【初心者向け】Amazon広告とは | 種類や費用・運用方法をわかりやすく解説

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ECプラットフォーム市場で非常に勢いのあるAmazon(アマゾン)。
2023年の売上高は円ベースで3兆6662億8200万円と、2014年から9年連続で伸び続けています。
しかし、Amazonに出品していてもうまく売上につなげられていない方や、広報手段としての活用に一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Amazon広告の基本を徹底的に解説します。
種類や費用、運用方法などを初心者にもわかりやすく解説するので、ぜひチェックしてみてください。

なお、株式会社soraプロジェクトでは各広告媒体の特徴一覧や広告媒体を選ぶ際の考え方をまとめた資料「今から始める!BtoB広告入門」を無料で配布していますので併せてチェックしてみてください。

Amazon広告とは

Amazon広告とは、Amazonへ出店・出品している事業所が利用できるプロモーションツールを指します。

Amazonが保有する顧客データを活用した精度の高いターゲティングが特徴で、さまざまな種類の中から自社に合った広告を選んで出稿できるのが魅力。
事前にAmazonのアカウント作成および出品が必要ですが、広告設定は比較的簡単な手続きで行えます。
Google広告やYahoo!広告の出稿経験が少しでもある方であれば、スムーズかつすぐに始められる広告です。

 Amazon広告のメリット

Amazon広告はユーザー数が多いこと以外にも、さまざまなメリットがあります。

ここからは、Amazon広告のメリットを3つご紹介。
利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

費用対効果が高い

Amazon広告は購入を前提に訪れるユーザーが多いため、他の広告と比較して費用対効果が高いのが大きなメリットです。

「いつか購入したい」「購入前に事前リサーチしたい」といった、なんとなくインターネットやSNS閲覧をしているユーザーに広告を配信しても、すぐに購入につながる可能性は低くなってしまいます。
しかし、「購入したい」と本気で思っているユーザーに配信すれば、短期間で高い効果が期待できます。

購入意欲の高いユーザーに広告を表示できるため、広告費用よりも費用対効果を重視したい方にはおすすめの広告です。

精度の高いターゲティングが可能

Amazonは利用ユーザーが非常に多いため、膨大な顧客データを保有しています。
それらの顧客データを用いることで、細かく精度の高いターゲティング設定ができるのも魅力的です。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用した広告ではユーザーの検索に対するデータをもとにターゲティングが可能ですが、Amazonではそれに加えて購入に対するデータも持っています。
実際に購入したユーザーの検索ワードや属性を組み合わせてターゲティングできるので、他のWeb広告よりも精度が高いのが特徴です。

Amazon広告のターゲティングは主に4種類。

No.種類内容
1自動ターゲティング掲載したい商品に合わせてAmazon側が自動でキーワードを選定してくれる
2キーワードターゲティング出稿側がキーワードを個別に選定して広告配信できる  
3商品ターゲティング広告を表示させたい商品カテゴリや商品ページを選んで表示設定できる
4興味・関心ターゲティングユーザーの過去の行動から属性を指定して広告配信ができる(興味関心リストは全140種類以上)

ただし、広告の種類によって設定できるターゲティングが異なるので注意が必要です。

他社ページにも出稿できる

Amazon広告は自社商品のページだけでなく、競合の類似商品ページにも出稿できます。
例えば、Amazon内の他社の自転車ページを閲覧しているユーザーに対して、自社の自転車に関する広告を表示可能。
他社の商品よりも優れていると判断されれば、競合から自社へ興味関心が移る可能性もあります。

これは、前述した商品ターゲティングを利用して設定可能。
商品ごとに割り振られたASINコードをターゲットとして指定すれば、該当商品の検索結果画面とカタログ画面内の「この商品に関連する商品」枠に表示できます。

