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「効果的な顧客獲得戦略がわからない」
「新規開拓を進めたいが、具体的な方法が見えない」
こうした課題を抱えている企業は少なくありません。
事業の成長には、新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客との関係を深め、継続的な取引につなげることが不可欠です。
そのためには、ターゲットの明確化や、最適なアプローチ手法の選定が求められます。
本記事では、新規開拓から見込み顧客の獲得まで、実践的な手法を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
顧客獲得が重要な理由

企業が成長を続けるには、新規顧客を取り込み、継続的に売上を生み出す仕組みが欠かせません。
顧客獲得の強化により、市場での競争力を高め、経営の安定につながります。
新規顧客の獲得は、既存顧客の維持よりも5倍のコストがかかる
一般的に、新規顧客を増やすには、市場調査や広告宣伝、営業活動などへの大きな投資が必要です。
一方で、既存顧客の場合はすでにブランドや商品・サービスに関する認知と信頼があるため、比較的コストを抑えやすいといえます。
そのため、新規顧客を獲得するコストは、既存顧客を維持する場合と比べて約5倍になるといわれています。
顧客の成長ステージ

顧客は「自社の商品やサービスを購入する可能性がある人」ですが、その関心度や購買意欲によって段階が分かれています。
商品やサービスを知らない段階でも、何らかの施策によって興味を持ち始め、やがてロイヤルティの高い優良顧客へ成長します。
それぞれのフェーズに応じた適切なアプローチを行うことで効率的に顧客を獲得し、長期的な関係を築くことができます。
潜在的なニーズを持つ層(潜在顧客)
自社の商品やサービスを認知していない層です。漠然とした悩みやニーズはあるので、ニーズに合わせた情報発信や広報活動を通じて発見してもらうことが重要です。
購買意欲が高まりつつある層(見込み顧客)
自社の商品・サービスに関心を持ちはじめ、購入の可能性が高まっている層です。具体的な提案や丁寧なコミュニケーションが効果的です。
初めて取引する顧客(新規顧客)
初回購入に至ったばかりで、企業との関係が浅い層です。満足度を高めるサポートや追加提案を実施すると、継続利用につながりやすくなります。
継続的に取引のある顧客(既存顧客)
一定の信頼関係が構築されている層です。定期的なフォローやサポートを行い、ロイヤルティを維持しながらアップセルやクロスセルを図ります。
何度もリピートする顧客(優良顧客・リピーター)
繰り返し購入するロイヤルティの高い層です。ブランドの支持者として周囲にも好評を広め、企業の長期的な成長を後押しします。
顧客獲得のファーストステップ|潜在顧客の見つけ方

潜在顧客たる企業もしくは一般消費者は、自社のターゲットを定めることで初めて明確になるものです。
例えば、高齢者向けの金融商品が商材であれば、高齢者でなければ潜在顧客ではありません。
また、未成年者はニーズがないので潜在顧客ではないでしょう。
潜在顧客は、ニーズがある人もしくは企業です。
つまり、潜在顧客を見つける(掘り起こす)ためには、自社がターゲットとするお客様を定義することが重要なのです。
裏を返せば、どのようなニーズを持つお客様に向けた商品・サービスなのかを明確にすることだとも言えます。
それではどのように自社のターゲットを明確に定義していけば良いのでしょうか?
