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「テレアポで成果の出る声のトーンが知りたい。」
「テレアポって声のトーンは重要なの?」
ご存知でしょうか?テレアポには成果の出やすい声のトーンが存在します。
なぜなら、テレアポでは顔が見えずに声だけしか相手に伝える事しかできないですが、声で相手に信頼感や好感をもってもらうことが可能だからです。
テレアポに最適な声のトーンを身に付けることができれば、テレアポの成約率もぐんぐんと向上するでしょう。
そこで今回は、テレアポにおける声のトーンの重要性から、意識するだけで成果が上がる声のトーンのポイント3つをご紹介します。
最後にテレアポにおける話し方の注意点5つもご紹介しています。この記事を読み終えることで、テレアポで成果を上げるための、話し方の全てを身につけることができているでしょう。
テレアポにおける声のトーンの重要性

まずはじめに、テレアポにおける声のトーンの重要性についてお話しします。
テレアポでは聴覚情報しか相手に与えることができないため、成約率を上げるためには声のトーンはとても重要だと言えます。
それを裏付ける「メラビアンの法則」というものが存在します。
メラビアンの法則とは、メラビアンという心理学者が初対面の相手と会ったときに感じる印象を要素を分析した考え方です。
メラビアンの法則によると、印象は以下の通りです。
- 視覚情報 55%(見た目、しぐさ、表情、視線)
- 聴覚情報 38%(声の質、大きさ、速度、口調)
- 言語情報 7%(言葉の意味、会話の内容)
テレアポでは、視覚情報は与えることができないため、聴覚情報がとても重要になってくることは理解しやすいと思います。
そのため、テレアポで成果を出すためには、声のトーンを意識する必要があります。
声のトーンは意識するだけですぐに改善することができ、改善後の効果も高いです。
すぐに改善できる部分であるため、是非とも改善していただきたいです。
テレアポにおける声のトーンのポイント3つ

