目次

「インサイドセールス研修で身につくスキルが知りたい」
「インサイドセールス研修を開催している企業はどこ?」
上記のように気になってはいませんか。
インサイドセールスは新しい営業手法であるため、どのように導入すれば良いのか悩んでいる方もいるでしょう。
そこで、本記事ではインサイドセールス研修の選び方やおすすめの企業を紹介します。
インサイドセールスの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
そもそもインサイドセールスとは

インサイドセールスとは、電話やメールなどを使用して、対面せずに顧客とコミュニケーションをとる新しい営業手法です。
顧客と非対面で行う営業であることから、内勤営業とも呼ばれています。
働き方改革の一環で、インサイドーセールスを導入する企業が増えています。
従来の営業手法はフィールドセールスと呼ばれており、営業担当が、見込み顧客のリストの作成からアポイントの獲得・訪問まで行っていました。
顧客リストの中には成約につながらない顧客が多く含まれており、営業の負担が大きい点が問題でした。
それに対し、インサイドセールスでは、フィールドセールスの営業プロセスを一部または全部を担当するため、営業の負担を軽減できるのです。
インサイドセールスを導入するメリット

これまで、インサイドセールスとはどういったものかを説明してきました。
この章では、インサイドセールスの導入にはどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
紹介するインサイドセールスを導入するメリットは、以下の3つです。
- 少人数でも多くの顧客にアプローチできる
- 営業活動の属人化を防げる
- 売上が予測しやすくなる
これよりメリットを一つずつ説明していきます。
少人数でも多くの顧客にアプローチできる
インサイドセールスの運用モデルは会社によって異なり、営業プロセスのすべてを行う場合や、一部だけを行う場合があります。
そのうち、オンラインで営業を完結させるインサイドセールスでは、従来の営業手法よりも多くの顧客へのアプローチが可能です。
営業を電話やメールなどで行うため、移動による時間が発生しないからです。
従来のフィールドセールスは、顧客の元へ訪問する必要があったため、一日に可能な商談件数は5件程度でした。
それに対しインサイドセールスでは、一日に5件以上の商談が可能となったのです。
営業活動の属人化を防げる
インサイドセールスでは、営業活動の属人化を防げます。
見込み顧客の育成といった、営業活動の業務を標準化させられるからです。
飛び込み営業といった従来の営業手法では、顧客との関係をゼロから構築する必要があります。
そのため、営業の成功にはスキルやモチベーションが重要なのです。
それに対し、オンラインで営業を行うインサイドセールスは業務を標準化できるため、営業活動の属人化を防げます。
さらには、新人の育成にかかる時間やコストを抑えられるのです。
売上が予測しやすくなる
インサイドセールスを導入するメリットの一つに、売上が予測しやすくなるというものがあります。
見込み顧客の育成から受注までを保存した活動ログを活かせば、数値分析できるからです。
マーケティングオートメーションのツールを使えば、インサイドセールスが行う業務範囲の活動ログを記録できます。
また、SFAを使えば、フィールドセールスが行う業務範囲の活動ログを残せます。
そして、記録した活動ログを連携させれば、営業活動全体をデータで管理でき、一年先の売上予測も可能になるのです。
インサイドセールスを導入するなら研修が効果的

これまで、インサイドセールスを導入するメリットを紹介しましたが、次はどうやって導入するのかが気になるでしょう。
この章では、インサイドセールスを導入する方法として、人材育成の研修をおすすめします。
インサイドセールスは新しい営業手法であり、経験者の採用が難しいため、人材を育成する必要があるからです。
しかし、人材の育成も簡単ではありません。
2019年にMtame株式会社が実施した「営業活動に対する意識調査」によると、インサイドセールスの導入で最も多い課題は「インサイドセールス人材の確保・教育」でした。
この課題は、ノウハウ不足によるものです。
そのため、効率的にインサイドセールスを導入するには、研修などでプロから教わる必要があります。
インサイドセールス研修で身につくスキル

インサイドセールスの導入には、研修を受けて人材を育成することが効果的であると説明しました。
次にこの章では、インサイドセールス研修で身につくスキルを2つ紹介します。
紹介するメリットは、次の通りです。
- メール作成スキル
- 電話応対スキル
これより順番に説明していきます。
メール作成スキル
インサイドセールスはオンラインで行う営業であるため、従来の営業手法よりもメールを活用する機会が多くなります。
そのためメール作成スキルは、インサイドセールスとして活動するのであれば、必ず身につけておくべきです。
「基本的なメール作成のマナー」から「顧客の心を動かす文章の書き方」まで、さまざまな研修が開催されています。
メールで集客するためにも、必ず習得しておきましょう。
電話応対スキル
メール作成スキルと同じ様に、インサイドセールスには電話応対スキルも必要です。
従来の営業手法は対面で行うものであり、身振りや手振りも営業を成功させるための重要な要因でした。
それに対し、インサイドセールスを電話で行う場合、身振りや手振りなしに顧客の信頼を勝ち取る必要があるのです。
電話応対スキルは、挨拶や基本的な言葉遣いだけではなく、短時間で顧客から適切な情報を聞き出すヒアリング力も含まれます。
「ただの電話スキルでしょ?」と軽んじてはいけないのです。
インサイドセールスが成功する電話応対スキルが身についているのかを把握するためにも、研修を利用しましょう。
インサイドセールス研修の選び方