以降で自社のターゲットを明確に定義していく方法をご紹介しますので、現時点である程度自社のターゲットが思い浮かぶ方も、本当に明確に定義されているのかどうか確認してみてください。
STP分析の実施
一般消費者もしくは企業のなかで、どのような人・企業が自社の潜在顧客なのかを見極めるためには、STP分析というフレームワークが利用できます。
STP分析とは、それぞれ次の単語の頭文字を取ったものです。
S:セグメンテーション
T:ターゲティング
P:ポジショニング
BtoB企業におけるSTP分析の簡単な流れを示してみます。
- 企業全体から大企業などのセグメントごとに分類する(セグメンテーション)
- セグメント内でさらにどのような企業を狙っていくのか目標を決める(ターゲティング)
- 同じお客様とシェアを分け合う競合に対し、どのように差別化してシェアを獲得するかを決める(ポジショニング)
イメージとしては上記のとおりですが、以下の記事ではさらに詳しくSTP分析について解説しています。
営業戦略の立て方について解説した記事ですが、具体例を挙げているので参考にしていただけるはずです。
ペルソナの設定
STP分析で、ある程度ターゲットと自社の立ち位置(差別化)が明確になれば、自社のターゲットの1人を明確に作り込んでいきます。
このように設定した人物もしくは企業のことをペルソナと呼びます。
設定したペルソナは、言わば自社の代表的な潜在顧客です。
「このような人物または企業が自社の商品・サービスを利用する」というペルソナ設定が理想的です。
ペルソナは企業側が勝手に作ってしまうものですが、できる限り実在する人物のように明確に作り込んでおきましょう。
この作業が、後述する見込み客を獲得する方法の良し悪しを決める重要な要素となりえます。
カスタマージャーニーマップの作成
ペルソナを作ったらそれだけで終わらず、ペルソナが最終的に自社商品・サービスを利用するまでの流れを考えてみましょう。
その流れを図式化したものをカスタマージャーニーマップと呼びます。
ペルソナが自社の商品・サービスを知って競合他社と比較検討し、どのように社内稟議を進めて自社と契約するのかといった流れを考えていくのです。
マーケティングミックス(4Pと4C)を用いた分析の実施
カスタマージャーニーマップを作成できたら、マーケティングミックスで具体的なアプローチ方法などを決めていきます。
| 4P | 4C |
| Product:製品 | Customer Value:顧客価値 |
| Price:価格 | Cost:顧客経費 |
| Place:流通 | Convenience:顧客利便性 |
| Promotion:販促 | Communication:コミュニケーション |
なお、マーケティングミックスは潜在顧客の見つけ方というより、企業のマーケティング/営業活動の具体施策を決めるものです。
このように、おもにSTP分析の過程で自社商品・サービスにマッチする潜在顧客を定義していけるのです。
資料「マーケティング支援サービス資料」を無料ダウンロード顧客獲得へのアプローチ|集客方法の4つのステップ

新規顧客を増やすためには、順序立てて施策を行いましょう。
以下の4つのステップを参考にしてみてください。
1. ターゲットとなる顧客を絞り込む
最初に行うのは、ターゲットとなる顧客の絞り込みです。
リーチする業界や規模を決め、会社情報を集める必要があります。
自社商品を必要とする業界を探し、どの会社・顧客にアプローチするかを決めましょう。
ターゲットとなる顧客を絞り込まないと、どのような施策をとって良いのか検討ができません。
そのため手間とコストを浪費する結果になります。
事前にターゲットを絞り込んでおけば見込み客にアプローチしやすくなり、無駄なコストをかけずに済みます。
「強い競合との付き合いがある」といった成約可能性が低い顧客は優先順位を下げるなど、費用対効果を考慮しながら顧客を決めていくと、効率的な営業が可能です。
また、顧客を羅列したリストを頭からアタックすると、獲得の確率が低い顧客へのアプローチに時間とコストを要してしまいます。
まずは顧客情報を分析し、自社との相性が良い顧客に精度の高いアプローチが重要です。
顧客の絞り込みを行う際は、ペルソナの作成を行うと良いでしょう。
ペルソナとは、ターゲットとなる顧客を詳細に設定したものです。