Amazonの競合の多さを逆手にとったプロモーション手法です。

Amazon広告のデメリット

Amazon広告はメリットが多いのが特徴ですが、出稿する際に気を付けるべきデメリットも存在します。

ここからはAmazon広告のデメリットを解説。
事前にチェックして、対策を講じたうえで出稿を進めるようにしましょう。

新規顧客を取り込みにくい

Amazon広告の配信対象者はAmazonユーザーに限られるため、新規顧客を取り込みにくいのがデメリットのひとつです。

ユーザー数が多いので幅広い層に広告出稿できますが、基本的にはすでに購入を検討している顕在層にしかアプローチできません。
GoogleやYahoo!などの広告では今後顧客となりうる潜在層にもアプローチできるので、商品ターゲットに合わせて使い分けるのがおすすめです。

費用が高い

Amazon広告はクリック課金型で、ユーザーが広告をクリックすると費用が発生する仕組みです。
1クリックあたり5~10円が相場となるため、広告への掲載自体は比較的安価で出稿できるのが特徴。
しかし、考慮しなければならないのが、商品の販売にかかる販売手数料です。

販売手数料は出品カテゴリによって異なるので、商品によっては広告掲載料と販売手数料を合わせると高額になってしまうケースもあります。
Amazon広告を掲載する際は、広告掲載料と販売手数料を合わせた費用で予算を組んでおき、費用対効果を確認しながら配信しましょう。

Amazon広告の種類

Amazon広告は大きくスポンサー広告と外部広告の2種類に分けられます。
その中でもさまざまな種類があるので、特徴を理解してうえで効果的な組み合わせて掲載するのがおすすめです。

ここからは、Amazon広告の種類をご紹介。
打ち出したい商品やターゲット、目標に適した広告を探してみてください。

スポンサー広告

スポンサー広告は内部広告とも呼ばれており、Amazon内で配信される広告を指します。

ここからは、3種類のスポンサー広告を詳しく解説。
メリットやデメリットも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

スポンサープロダクト広告

スポンサープロダクト広告は、検索キーワードに応じて配信される広告のことです。
出品している商品情報をもとに、Amazonの検索結果と商品詳細ページに配信されます。
リスティング広告に似ているので、GoogleやYahoo!でWeb広告の出稿経験があれば比較的スムーズに設定可能な広告です。

広告のように見えないビジュアルが特徴で、ユーザーに抵抗感を与えにくくクリックにつながりやすいのがメリット。
また、自動で広告生成ができ、少額から出稿できるのも魅力的です。
すぐに広告を出稿したい方はぜひチェックしてみてください。

ターゲティングは自動と手動の両方で実施可能。
自動の場合は、広告に掲載したい商品に関連性の高いキーワードが検索された際に、Amazonが自動的に広告を配信します。
手動の場合は、広告を表示したいキーワードや商品を自身で設定可能です。

【掲載条件】

  • 大口出品者、取引企業、書籍のお取引企業、Kindle Direct Publishing(KDP)の著者、代理店
  • 商品が1つまたは複数の該当カテゴリに属していること
  • おすすめ出品の利用資格を満たしていること
    (引用:amazon adsより)

スポンサーブランド広告

スポンサーブランド広告は、ブランドロゴやカスタム可能な見出しとともに、最大3つの商品を掲載できる広告を指します。
広告表示の仕組みはスポンサープロダクト広告と同様、検索キーワードや商品カテゴリに連動して表示されるのが特徴です。

スポンサープロダクト広告との大きな違いは、広告クリエイティブのカスタマイズができることです。
ブランドロゴを活用することで、商品だけでなくブランドの認知度拡大も期待できます。

広告フォーマットは以下の通りです。

広告フォーマット特徴
広告コレクション最大3つの商品を並べて表示できる
ストアスポットライト商品ではなくストア(ショップ)を表示できる
動画動画で1つの商品を紹介できる

商品だけでなくストアの広告表示も可能なのが大きなメリット。
広告のレイアウトやキャッチコピーもカスタマイズできるので、ブランドの認知度を高めながら販売促進につなげたい方におすすめです。

【掲載条件】
・Amazonブランド登録に登録済みの取引企業、書籍お取引企業、代理店、大口出品者であること
・販売している商品の商標登録をしていること
(引用:amazon adsより)

スポンサーディスプレイ広告

スポンサーディスプレイ広告は、ユーザーの興味関心や行動データをもとに表示させる広告を指します。
スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告が検索キーワードをもとにターゲティングするのに対して、スポンサーディスプレイ広告はユーザー自身にターゲティングするのが大きな違いです。

