目次
「Instagram広告って効果あるの?どんな種類がある?」
「販売を一番伸ばせるのはどれ?」
女性や若者を中心に人気があるInstagram。
そんなInstagramを使った集客は、法人・個人を問わず注目されています。
Instagram広告には「手軽な金額から試せる」「興味のある人にだけアプローチできる」という魅力もあるので、興味がある人も多いのではないでしょうか。
本記事では、Instagram広告の4つの種類と広告を掲載できる4つの場所を紹介します。
たくさんの画像を使っているので、「SNS広告を使ったことがない」「Instagramを使ったことがない」という人も、ぜひ参考にしてみてください。
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Instagram広告の特徴
Instagram広告とは、Instagramの利用者に画像や動画とテキストでアプローチできる広告です。
Instagramの国内のアクティブユーザーは、2019年時点で国内人口の4分の1にあたる3,300万人です。
女性や若者に人気のSNSというイメージのInstagramですが、現在では40代や50代の男女の間でも広がっており、幅広いユーザーを獲得していると言えます。
利用者が多いだけではなく、「Instagramが生活の一部となっている」というユーザーも少なくありません。
2017年に実施された「Kantar社」による調査では、ユーザーは1日の中で何度もInstagramを開く傾向にあると分かっています。
そんなInstagramをうまく活用できれば、集客アップを期待できるでしょう。
参考:2021年12月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ、【2021年9月更新】Instagram(インスタグラム)日本のユーザー数・属性・活用シーン|企業の事例も紹介、国内利用者のInstagram活用の現状
Instagram広告のメリット
Instagram広告にはさまざまなメリットがあります。
ここでは代表的なメリットを紹介します。
Instagram広告で何ができるかを知れば、自社で利用すべきか判断しやすくなるでしょう。
精度の高いターゲティングができる
Instagram広告では精度の高いターゲティングにより、興味のあるユーザーにピンポイントでアプローチできます。
Instagramは優れたターゲティング技術を持つFacebook社(現Meta社)に買収されました。
そのため、Instagram広告ではユーザーの属性を細かく絞り込めます。
具体的には、次のような項目を使ったターゲティングが可能です。
- 地域:住んでいる都道府県や市区町村の設定可能
- 年齢:13歳から65歳の中で1歳ずつの年齢設定が可能
- 性別:男性や女性、両方などの設定が可能
- 属性:学歴や家族構成などの設定が可能
- 行動:アプリの利用目的や使用している端末の種類を設定可能
広告を見せるユーザーをうまく絞り込めれば、アピールしたいユーザー以外に広告が表示されないので、高い費用対効果を期待できます。
ユーザーに企業アカウントや企業広告を受入れられやすい
Instagramユーザーは、企業アカウントや企業広告を受入れてくれやすい傾向にあります。
過去に行われた調査では、企業アカウントをフォローするユーザーが多いことが分かりました。
- 20代女性:92%が1社以上をフォロー
- 30代女性:89%が1社以上をフォロー
- 40代女性:82%が1社以上をフォロー
さらに、20代から30代女性の約80%が、企業アカウントの投稿を見て商品を購入していたことも分かっています。
参考:Instagramで企業アカウントはフォローする?ユーザー意識調査
視覚的にアプローチできる
Instagram広告はユーザーに画像や動画でアプローチできます。
ビジュアルに強みがあるサービスの場合、文字だけでは魅力を伝えきれないでしょう。
画像の比率が7割から8割のInstagram広告なら、見た目のインパクトやおしゃれな雰囲気、動きをユーザーにアピールできます。
画像を眺めることは文字を読むことほど負担がかかりません。
そのため、Instagram広告にはユーザーに読まれやすいというメリットもあります。
Instagram広告の配信面は4種類|画像サイズも紹介
Instagram広告には、4つの配信面があります。
配信面とは、広告を掲載できる場所のことです。
広告は掲載する場所によっても見え方が大きく変わります。
4つの配信面の特徴をそれぞれ見ていきましょう。
ストーリーズ
▲ストーリーズに掲載された画像広告
縦横比(縦:横) | 9:16 |
解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 |
掲載可能な広告の種類 | 画像広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告 |
「ストーリーズ」とは、フルスクリーンで表示される投稿のことです。
掲載場所をストーリーズにすると、ユーザーが投稿するストーリーズに紛れて広告が表示されます。
ストーリーズに掲載する広告は、スマートフォンの画面いっぱいに表示されます。
ユーザーにインパクトを残したいときにおすすめです。
フィード
▲フィードに掲載された動画広告
縦横比(縦:横) | 9:16 |
解像度 | 500 x 888ピクセル以上 |
掲載可能な広告の種類 | 画像広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション |
「フィード」とは、TwitterやLINEのタイムラインと同じようなもので、フォローしているアカウントの投稿が流れてくる場所です。
フィードはアプリを開いてすぐに表示される画面なので、フィードに掲載する広告はユーザーに見てもらいやすいでしょう。
フィードはストーリーズに並んで人気の掲載場所です。
リーチできるユーザーが異なるので、ストーリーズとフィードの両方に広告を掲載してみるもの良いでしょう。