住んでいる場所や趣味、休日の過ごし方など、詳細に決めていきます。
ペルソナが明確になっていれば顧客をイメージしやすくなり、新規顧客を獲得するための施策決定や分析が行いやすくなります。
2. 過去の事例を分析する
次に行うのは、過去の事例の分析です。
過去の事例分析で、「なぜこの集客結果になったのか」「成功要因と再現性はあるのか」といった点が明確になっていきます。
過去、自社で行った集客方法の中でどれがうまくいったのか。
あるいは、類似している企業の成功事例をもとに、分析して適切なものを取り入れましょう。
3. 予算や労力に合わせて適切な集客方法を決定する
自社の予算や顧客の特徴に合わせて、複合的なアプローチが新規顧客の獲得率を上げる秘訣です。
顧客へのアプローチ方法は、飛び込み営業やテレアポ、マーケティングオートメーションなどのツールを活用したマーケティングがあります。
先ほど行った事例の分析や、ターゲットとする顧客データを基に最適な集客方法を決定します。
また、どれくらいのコストをかけて集客を行うのか上限をあらかじめ決めておくことが大切です。
自社のリソースや予算に合わせて最適な集客方法を選択しましょう。
上限を決めないと、集客にコストをかけすぎて利益が少なくなったり、赤字になってしまったりといったことが考えられます。
事前に決めた顧客層や予算、目的に合わせて最適な集客方法を決定しましょう。
4. 顧客へのメッセージを作成する
最後に行うのは、ターゲットに向けたメッセージの作成、つまりコンテンツの制作です。
どの集客方法でも同じですが、集客方法を決定したら、必要なコンテンツやメッセージを作成していきます。
マーケットで重宝されているメッセージ性とはどのようなものか、ターゲットの心が動くコンテンツは何かを考えながら、具体的なコンテンツに落とし込んでいきましょう。
何を伝えるかが明確でなければ、広告でもコンテンツによる集客でも失敗する可能性が高まります。
広告デザインやキャッチコピーは、集客コンテンツの代表例です。
近年では、オウンドメディアの展開や動画コンテンツ制作など、さまざまな媒体やプラットフォームを駆使した、多様な集客施策が各社で展開されています。
新規顧客の獲得に向けた具体的な手法

新規顧客を増やすための手順についてご紹介してきました。
以下では、新規顧客の増やし方について具体的な手法を紹介します。
新規顧客の増やし方1|広告
広告には、紙媒体のアナログ広告と、ネット上のデジタル広告があります。
広告は先ほど設定したペルソナの行動を分析し広告出稿先を的確に絞ることで、効率的に商品・サービスのアプローチが可能です。
広告が顧客の目に留まった時に、いかに購買意欲をかき立てられるかが重要なポイントになります。
広告集客はコストがかかるので、むやみに行うのではなくターゲットや目的に合わせて戦略的に行っていきましょう。
コストがかかるデメリットがありますが、広告を出すターゲットを絞って配信ができる上に、他の施策に比べて効果が出るまでの時間が早いことが強みです。
コストをかけてでもすぐに新規顧客を集めたい場合におすすめです。
リスティング広告
リスティング広告は、検索をかけた時に検索結果の上位に「広告」として掲載されるページのこと。
検索結果上に出される広告なので、文字情報のみです。
おもなプラットフォームはくGoogleとYahoo!で、特定のキーワードで広告を出せるので見込み客にアプローチしやすいのが特徴です。
広告の単価は、特定のキーワードに対する競合の多さによって変わります。
コストを抑えたい場合は、競合の少ないキーワードを見つけましょう。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、サイトを開いた時に表示される画像や動画型の広告のことです。
バナーを利用することが多いため「バナー広告」とも呼ばれます。
サイトを利用した全てのユーザーに対してアプローチをするため、幅広い層へのアプローチが可能です。
また、ディスプレイ広告は検索トップページや広告と提携するサイトに掲載できるため、オーディエンスだけでなく、商品カテゴリーでもターゲティングができます。
ディスプレイ広告を配信できるプラットフォームは主にGoogleとYahoo!です。