Amazonがユーザーの購入履歴やページ遷移・検索などの行動から興味関心のある商品を推測し、購入確度の高いと思われる商品の広告を配信。
また、一度商品ページに訪れたユーザーに対するリターゲティングができるのも特徴です。

広告フォーマットは画像と動画の2種類。
1つの広告で複数商品を掲載可能で、表示ごとに商品はランダムに変更されます。
2023年1月より、スポンサー広告の中で唯一Amazon外への配信もスタートしました。
Amazon内では検索結果ページ上や商品詳細ページ、カスタマーレビュー横、おすすめ出品の下など幅広い範囲に掲載可能。
その他、アプリやサードパーティのWebサイト(Twitchなど)にも掲載されます。
幅広い層へ周知させたい方におすすめの広告です。

【掲載条件】

  • Amazonブランド登録に登録済みの取引企業、書籍お取引企業、代理店、大口出品者であること
  • 販売している商品の商標登録をしていること
    (引用:amazon adsより)

外部広告

外部広告は、Amazon外のサイトなどに広告配信できるサービス。
Amazonユーザー以外にも広告を届けられるので、間口を広げてアプローチしたい場合におすすめです。

ここからは、4種類の外部広告を解説していきます。

Amazon DSP

Amazon DSPはAmazon本体と一部の広告代理店のみが取り扱っている外部広告で、Amazonの膨大な購買データを活用して外部サイトへも広告掲載できる仕組みです。
DSPとは「Demand-Side Platform」の略語で、広告主のためのプラットフォームのこと。
Amazon内外で商品やブランドを周知したい場合におすすめです。

Amazon DSPはAmazon外部へも広告を掲載できるので、顕在層だけでなく潜在層へのアプローチや、新規顧客の開拓に適しています。
ただし、配信先のユーザーにはまだ検討段階にもいっていない方も含まれるため、すぐに売上につながらない可能性もあるので注意が必要です。

スポンサー広告がAmazonで出品していることが条件なのに対し、Amazon DSPはAmazonで出品していない方も利用可能。
自社のECサイトなどへのリンクを設定できます。

Amazon DSPを利用したい場合には、取り扱っている代理店かAmazon本体への依頼が必要です。
Web広告のように広告主が自ら運用することはできないので注意してください。

動画広告

動画広告は、Fire TVやtwitchなどのストリーミングサービスで表示できるストリーミングTV広告と、Amazon内外のさまざまなサービスで表示できるオンライン動画広告があります。

動画広告は画像や文字のみの広告と比較して訴求力が強く、イメージ重視の魅力的な発信が可能。
商品イメージやブランドイメージの向上を重視したい場合におすすめです。

動画広告は仕様が細かく決められているので、出稿の際には事前にチェックしてからクリエイティブを用意しましょう。

音声広告

音声広告はAmazonのECプラットフォーム内ではなく、AmazonMusic内で配信される広告です。
無料ユーザーが配信対象で、AmazonMusicの曲と曲の合間に音声広告を配信できます。

音声広告の長さは10~30秒の間で自由に設定可能。
スキップできない仕様となっているので、完全再生率がほぼ100%でしっかりとユーザーに広告を届けられるのが魅力です。
また、音声広告の配信と同時にバナーも表示できます。
音声とあわせて視覚的にもアプローチできるので、さらに高い効果を期待できます。

ただし、音声広告が利用できるのは一部の国のみです。
2024年5月現在、日本ではまだ対応していません。

カスタム広告ソリューション

Amazon広告では、Amazonと一緒に独自のキャンペーンを作成するサービスとしてカスタム広告ソリューションを提供しています。
Amazonの戦略チームやクリエイター、エンジニアなどと協力してオリジナルのキャンペーンを開発するので、効果重視で広告出稿したい方におすすめです。

配信先は、AmazonのTOPページの他、Fire TV内、Amazonの配送段ボール上など、オンラインに留まらずさまざまな形での展開が可能です。
Amazonで出品していなくても利用でき、規模の大きいものだと作成するまでに数か月かかることもあります。

