに絞って費用をかけられる効率の良い方法です。
一方で、広告のクリック数が少ないと設定した予算を使いきれない場合もあります。

購入や申し込みといった、売上に繋がるアクションをユーザーに起こさせる点で、効果の測定をしやすいこともメリットです。
すぐ購入には至らないような高額な商品の場合でも、ランディングページへの誘導や資料請求の促進をしたいときに役立ちます。

Facebookの広告費を設定するやり方

Facebook広告は、「広告マネージャ」という専用の管理ツールを使って運用します。
広告を作る過程では予算や入札戦略を細かく決められるため、ここで広告費を設定しましょう。

Facebookでは、広告マネージャを使わなくても「Facebookページ」を利用して広告を出せます。
宣伝したい企業やサービスのページを作れば簡単に出稿できますが、手間がかからない代わりにカスタマイズはあまりできません。

戦略的に広告を出すなら広告マネージャのほうがおすすめです。

広告マネージャで設定した予算や入札価格は、広告の配信後に上限を超えることはありません。
オークションの結果によっては予算を100%消化しない場合もあるため、最大で投資できる金額を設定しておきましょう。

広告マネージャで予算や入札価格を設定できる項目について、それぞれご紹介します。

アカウントの上限予算

キャンペーンをいくつか展開したい場合は、アカウントの上限予算を決めて運用すればOKです。
広告マネージャのアカウントが1つあれば、複数の広告キャンペーンを同時に運用できます。

キャンペーンの上限予算

1つのキャンペーンにかける予算の上限を決められます。
キャンペーンごとの「通算予算」の他に、「1日の予算」として日ごとに使用する金額の上限を設定でき、いつでも編集が可能です。

キャンペーンの予算を細かく制御できる別の方法としては、「リーチ&フリークエンシー購入」があります。
リーチは広告を表示させる人数、フリークエンシーは広告が表示される頻度を指し、「リーチ&フリークエンシー購入」ではこれらの制御ができるのです。

意図するリーチやフリークエンシーを実現するために、どれくらいの予算が必要なのか配信前から正確にわかるため、かかるコストを事前に把握できるメリットがあります。
広告は予約した時点の価格で配信され、6か月先まで出稿の計画が可能です。

テレビCMのように動画で広告を配信したい場合は、「ターゲットレーティングポイント購入(TRP)オプション」機能も検討してみましょう。
従来のテレビ広告を購入する場合と同様に、Facebookで動画の広告キャンペーンを計画・購入してレポートを見られます。

広告セットの上限予算

オーディエンスや配信スケジュールを設定できる「広告セット」ごとに予算を決めることも可能です。
1日あたりの予算の上限・掲載している期間中の予算の上限をそれぞれ選べます。

広告セットの予算の中で、効果の高いキャンペーンに注力したいときに便利です。

入札価格

CPCであれば1クリックあたり上限いくらにするか、CPMであれば1,000回の表示につき広告費をいくらにするかを決められます。
広告枠に表示されるにはオークションで勝つ必要があるため、入札価格の設定を上手く調整することが重要です。

入札価格においては、オークションごとに入札価格をコントロールする上での「入札価格上限」、結果の単価を一定に保ちコストパフォーマンスを高めるための「ターゲット単価」の2つを設定できます。

入札する価格をいくらにすれば良いかわからない場合は、「自動」を選びましょう。
広告を掲載している期間中、均一に予算を消化できるようにFacebook側で入札単価を設定してくれます。

Facebook広告の支払い方法

広告にかかった料金は、掲載中にどれくらい課金されたかによってキャンペーン終了後に確定します
手動または自動で料金の支払いをしてください。

支払い方法は、広告マネージャに紐づいている「Meta Business Suite」のアカウントで設定できます。
クレジットカード・デビットカード・PayPalで支払いができ、VISA・JCB・Mastercard・American Expressの4種類が対象です。

決済に失敗した場合

広告費の決済ができなかった場合、Facebook広告は停止されます。
決済が成功すれば再び配信できるため、広告が停止されてしまったときはすぐに対処しましょう。

決済に失敗する原因としてよく挙げられることは、クレジットカードの利用停止や、引き落とし口座の残高不足です。
クレジットカードは上限額いっぱいまで使ってしまったり、期限が切れたりすることがあるため気をつけましょう。

Facebook広告の適切な費用とは?

Facebook広告の適切な費用は業種やサービス内容によって変わるため、一概にいくらが良いと断定できないものです。
これから出そうとしている広告の妥当な料金を知りたいときには、事前にシミュレーションをしてみましょう。

Facebookでは広告セットを作成するときに、広告費とその効果をシミュレーションする機能を使えます。
仕組みとしては、出そうとしている広告の予算・入札価格・ターゲット設定などを考慮した上で、リーチできる人数と獲得できる結果の数を予測しているのです。

これにより、広告を注文するかどうかを決められます。

目安となる相場や費用の平均はどれくらい?

Facebookが提供している「広告ライブラリ」を活用すれば、実際に掲載されている広告の事例から情報や相場を確認できます。
競合がどのようにFacebook広告を活用しているか、チェックしたいときにも役立つ方法です。

Facebook広告の最低出稿額は100円とされており、日額100円で1日だけ広告を出すこともできます。
ただし、あまりにも広告費が少なすぎると期待通りの結果やデータは得られません。

広告で成果を出したいときには、先にお伝えしたシミュレーションや広告ライブラリの機能を活用して、求める結果を出すにはどれくらいの費用が必要かを判断しましょう。

Facebook広告の費用対効果を上げる方法

広告の費用対効果を上げるには、1つのキャンペーンがどのような結果を出したかを分析して、必要に応じて改善することが重要です
Facebook広告では、キャンペーンの期間中と終了後に広告のパフォーマンスに関するお知らせが届きます。

広告の結果は、広告マネージャでも確認が可能です。
成果を把握できるだけでなく、パフォーマンス目標を達成するためには何を変更すべきかがわかります。

広告の効果がないと感じたら、戦略も含めた見直しをしましょう。
効果を上げるためにすべきことを知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

参考記事:「Facebook広告の効果を上げるには?すべきこと3つを解説」

Facebook広告は目的に合わせて予算や課金の方式を決めよう!

Facebook広告では、予算と入札価格に基づいて最終的な料金が決まります。
目的を明確にすることで最適な課金の方式が決まるため、課金の方式や難易度を参考にして適切な予算と入札価格を設定しましょう。

費用の決め方に悩んだときは、Facebookが提供しているシミュレーション機能や広告ライブラリ機能を活用することもおすすめです。

出したい広告にマッチする、最適なシミュレーションをしてほしい方はマーケティング会社に問い合わせるのも一つの手です。
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詳しく知りたい方はこちらのページも是非ご覧ください。