基本的なターゲティングはGoogleとYahoo!どちらも同様ですが、配信先のサイトや細かな設定のやり方が異なります。
最適な方を選択する、もしくは両方で配信してみるのも良いでしょう。
SNS広告
SNSはユーザーとして運用するだけでなく、広告の出稿によっても新規顧客の獲得が見込めます。
SNS広告は見込み客に対してピンポイントで広告を出せることから、成約率が高い・少額でも高い効果が見込めると評価されています。
リスティング広告・ディスプレイ広告と異なり、まとまった費用の捻出が難しい場合でも利用が可能です。
SNS広告の中でおすすめするのはFacebook広告です。
Facebookの利用は実名登録で、会社情報などの細かいプロフィールも登録しています。
そのため、Facebook広告は精度の高いターゲティングが可能だと言われています。
Facebook広告の運用管理画面は、簡単に操作できる点も強みです。
アナログ広告
チラシや地域誌、新聞などに広告を載せる方法です。
アナログ広告は、広告を出した地域での認知度を上げられ、高齢の顧客にも届けやすい特徴があります。
逆に、若い世代をターゲットとする場合には、あまり効果が期待できません。
地域誌やフリーペーパーは、その地域や雑誌の種類や、掲載の種類によっても掲載価格が異なるので確認してください。
新規顧客の増やし方2|SNSの利用
SNSは拡散力があるため、上手くいけばすぐにお店やサービス、商品について知ってもらえます。
それぞれのSNSについて詳しく見ていきましょう。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は基本的に1投稿140文字の文章を投稿するSNSで、匿名でのアカウント作成が可能です。
リアルな交友関係だけでなく、好きな芸能人やコミュニティ専用のアカウントを作成して、ファン同士でフォローし合うことが多くあります。
また、文章だけで投稿ができ、リアルタイムで情報を発信できます。
投稿がどんどん流れていくため、最新情報を入手するために利用する方が多いSNSです。
リツイート機能があるので、最も拡散力の高いSNSとも言われています。
バズる(たくさんリツイートされる)とフォロワーが増えやすく、認知度が上がりやすいのも特徴です。
しかし、X(旧Twitter)ではビジネスアカウントは警戒されやすく、伸びにくい傾向もあります。
アカウント名を呼びやすいニックネームにしたり、「〇〇のオーナー」「〇〇の中の人」など運用者のキャラクターをうまく見せたりして、親しみやすさを演出しながら発信するのがおすすめです。
Instagramは女性からの支持を集めている、写真や動画で楽しめるSNSです。
X(旧Twitter)が文字のSNSである一方、インスタグラムは視覚的にアピールできます。
ビジュアルが重視されるSNSなので、自社の商品やサービスの世界観を感覚的に伝えるのにぴったりです。
ビジネスブランディングにも多く活用されており、ファンコミュニティ形成にも有効です。
文章ではなく動画や画像で情報を伝えることに長けているため、世界観を作りやすいジャンルの投稿に向いています。
検索ツールとして使われることも多いため、ハッシュタグを挿入するのも忘れずに。
ハッシュタグは30個まで入れられますが、付けるタグが30個もない場合もあるでしょう。
その場合は、無理に余計なタグを入れるのではなく、関連性の高いタグを10〜20個程度付けることをおすすめします。
また、Instagramの特徴的な機能にストーリーズが挙げられます。
デイリーアクティブユーザーの70%がストーリーズの投稿をおこなっているとの結果も発表されており、フィード投稿、ストーリーズ、リールの3つの方法でフォロワーへのリーチが可能です。
写真に文字を加えて、おしゃれなだけでなくユーザーに役立つ情報として発信する「文字投稿」は、保存もされやすく伸びやすい傾向にあります。
Instagramのユーザーは、10代〜20代が最も多く、次いで30代〜40代が多くなります。
この層をターゲットにしている場合には、有効な集客手段となるので、ぜひ活用したいところです。
Facebookのユーザー層は、30代後半〜40代以上が最もアクティブに活動しています。
ビジネスの場面でもよく使われるのがFacebookで、この層にアプローチしたい場合に効果を発揮します。