発見タブ
▲発見タブ
縦横比(縦:横) | 9:16 |
解像度 | 500 x 888ピクセル以上 |
掲載可能な広告の種類 | 画像広告、動画広告 |
「発見タブ」とは、アプリ内の虫眼鏡のマークをクリックすると出てくるページです。
ユーザーは発見タブ内にある画像をクリックすることで、選択した画像の詳細投稿を見られます。
発見タブに掲載する広告は、詳細の投稿をスクロールしたときに表示されます。
発見タブを見ているユーザーは、新しく興味を持てる対象を探している状態です。
そのため、新規のユーザーを開拓したい場合におすすめです。
リール
▲リールに掲載された動画広告
縦横比(縦:横) | 9:16 |
解像度 | 500 x 888ピクセル以上 |
掲載可能な広告の種類 | 動画広告 |
リールとは、ショート動画を閲覧・投稿できる場所です。
ストーリーズ広告と同じようにフルスクリーンでアピールできるリール広告は、ユーザーにインパクトを与えられます。
リールに掲載できるのはショート動画のみですが。BGMの設定や見た目の加工が可能です。
ターゲットに刺さる広告を作れれば、高い宣伝・集客効果を期待できるでしょう。
Instagram広告は4種類
Instagramには「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「コレクション広告」の4種類の広告があります。
それぞれの特徴を知って、自社に合う広告の種類を見つけましょう。
画像広告
▲ストーリーズに掲載された画像広告
画像広告とは、画像とテキストでアプローチできる広告です。
画像広告はストーリーズとフィード、発見タブとさまざまな場所に配信できる基本の広告です。
後ほど紹介する動画広告やカルーセル広告などと比べてシンプルであるため、画像広告はユーザーに警戒されにくく、違和感なく情報を伝えられます。
動画広告
▲フィードに掲載された動画
動画広告とは、動画とテキストで構成された広告です。
動画広告はストーリーズ、フィード、発見タブ、リール全てに掲載できるので、相性の良い場所でユーザーにアピールできます。
動きがある動画広告は、やり方の説明やゲームの紹介をしたいときに特におすすめです。
カルーセル広告
▲ストーリーズに掲載されたカルーセル広告
「カルーセル広告」とは、複数の写真や動画とテキストでアピールできる広告です。
カルーセル広告はフィードとストーリーズに掲載できます。
スワイプすることで複数の写真や動画を表示できるカルーセル広告は、サービスを多角的に説明したいときや、複数のサービスを紹介したいときにおすすめです。
コレクション広告
▲フィードに掲載されたコレクション広告
「コレクション広告」とは、メインの大きな動画や画像と複数の写真を表示できる広告です。
コレクション広告は、ストーリーズとフィードに掲載できます。
カルーセル広告のようにスワイプをしなくても複数の画像を見てもらえるコレクション広告には、ユーザーに離脱されにくいというメリットがあります。
メインの大きな画像で認知してもらい、サブ画像で購入に誘導するという使い方が可能です。
Instagram広告の課金形式
Instagram広告には4つの課金方式があります。
4つの課金形式の概要は次の通りです。
課金形式 | 目安の単価 | 使用がおすすめの場面 |
CPM | 1表示0.5円から1円 | 認知拡大を狙うとき |
CPC | 1クリック40円から100円 | 商品購入を促すとき |
CPI | 1インストール100円から250円 | アプリをインストールしてもらいたいとき |
CPV | 1再生4円から7円 | 興味が高いユーザーにしっかりアピールしたいとき |
複数あるので、より費用対効果の高い課金形式を選べます。
Instagram広告では1日あたりの予算を設定できるので、少額でそれぞれの形式を試すことも可能です。
Instagram広告の設定のやり方
Instagram広告は、SNSに馴染みがない人でも簡単にできます。
具体的な手順は次の通りです。
- FacebookアカウントとInstagramアカウントの連携
- キャンペーンの作成
- 広告セットの設定
- 広告クリエイティブの入稿
「キャンペーンの作成」では、広告の配信目的や課金形式を選択します。
配信目的は「ブランドの認知度アップ」「リーチ(認知拡大)」「トラフィック(リンクへの誘導)」などのなかから、適するものを選びましょう。
「広告セットの設定」では、予算やターゲットを選択します。
あらかじめ予算やターゲットが決まっていれば、スムーズに次の手順に進められます。
最後の手順は「広告クリエイティブの入稿」です。
広告として表示させたい画像や動画、テキストを入稿します。
ローカルに保存したデータをアップロードできるので、操作自体は難しくありません。
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Instagramには「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「コレクション広告」の4種類の広告があります。
「画像広告はユーザーに警戒されにくい」「動画広告はやり方の説明に向いている」など、種類ごとに特徴が異なります。
広告を使う目的やターゲットを明確にして適切な広告の種類を選べば、費用対効果の高い宣伝ができるでしょう。
「どのInstagram広告が良いかわからない」「Instagram広告以外の集客方法も気になっている」という人もいるかもしれません。
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投稿者プロフィール
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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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