人材確保のチャンス!在宅勤務でインサイドセールスを成功させる3つのポイント

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画像:在宅コロナ

新型コロナウィルス感染症(Covid-19)により、「在宅勤務」という新しい働き方が日本企業にも定着しつつあります。

本記事では、インサイドセールス業務にフォーカスをあて、在宅勤務でも成果を出すための3つのポイントを紹介します。

  • 在宅勤務中、インサイドセールス部門のパフォーマンスが落ちている
  • どうすれば、在滝勤務のなかでも、セールスパフォーマンスを高められるだろうか?
  • そもそも在宅勤務でインサイドセールスを実施するのは、不可能では?

このように感じている担当者は多いでしょう。

近年では在宅勤務を実施するのが当たり前になり、インサイドセールスのあり方も変わってきました。これは多くの担当者が直面する問題です。

本記事では在宅勤務でのインサイドセールスに関して解説するので、ご参考にしてください。

在宅勤務でもインサイドセールスはできる?

画像:ステイホーム

結論から言えば、在宅勤務でもインサイドセールスは実施できます。

そもそもインサイドセールスは、電話やメール、ビデオチャットを利用した営業手法です。在宅になったからといって、その手法が根本的に成り立たなくなるわけではありません。

近年では在宅勤務とインサイドセールス、それぞれを支援するツールも多数登場しています。これを活用すれば、たとえ遠隔だとしても業務を進めること自体は可能です。

在宅勤務におけるインサイドセールスの課題

画像:在宅勤務と子供

在宅勤務をするメンバーがインサイドセールスを行う際の課題として、主に次のようなものがあります。

  • コミュニケーション不足
  • モチベーションの欠如
  • セキュリティ上の問題

これらがインサイドセールスに与える影響について、以下で詳しく見ていきましょう。

在宅勤務を導入する場合は、これらの問題に対する対策が必要です。

コミュニケーション不足に基づく多くの問題

在宅勤務のインサイドセールスでは、特にコミュニケーション不足に基づく問題が懸念されます。具体例としていかが挙げられるでしょう。

  • 人員がどのように動いているか把握できず、管理者側が困惑する
  • 在宅勤務中に孤独を感じてしまう
  • 対面して相談する相手がいないため、業務で困りがち

管理者側は、とにかく「人員がどう動いているかわからない」ことに困惑しがちです。今何をしているかわからないし、極端な話、業務を放棄しているかもしれません。

また人員が在宅勤務中に孤独を感じ、それがストレスになってしまうことも。さらには対面して相談できないため、業務で困ったり、挫折したりすることもあります。

モチベーションと緊張感が欠けてしまう

モチベーションと緊張感の欠如も問題として挙げられるでしょう。

なぜなら、近くに上司がいないからです。

やはりオフィスで勤務するのと、リラックスできる自宅で働くのでは環境が違います。普段暮らしている居間で、オフィス同様のモチベーションを保つのは簡単ではないでしょう。

また緊張感が欠けてしまい、インサイドセールス業務による接客がいい加減になる懸念もあります。

セキュリティ上の問題も無視できない

またセキュリティ上の問題も無視できません。インサイドセールスを在宅勤務で実施する場合、特に情報漏洩などのリスクが高くなるからです。

インサイドセールスは、顧客の個人情報を扱うため、個人情報保護法案を遵守しなくてはなりません。また、案件によっては秘密保持契約(NDA)を結びます。

違反した場合は違約金請求、損害賠償請求、差止請求といった損失に直結してしまいます。

これだけ恐ろしいリスクがあるにもかかわらず、セキュリティ上の問題を引き起こすケースは少なくありません。

自社がそれらの二の舞にならないよう、対策する必要があります。

インサイドセールスを在宅勤務でも成功させる3つのポイント

ここからは、インサイドセールスを在宅勤務でも成功させる3つのポイントを解説します。

在宅勤務のインサイドセールスにおいて、重要と言える項目は以下の通りです。

  • コミュニケーションの改善
  • 数字による評価
  • セキュリティ管理とルールの制定

これらの施策を強化して、業務品質を向上させましょう。

コミュニケーションを通して不自由のない勤務環境を

在宅勤務でのインサイドセールスを実施するには、まずコミュニケーションの問題を見直しましょう。このことを解決するだけで、課題となる大部分をクリアすることが可能です。