また、知り合いがいいねをすると、「〇〇さんがいいね!しました」と拡散される機能もあるので、認知拡大にも効果的です。
Facebookは原則実名での登録が必要なSNSなため、リアルでも交友関係のあるユーザーとの交流がメインです。
30〜40代のビジネスマンの利用者割合が高いため、toBやビジネス寄りの商品のPRにおすすめです。
新規顧客の増やし方3|検索エンジンの活用
ユーザーが検索した時に自社のサイトが検索上位に表示されれば、自然と認知度が上がり、新規顧客を獲得しやすくなります。
SEO対策
SEO対策(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化とも呼ばれるものです。
Googleなどの検索エンジン上で検索をしたときに、自社サイト・ページを検索結果の上位に表示させるための対策を指します。
検索したときに、1ページ目には10個のサイトしか表示されないため、ユーザーはこの1ページ目に表示されたサイトの中から情報を集める傾向があります。
つまり、狙ったキーワードで自社のサイトが検索上位10位以内に入ると、ユーザーに認知してもらいやすくなるのです。
MEO対策
MEO対策(Map Engine Optimization)とは、GoogleマップやAppleマップなどの地図アプリでユーザーが検索をしたときに、自社の情報を検索結果の上位に表示させるための対策のことです。
「ローカルSEO」とも呼ばれ、Googleマップで検索した時に上位3位以内に入れば、まとまった集客が見込めます。
Googleマイビジネスに自店を登録し、この情報を更にユーザーに見つけてもらいやすくするために行うのがMEO対策。
さらにGoogleマップは、Google検索画面の広告枠の次に表示されます。
SEOの検索結果よりも上にマップが表示されるため、MEO対策でユーザーの検索したエリアに、いかにして自社を表示させるかが認知度に直結します。
特に個人経営の店舗などは、Googleマップを経由して知られることが多いため、MEO対策をしっかり行って露出を増やすことが重要になります。
新規顧客の増やし方4|セミナーやイベントの開催
セミナーやイベント開催という手法もあります。
一度に複数の参加者に自社の強みをアピールできるため、コストパフォーマンスが高いやり方です。
セミナー集客を成功させるためには、ターゲットの関心を引きつけ、ニーズを満たすことが重要です。
しかし、セミナーの存在が知られなければ、参加者を募ることは難しいでしょう。
講義の内容を明確にした上で、ターゲットに適した広告展開やアプローチが大切です。
新規顧客の増やし方5|顧客リストの作成
展示会や自社セミナー、自社イベントなどを行った際には、名刺交換やメールアドレスの登録などを行い、後日にメルマガ等を配信する会社も多いでしょう。
自ら会社や足を運んでくれた顧客は、アプローチした際に興味・関心の高い顧客になってくれる見込みが高いといえます。
一例として、メルマガとLINEの活用例を見てみましょう。
メルマガを活用する
顧客リストを使った電子メールも有効な集客手段です。
メルマガは顧客の育成によく使われる施策です。
顧客に対してメールでコミュニケーションが取れるので、自社の商品やサービスに対して興味を持ってもらいやすくなります。
特にBtoBビジネスの場面でよく使われる施策です。
メルマガを送る時のポイントは、メールを受信した人が開きたくなるような件名にすることがタ大切です。
メールを受け取った人は、メルマガだと分かると開封率が下がります。
件名を見て、興味のない内容であれば、そのまま開かずに終わってしまうのです。
では、どのような内容のメルマガにすれば効果的なのか。
これには、自分が顧客側の気持ちになってみることが一番です。
まずは、自分でいくつかのメルマガに登録してみて、「思わず開いてしまうメルマガ」と「全く興味をそそられないメルマガ」に分類して、その理由を分析してみましょう。
受け手を読みたい気持ちにさせるキーワードや言い回し、内容などの傾向を見つけてみてください。
メルマガを利用する場合は、顧客のメールアドレスを取得・管理する必要があります。
Webサイトやコンテンツ、セミナーの開催を通じて、メールアドレスを取得できる仕組みづくりをしましょう。
LINEで集客する