Amazon広告の費用

商品の販売促進に効果的なAmazon広告ですが、費用対効果を最大限に引き出すためには、事前に予算を組むことが重要です。
ここからは、Amazon広告の費用について解説。
課金方式や費用目安を紹介するので、予算を検討する際の参考にしてみてください。

Amazon広告の課金方式

Amazon広告の課金方式は広告の種類によって異なります。

広告種類課金方式
スポンサープロダクト広告クリック課金
スポンサーブランド広告クリック課金
スポンサーディスプレイ広告クリック課金 (1,000件当たりのビューアブルインプレッション単価)
Amazon DSPインプレッション課金

クリック課金は広告が表示されてもクリックされなければ費用が発生しないので、見込みの高いユーザーに絞って広告費をかけられるのがメリット。
インプレッション課金は表示回数に基づいて課金されることから、予算設定と管理がしやすく、より多くの方へのリーチを目的とする場合に適しています。

課金方式によっても向き・不向きがあるので、目的によって使い分けるのがおすすめです。

Amazon広告の費用目安

Amazon広告の費用は、スポンサー広告(クリック課金)と外部広告で異なります。
スポンサー広告のクリック課金の場合、費用目安は1クリックあたり5~10円が相場で、カテゴリやターゲット・時期によっては数百円ほどかかることもあります。
しかし予算上限を設定したうえで配信できるので、少額からの出稿も可能です。

外部広告のAmazon DSPの場合は、最低出稿額が300万円に設定されているため、費用目安も300万円以上です。
Amazon DSPはインプレッション課金で、1,000回広告が表示されると広告費用が発生します。
大規模なキャンペーンの実施や、集中的にブランド認知度の向上や新規顧客の獲得を目指す場合におすすめです。

Amazon広告の出し方

Amazon広告の出し方は、基本的な流れはすべての種類共通です。
ここからは、Amazon広告の基本的な出し方をご紹介。
種類によって異なる部分も解説するので、出稿前にチェックしてみてください。

Step1:Amazon出品アカウント(セラーセントラル)を開設する

まずは、Amazon出品アカウントを開設します。
出品用広告は小口出品と大口出品の2種類あり、Amazon広告を出稿する場合は大口出品での登録が必要です。

種類費用
小口出品1商品あたり100円+販売手数料
大口出品月額4,900円(税別)+販売手数料

Step2:Amazon(セラーセントラル)へ商品を登録する

Amazonの出品アカウントを開設したら、実際の商品登録へ進みます。
商品登録はセラーセントラル(seller central)から商品登録をクリックし、カテゴリ選択⇒重要情報の入力⇒出品情報の入力⇒画像追加の順番で行います。

商品登録には、JAN(Japanese Article Number)コード・製造元部品番号が必要になるので、事前に用意しておきましょう。
画像は最大9枚まで設定できます。

Step3:Amazon Advertisingに登録する

次に、Amazon Advertisingへ登録を行います。
Amazon Advertisingにアクセスし、【登録】ボタンをクリックすると簡単に登録可能です。

Step4:Amazon Advertisingとセラーセントラルを紐づける

続いて、Amazon Advertisingと商品登録を行ったセラーセントラルの紐づけを行います。

Amazon Advertisingを登録した際に、広告する国の選択で日本を選ぶと「オプションを選択して日本に登録する」という表示が出ます。
その表示の中にある「セラーセントラルアカウントを持っています」を選択して進むと、Amazon Advertisingとセラーセントラルの紐づけは完了です。

Step5:広告設定をする(キャンペーン・ターゲティング)

Amazon Advertisingとセラーセントラルの紐づけの後は、実際に広告設定を進めていきます。
広告設定は、広告キャンペーンマネージャーを立ち上げて実施。
広告キャンペーンマネージャーはセラーセントラルページの広告タブからアクセスできます。

キャンペーンの種類では、スポンサー広告のいずれかを選択。
Amazon DSPを出稿したい場合は、広告代理店やAmazon担当者への問い合わせが必要です。

キャンペーンの種類を選択したら、キャンペーン名・開始日・終了日・1日の予算・ターゲティング方法を入力します。
オート(自動)ターゲティングの場合は、Amazon側が自動で関連商品とのマッチングをするので、詳細設定は不要です。
マニュアル(手動)ターゲティングの場合は、キーワードターゲティングか商品ターゲティングかを選択し、詳細設定を行いましょう。