これまで、インサイドセールス研修で身につくスキルを紹介しました。
次はインサイドセールス研修の選び方を説明します。
企業によって、営業活動のどこからどこまでをインサイドセールスで担当するかが異なります。
インサイドセールスで顧客の育成からアポイントの獲得まで行い、実際の訪問をフィールドセールスで行う企業もあるのです。
また、営業すべてをインサイドセールスで担当して、オンラインで完結させる企業もあります。
インサイドセールスで担当する業務範囲によって担当者の役割は異なり、身につけるべきスキルも異なるのです。
そのため、どの範囲までインサイドセールスで担当するのか決めてから、業務内容に合った研修を導入しましょう。
インサイドセールス研修を行っている企業3選

前章では、インサイドセールス研修の選び方を説明しました。
この章では、インサイドセールス研修を行っている企業を3社紹介します。
紹介する企業は、以下の通りです。
- 株式会社インソース
- ブリッジインターナショナル株式会社
- 株式会社リカレント
これより1社ずつ紹介していきます。
株式会社インソース

株式会社インソースとは、年間受講者数が45万人を超えている人材教育企業です。
講師が一方的に話す座学だけではなく、グループワークや演習・ロールプレイングを通して学習できるのが特徴です。
より知識やスキルが身につきやすくなります。
また、企業によって研修内容をカスタマイズしてくれる点も魅力です。
研修の企画段階で、達成したい目標を伝えておくと、オリジナルのカリキュラムをベースにカスタマイズしてくれます。
ブリッジインターナショナル株式会社

ブリッジインターナショナル株式会社の公式ホームページで詳しく見る
ブリッジインターナショナル株式会社は、2002年の設立以降、幅広い業種の企業に研修を行っている企業です。
大きく分けると、「インサイドセールスの初歩的な研修」と「運用管理する立場の方向けの研修」の2種類が用意されています。
また研修だけではなく、インサイドセールス導入モデルのデザインから、業務設計まで支援してもらえる点も魅力です。
インサイドセールスを導入する目標や営業体制・商材など複数の観点から、あなたの企業に最適なモデルを構築してくれます。
株式会社リカレント

株式会社リカレントは、研修日の運用だけではなく、研修準備もサポートしてくれる企業です。
研修日までに教材や備品を郵送してくれるため、研修の開催にかかる準備時間を少なくできます。
また、研修翌日より現場で活かせるスキルが身につく点も魅力です。
アポイントの取り方から成約につなげるポイントまで、一通り教えてもらえます。
公式サイトから10秒で研修費用の見積もりが作成できるため、気になる人は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
インサイドセールス代行を利用するのもひとつの手

これまでインサイドセールスを導入する方法として、研修の利用をおすすめしました。
しかし、インサイドセールス代行を利用するのも、ひとつの手です。
インサイドセールス代行を利用すると、既に営業に精通している人材が手に入るため、人材育成よりも早く営業活動を始められます。
さらには、豊富な人脈を持っている場合も多く、これまではアプローチできなかった顧客にも営業できるようになるのです。
そのため、できるだけ早くインサイドセールスの活動を始めたいのであれば、インサイドセールス代行も検討してみてください。
ちなみに、当社soraプロジェクトでは、インサイドセールス代行を行っています。
法人向けの営業代行で14年の実績があり、経験豊富な営業のプロが揃っているため、高品質なリードの獲得が可能です。
ぜひこの機会に、無料で資料請求と見積もりをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:インサイドセールス研修を導入して営業成果を上げよう

本記事では、インサイドセールスの導入方法として、研修の利用をおすすめしました。
インサイドセールス経験者の採用は難しいため、人材を育成する必要があります。
しかし、社内だけではノウハウが不足している場合が多く、研修などでプロから教わるのが効率的なのです。
インサイドセールスで担当する業務範囲に応じて、導入する研修を選びましょう。
また、インサイドセールス代行を利用するのもひとつの手です。
社内で人材育成を行うよりも、早く営業活動を始められるため、いちはやくインサイドセールスを始めたい方は代行も検討してみてください。
投稿者プロフィール

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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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