コミュニケーションの機会を増やし、あるいはそのハードルを下げ、できるだけ密接に関われるように工夫しましょう。具体例として以下が挙げられます。

  • 管理者が適切な頻度で進捗に関して確認するのをToDoとする
  • 人員に対して定期的な報告を義務付ける
  • 業務の疑問に関して問い合わせできるチャットルームを作る
  • 業務とは関係ない、雑談用のチャットルームを作る
  • ビデオ通話を用いたミーティングやアイスブレイクを実施する
  • 絵文字や顔文字を使って、ハートフルなやりとりを心がける

このようにコミュニケーションの頻度を上げたり、あるいはハードルを落としたりすれば、随分と働きやすくなります。

雑談用のチャットルームなどは一見すると業務に関係ないように見えますが、これにより社内の結束を強めることが可能で、意外にも重要です。

数字で評価して適切なモチベーションと緊張感を持たせる

在宅勤務のインサイドセールスでは、モチベーションと緊張感が持てなくなる点が懸念されます。

解決策として有用なのは、時間ではなく数字で評価することです。

これなら、ちょうどよいモチベーションと緊張感を持たせられます。

在宅勤務に切り替えているなら、CRM/SFAは導入しているでしょう。それを活用しコンタクト数や成約率、売上金額などを適切に集計します。

そしてこの数値に基づきフィードバックをおこなう仕組みを持てば、適切なモチベーションと緊張感を持たせられるでしょう。

一方で在宅勤務には、通勤ストレスが緩和されたり、趣味や家事が充実したりするメリットがあります。これは業務品質を向上させるポイントです。

つまり上記のようにモチベーションと緊張感を適切に保つ施策があれば、このメリットだけを享受できます。

セキュリティ管理とルールの制定

可能性は低いものの、実際に発生したときのダメージが大きいのがセキュリティ問題です。

とりわけインサイドセールスにおいては、「オフィス外に情報が持ち出されるケースが増える」ことが問題の本質になります。

対策として、メンバー各家庭での通信回線やWi-Fiルータのセキュリティ設定を最適化しましょう。場合によってはVPN(Virtual Private Network:仮想専用線)構築も必要です。

画面の覗き見防止措置も必要です。家族や親戚であっても勤務中の画面に表示される情報を見せることは好ましくありません。

カフェテリアなどで勤務するのを認めるならなおさらです。仕事で使うPCの覗き見防止や仕事をする場所については、厳格な規律を設けることをおすすめします。

在宅勤務インサイドセールスの導入を成功させるための戦略を練ろう

画像:在宅イメージ

本記事では在宅勤務のインサイドセールスに関して解説しました。

「自宅にいながら勤務できる」という画期的な進化はあったものの、やはりそれに伴い、いろいろな課題が顕在化し始めています。

これに課題を感じている人も多いでしょう。ぜひ本記事を参考に課題を解決して、適切な体制を整えてみてください。

体制が整えば、場所や地域、果ては国に制限されることなく、自由度高く人材を集めることも可能。要するに環境整備は、優秀な人材の確保にもつながります。

それでも、「インサイドセールスと在宅勤務の組み合わせに不安がある」方は、インサイドセールスを専門とする私たち株式会社soraプロジェクトへご相談ください。

在宅勤務同様、遠隔からでも、ありとあらゆる種別のインサイドセールスを提供できます。これまで16年以上にわたって代行サービスを提供し、多くの会社様にご好評いただいてきました。ぜひ一度、株式会社soraプロジェクトにご連絡ください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様に
ターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。