Step6:広告を出稿する

キャンペーンの詳細設定が完了したら、「キャンペーン作成」を選択して広告を出稿します。
出稿前には、設定内容に間違いがないが十分にチェックしましょう。

設定した方の場合見落とす可能性があるので、同僚や上司など第三者にチェックしてもらうのがおすすめです。

Amazon広告を出すときの注意点

Amazon広告はすぐに出稿できるのがメリットですが、出稿時にはいくつか注意点があります。
事前にチェックしたうえで、スムーズに広告出稿できるよう進めていきましょう。

小口プランは広告を出稿できない

まず、Amazonアカウント登録の際に「小口出品」を選択するとAmazon広告を出稿できない点に注意が必要です。

Amazon広告は大口出品アカウント向けのサービスなので、最初の登録では大口出品を選択しましょう。
また、すでにAmazonアカウントを登録している方は、大口出品になっているかどうかを確認するようにしてください。

広告出稿条件を満たさないといけない

各広告には出稿条件が設定されているため、出稿したい場合には事前に条件の確認が必要です。

例えばスポンサーブランド広告の場合は、Amazonブランド登録が広告出稿条件に含まれています。
キャンペーン作成時に「条件を満たしていなかった」とならないよう、事前準備をしっかりと行ってから出稿を進めていきましょう。

Amazon広告を効果的に運用するポイント

Amazon広告は幅広いユーザーへのアプローチが可能な点が強みですが、工夫することでさらに効果を高められます。

ここからは、Amazon広告をより効果的に運用するポイントをご紹介。
ぜひ実践して、効果の最大化を目指してみてください。

Point1:目的とターゲットを明確にする

Amazon広告を出稿する際には、誰に対して何のために広告を出すのかを決めておきましょう。

他の広告でも同様ですが、広告は出稿することが目的ではなく、例えば売上アップ・新規顧客の獲得・ブランド認知度向上など、その先に目指すべきゴールがあります。
目的によって適している広告の種類が異なるので、効果を最大限に引き出すためにも、目的を明確にしておきましょう。

また、届けたい方にしっかり届けるためには、精度の高いターゲティングが必要です。
ペルソナを設定するなどターゲットを明確にしておくと、ターゲティング設定内容を決められます。
Amazon広告以外でも販促戦略全体に活用できるので、広告出稿の機会に明確にしておくのがおすすめです。

Point2:商品ページの情報を充実させる

Amazon広告からユーザーが遷移する商品詳細ページやストアページの充実も重要なポイントです。
魅力的な広告でクリックにつながったとしても、遷移先の情報が不十分であれば商品の魅力がつたわらず、購入に至らない可能性が高まります。
そうなると広告費の無駄遣いになってしまうので、広告とあわせて商品ページも魅力的な作りにしておきましょう。

Point3:プロに運用を依頼する

より効果的に運用したい場合は、プロに依頼するのもひとつの方法です。

広告代理店ではAmazon広告をはじめとして、さまざまな広告の運用支援を行っています。
目的やターゲットに適した広告の選定から戦略立案、実際の設定、出稿後の効果測定など依頼できる業務範囲は幅広いのが特徴。
社内で人的リソースを確保できない場合や、専門知識のある人材がいない場合にも、ぜひプロへの依頼を検討してみてください。

まとめ:広告代理店へ依頼して効果的な広告運用を

購買意欲の高いユーザーへアプローチができるAmazon広告。
スポンサー広告は簡単に始められるので、すぐにでも商品の販売促進を進めたい方に適しています。

広告出稿は簡単にできるものの、高い効果を得るためには出稿や運用に工夫が必要なので、広告代理店などのプロへ運用を依頼するのがおすすめです。
株式会社soraプロジェクトでは、広告運用をはじめとするマーケティング支援を行っています。
企業の課題の整理と明確化を行い、戦略立案から実際の施策・効果測定・改善まで、売上を上げる仕組みをデザインしていく伴走型マーケティング支援です。

気になる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。