LINEの利用者は約8,900万人にものぼり、日本で最も多くの人が利用しているSNSです。
普段は連絡手段として使用することが多いため、LINEがSNSであるという認識はあまりないかもしれません。
LINEはメルマガ同様、個人に直接アプローチできるのが強みです。
顧客と直接コミュニケーションを取るには、LINE公式アカウントを活用しましょう。
LINE公式アカウントと友達になってもらうことで、ユーザーはサービスにまつわる最新情報を得られます。
メールよりも頻繁にチェックするユーザーが多いため、通知も見てもらえる確率が高くなります。
戦略的に行えばメルマガよりも効果が期待できるでしょう。
しかし、あまり頻繁にLINEで情報を流すとユーザーに嫌がられ、ブロックにつながることもありますので注意が必要です。
新規顧客の増やし方6|キャンペーンの開催
キャンペーンを打つことで、普段利用しないユーザーも取り込むことが簡単になります。
一度利用してもらえれば商品・サービスの良さが伝わり、リピートしてもらいやすくなるでしょう。
ただし、割引キャンペーンを過度に行うと企業イメージがマイナス方向に向くので、適度な活用が必須です。
クーポンの配布やサービスの無料トライアルの展開も、効果的な施策として多くの企業が採用しています。
仕組みは単純ながらも高い効果を期待できるため、広告などと組み合わせながら積極的に採用すべきでしょう。
新規顧客の増やし方7|紹介してもらう
「なかなか紹介や口コミで新規のお客様が来ない」と思ったことはないでしょうか。
紹介でスルスルと新規の顧客を獲得できるのは、そうそうないケースでしょう。
顧客から見ると、紹介しても自分へのメリットはないため、積極的に紹介する必要性は感じられません。
紹介での新規顧客の獲得を狙うなら、「紹介してほしい」旨を何らかの形で既存顧客に伝えて、紹介するメリットを訴求しましょう。
ここでは、「安くなるから」というメリットを伝えるだけでなく、「どんな人に来てほしいか」「どのように紹介してほしいか」なども伝えることが重要です。
例えば、店舗なら「安さ」だけを理由に来店したお客様は、その後のリピートにつながりにくくなることを留意しておきましょう。
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新規顧客の獲得を成功させるためのポイントについて、解説していきます。
知ってもらう方法を考える
商品やサービスを利用してもらうには、まずは知ってもらう必要があります。
提供しているものがどれだけ有益でも、存在を知らないのであれば購入の可能性がないからです。
特に、事業を立ち上げた最初期は、商品やサービス自体を知らない人がほとんどでしょう。
まずは広く知ってもらうために、どのような施策を行うべきかを考える必要があります。
既存顧客を分析する
新規顧客の増やし方のヒントを持っているのは既存顧客です。
既存顧客を分析し、共通点を見つけ出せば新規顧客の増やし方が分かります。
分析の方法として既存顧客に対してアンケートをとったり、話を聞いてみたりするのも良いでしょう。
自社の既存顧客を分析してみてください。
- 年齢、性別、趣味などに何か共通点はないか
- 何を魅力に感じて自社のサービスやお店をリピートしているのか
分析することで、自社のサービスや商品の強みが見えてくるはずです。
ターゲットやコンセプトを明確にする
既存顧客の分析を元に、ターゲット像やコンセプトを明確にしておきましょう。
誰に届けたいかを明らかにすることで、設定したペルソナに近い人物にメッセージが届きやすくなります。
ターゲットやコンセプトを明確にする際には、年代・性別・職業・家族構成・収入・好きな服の系統・よく行くお店などを具体的にイメージしていきます。
その上で、ターゲットがよく使う媒体やSNSを中心に集客を行っていくのです。
競合調査の徹底
他社との違いは何か、自社でしか提供できない価値は何かなどを明確にして、発信していきましょう。
自社の分析と同じくらい、競合調査・分析も大切です。
なぜなら、競合の調査を行うことで自社だけにみられる強み・弱みを把握できるからです。
また、競合他社から参考にできる点も見えてきます。
新規顧客を獲得するためには、競合調査をこまめに行う必要があります。
予算・CPAを決める
いざ、集客を始めようと思った時、どれくらいコストをかけて行うか、目標はどうするかなどを決めることは、一定の利益を確保するために必要不可欠です。