次に、テレアポにおける声のトーンのポイント3つを解説していきます。
テレアポの声のトーンのポイントは以下の通りです。
- 通常よりも2トーン高く
- 表情やアクションは実際に行う
- 落ち着いたトーンは必須
テレアポにおける声のトーンのポイントはたった3つのみです。
この3つのポイントを抑えることで、テレアポの手ごたえが変わる事を肌で感じられるようになるでしょう。
それでは、詳しくテレアポにおける声のトーンのポイント3つを詳しく解説していきます。
通常よりも2トーン高く
テレアポにおける声のトーンのポイント1つ目は、「通常よりも2トーン高くする」ことです。
電話での第一印象は間違いなく、聴覚情報である声のトーンでしょう。
電話の声のトーンが低く、暗い印象を与えたらマイナスでしかありませんよね。
あなたも、電話を受けた際に声が暗く雰囲気が悪かったら、話を聞きたいとは思いませんよね。
そのため、声のトーンは意識して2トーン高くなるように心がけてみましょう。
そうするだけでも、相手に爽やかな明るい印象を与えることが可能になります。
声の印象だけで相手に悪い印象を与えることはとてももったいないことなので、必ず回避しましょう。
表情やアクションは実際に行う
テレアポにおける声のトーンのポイント2つ目は、「表情やアクションは実際に行う」ことです。
テレアポには”笑声”が相手に良い印象を与えます。
笑声とは、笑顔の状態で発する声のことを指します。
人の声には表情やアクションも反映されます。
そのため、テレアポは電話のため顔は見えませんが、笑顔を意識して笑声を出せるようにしてみましょう。
表情や仕草も実際に行うことで、自然な声を発することが可能ですので、ぜひ実践してみて下さい。
落ち着いたトーンは必須
テレアポにおける声のトーンのポイント2つ目は「落ち着いたトーンを意識する」ことです。
テレアポでは常に落ち着いた声のトーンを意識するようにしましょう。
落ち着いた声のトーンとは、自信を持って堂々と話すことで出すことができます。
テレアポでは聴覚情報がほとんどですので、こちら側の声のトーンによって相手側が受け取る印象が変化します。
そのため、こちら側の自信の無さは相手に自然と伝わってしまうものです。
相手の立場に立ってみるとあなたも、自身なさげに話をしていたら「この人からモノを買おう、契約しよう」とは思わないでしょう。
堂々とした落ち着いた声のトーンで話すことで相手に信頼感を与えることができ、信頼が成約や購入に繋がります。
テレアポでは意識して落ちいついた声のトーンを発し、相手に安心感を与えて、不信感を抱かれることを回避しましょう。
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最後に、テレアポにおける話し方の注意点5つをご紹介します。
声のトーンのポイントを意識することに併せて、その他の注意点に気をつけることで、更にテレアポの成果を向上させることができるでしょう。
テレアポの話し方の注意点は以下の通りです。
- 下に出すぎない
- 相手と会話のペースを合わせる
- ハッキリと、聞き取りやすく
- PREP法を利用する
- 相手の意見を否定しない
それでは、注意点について詳しく解説していきます。
是非参考にしてください。
下に出すぎない
テレアポの話し方の注意点1つ目は、「下に出すぎない」ことです。
いきなり電話をかけて申し訳ないという気持ちは誰でも持っています。
しかし、その気持ちが出過ぎてあまりにも下手に出過ぎると、相手からすると
「自信がないのかな?」
「この人は何がしたいのかな?」
と、逆に不信感を与えてしまう可能性があります。
そのため、極端に下に出過ぎることは避け、自信を持って堂々と話すことを意識しましょう。
相手と会話のペースを合わせる
テレアポの話し方の注意点2つ目は、「相手と会話のペースを合わせる」ことです。
テレアポは顔が見えないという特性上、言葉のやり取りの重要性が高いことは明白です。
つまり、相手との言葉のキャッチボールがとても重要だということです。
こちら側としては営業トークをしたい気持ちも分かりますが、まずはその気持ちを抑え、相手との会話のペースを合わせることを心がけましょう。
一方的な営業トークは、かえって逆効果になることがほとんどです。
そのため、相手の話をしっかり聞くというスタンスは必ず守り、相手の会話のペースに合わせながら営業トークを差し込みましょう。
ハッキリと、聞き取りやすく
テレアポの話し方の注意点3つ目は、「ハッキリと、聞き取りやすく」することです。
何度も言いますが、テレアポでは聴覚情報がほとんどを占めています。
そのため、相手に「聞き取りづらい、、」「わかりづらい、、」と思われたら良いことはありません。
そのため、テレアポでは意識してハッキリと、聞き取りやすく話をするように心がけましょう。
同じ内容の話でも、ハッキリかつ聞き取りやすい声と、聞き取りづらい声では成約率に大きく影響するため、必ず意識して下さい。
PREP法を利用する
テレアポの話し方の注意点4つ目は、「PREP法を利用する」ことです。
テレアポでは、PREP法を利用して話をすると有効です。
PREP法とは、結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)の順で話すテクニックです。
この方法は、テレアポではもちろんのこと、セールスライティングやウェブライティングで使用されるテクニックになります。
PREP法を利用することで、発言に説得力が増します。
テレアポでもPREP法の効果は絶大で、相手を引きつけることが可能になります。
相手の意見を否定しない
テレアポの話し方の注意点5つ目は、「相手の意見を否定しない」ことです。
テレアポの際には相手からの意見を否定することは避けましょう。
意見を否定してくる相手の話を聞きたくはありませんよね。
それは相手も同じで、意見を否定されたらあなたの話を聞いてはくれません。
そのため、相手の意見はしっかり受け止め、肯定するようにしましょう。
相手の意見を受け止めた上で、共感し、聞く姿勢を貫くことで次第にあなたに心を開き始め、本音を見せ始めます。
本音が見えてきたら、相手はあなたに心を開き始めている証拠なので、あなたの商品・サービスが相手の課題をどう解決するか話を進めましょう。
まとめ:声のトーンを変えるだけでテレアポの成約率が上がります

以上がテレアポにおける声のトーンのポイント3つと、話し方の注意点5つになります。
テレアポでいかに声のトーンと話し方が重要か理解できたと思います。
聴覚情報しか与えることのできないテレアポにおいては、声のトーンはとても大きな役割を果たしています。
そして、声のトーンを変えるだけでもテレアポの成約率は大きく向上しますので、利用しない手はありません。
紹介した声のトーンのポイントは、今日から実践できるものになっているので、是非すぐに活用してみて下さい。
最初のうちは慣れずに、ぎこちなくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、数をこなしていくことで次第に何も考えずとも、テレアポに最適な声のトーンや話し方ができるようになりますので安心してください。
資料「テレアポ代行・インサイドセールス代行の料金表」を無料ダウンロード投稿者プロフィール

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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。