広告に費用をかけすぎ利益が少なくなってしまえば、全く意味がありません。
予算と目標獲得単価を決めて、計画的に集客を実施しましょう。
CPAとは、来店やお問い合わせなどの目的達成(コンバージョン)1件あたりの獲得単価です。
まずはCPAを決めて、あとは目標から逆算して何件コンバージョンを獲得したいかを計算しながら予算を決定させましょう。
予算や目標を立てた後に振り返りや分析を必ず行うことも大切です。
実際に集客を行ってみて、「どのような広告でどれだけのコンバージョンを獲得できたのか」「広告内容を変えた時はどうか」などの分析により、集客における“勝ちパターン”を見極められます。
集客を始める前に仮の予算や目標で良いので、決めてからスタートしてみてください。
付加価値をつけていく
付加価値をつけることで、新規顧客が増やせないかと考えるのも有効です。
特に、類似の商品が他社で展開しているときに付加価値をつけることで、差別化を図るケースも多くみられます。
例えば、世界的に有名なAppleが販売するApple Watchについて考えてみましょう。
Apple Watchは腕時計という概念から抜け出し、スマートフォンさながらの電話・マップ・電子決済・ヘルスケアなどの機能が、時計の付加価値としてつけられています。
顧客は、Apple Watchに時計以上の価値を感じて購入に至っていると言えるでしょう。
このように、本来の機能に付加価値をつけることは、新規顧客へのアプローチにつながるのです。
新規顧客にリピートしてもらうコツ

ここまでの新規顧客を増やす方法に取り組んでも、新規顧客にリピートしてもらえなければ売上の向上は見込めません。
新規顧客の獲得と同じくらい、リピートしてもらうことも重要なのです。
ここからは、新規顧客にリピートしてもらうコツを3つ紹介します。
定期的な接触
新規顧客にリピートしてもらうには、商品やサービスを覚えていてもらうことが大切です。
そのためには、定期的な接触を心がける必要があります。
具体的には、メルマガやSNS、リターゲティング広告を通じて定期的に接触し、思い出す回数を増やすことが重要。
一度商品を購入した段階で、メルマガやSNSを利用して顧客とつながっておくことが重要です。
再度利用するメリットを伝える
新規顧客にリピートしてもらうには、再度利用するメリットを伝えるとリピートしてもらいやすくなります。
ポイントカード、メンバーズカード、継続キャンペーンなどの案内は再度利用するメリットをわかりやすく提示できます。
重要なのは、継続して利用する顧客を優遇することです。
ロイヤルティの高い顧客の優遇で、継続的な利用を促進しましょう。
コンセプトに共感してもらう
商品ではなく、「商品を利用していること」に価値を感じてもらえれば、リピート率は上がります。
商品そのものも大切ですが、その商品やサービスを提供している背景やコンセプトも重要です。
商品を購入してもらう前後で、コンセプトや背景を伝えましょう。
共感してもらえればリピートにつながる可能性が上がります。
新規顧客の最適な増やし方で利益を最大化する

今回は、新規顧客を獲得するために効果的な集客方法をご紹介してきました。
新規顧客を獲得するには、顧客の心理に合わせてどのような施策が最適なのかを考え、実行していく必要があります。
限られた人員や予算の中で成果を最大化するには、事前準備が重要です。
特に重要になるのが、顧客の選定です。
どのような顧客属性に対してアプローチをかけるのかが明確になっていないと、行おうとしている施策が最適か判断することが難しくなります。
自社のターゲットや目的に合わせて集客方法を選んで組み合わせることで、より効果を発揮します。
あなたのお店やサービスの魅力が、より多くの人に伝わるよう、今回の内容をぜひ役立ててみてください。
資料「マーケティング支援サービス資料」を無料ダウンロード投稿者プロフィール

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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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