インサイドセールスとテレアポの違いは5つ!共通点や使い分けのポイントも解説

インサイドセールスとテレアポの違いは5つ!共通点や使い分けのポイントも解説

目次

この記事を読むのに要する時間:約 2

近年、顧客の購買行動の変化やデジタル化の推進に伴い、インサイドセールスとテレアポが効率的な営業手法として注目されています。

「どのような営業手法なのか」「具体的にどのような違いがあるのか」など、疑問をお持ちの方もいるでしょう。

本記事では、インサイドセールスとテレアポの違いを5つの観点から比較します。
また、両者の共通点や使い分けのポイント、活用を成功に導くためのポイントもまとめました。

最後まで読めば、それぞれの特徴や導入メリット・デメリットを比較でき、自社への向き・不向きを見極められます。

自社に合う方を選択し、営業の生産性向上を目指しましょう。

インサイドセールスとテレアポを比較するための基礎知識

インサイドセールスとテレアポは一見すると類似する営業活動ですが、目的や成果、ターゲットなどさまざまな面において違いがあります。

以下のポイントにおいて違いが明確です。

  1. 活動目的
  2. アプローチ手法
  3. 成果獲得時間
  4. アプローチ対象
  5. 成果指標

それぞれの違いを理解することで、自社に適した営業戦略を選択できます。
そのためにも「インサイドセールス」と「テレアポ」の基本的な特徴をまずは押さえておきましょう。

インサイドセールスとは?

インサイドセールスとは、複数のオンラインツールの活用により見込み客を育成し、商談化を目指す営業手法です。

主な業務内容は、以下のとおりです。

  • 見込み客のリスト作成
  • 見込み客へのテレアポやウェビナーの開催
  • インバウンドマーケティング支援
  • 既存客へのアップセル/アフターサービス

インサイドセールスは、見込み顧客の獲得から顧客のフォローまで一貫して活動する点が大きな特徴です。

また、インサイドセールスはテレアポを内包しており、見込み客のアポイントを獲得する際の手段として利用されます。

テレアポとは?

テレアポとは、電話をコミュニケーションツールとして活用し、新規顧客のアポイント獲得を目指す営業手法です。

主に、以下の業務を行います。

  • リストに記載されている会社へ電話をかける
  • 自社の商品・サービスに関する情報を見込み客に提供
  • 電話で商談のアポ取り

テレアポは、架電業務を中心としたシンプルなプロセスであり、人件費などの運用コストを削減できる点が特徴です。

そのため、アナログな手法ですが、営業手法の多様化が進む現代でも幅広い会社が活用しています。

新規開拓にはテレアポが効果的!

それぞれの役割を整理したところで、インサイドセールスとテレアポの具体的な違いを詳しく解説します。

1. インサイドセールスとテレアポの活動目的での違い

インサイドセールスとテレアポは、活動目的において以下のように明確な違いがあります。

  • インサイドセールスはリードナーチャリングが主目的
  • テレアポはアポイント獲得が主目的

本章では、インサイドセールスとテレアポの活動目的の特徴を紹介します。

インサイドセールスはリードナーチャリングが主目的

インサイドセールスは、リードナーチャリングが主な活動目的です。

具体的には、顧客の購買サイクルに合わせた最適な情報提供と定期的なフォローアップの実施により、自社商材への理解を促進し、最終的に商談や契約へとつながるように関係性を築きます。
また、商談を断られた場合は、情報提供を通じて関係性を維持できるようにアプローチします。

したがって、初期の顧客獲得にとどまらず、顧客との関係性を強化し、長期的な収益向上を目指す点がインサイドセールスの特徴です。

テレアポはアポイント獲得が主目的

テレアポの主な目的は、新規顧客への迅速な接触や短期間でのアポイント獲得です。

具体的には、電話を用いてコミュニケーションを取り、限られた時間内でアポイントや契約数の最大化を目指します。

アポイント獲得のために一定の信頼関係は必要ですが、同じ担当者に繰り返し架電するなど関係性を深める目的でアプローチすることは少なく、アポイントの獲得につながった行動量が重視されます。

2. インサイドセールスとテレアポのアプローチ手法での違い

インサイドセールスとテレアポは、それぞれの活動目的を達成するために、以下のように異なるアプローチを取ります。

  • インサイドセールスはSNSやセミナーなど複数チャネルを活用
  • テレアポは電話がメイン

本章では、インサイドセールスとテレアポのアプローチ手法を具体的に紹介します。

インサイドセールスはSNSやセミナーなど複数チャネルを活用

インサイドセールスは、以下のように多様なチャネルを活用して、顧客との接点を可能な限り多く設けます

  • 電話:アポイント獲得
  • SNS:双方向のやり取りを通じて顧客エンゲージメントの促進
  • メール:定期的なメールマガジンの配信により、詳細な情報提供やフォローアップ
  • オンラインセミナー:詳細な情報提供を通じて、顧客の自社に対する理解を深める

顧客の購買意欲が高まるまで、複数チャネルを併用し、顧客の関心やニーズに合わせたパーソナライズされた情報発信やアプローチを続けます。

テレアポは電話がメイン

テレアポは、電話をフルに活用し、顧客へアプローチする営業活動です。

インサイドセールスでは、アポイント獲得や情報提供などを複数チャネルに分散させて多角的にアプローチします。
一方、テレアポでは顧客のニーズ調査から商材説明、日程調整などアポイント設定までを電話一つで行います

時間的コストを抑え、効率的に商談化を目指す点がテレアポの特徴です。

3. インサイドセールスとテレアポの成果獲得時間での違い

インサイドセールスとテレアポは、成果が発生するまでの時間において以下の違いがあります。

  • インサイドセールスは数カ月~数年の長期戦
  • テレアポは数日~数週間の短期集中

本章では、上記の違いを詳しく紹介します。

インサイドセールスは数カ月~数年の長期戦

インサイドセールスは、信頼関係を構築するために、継続的に見込み客の課題やニーズを聞き取り、契約や商談につながりやすい顧客を見極めます。

そのため、最終的に成果が得られるまでに数カ月から数年かかる場合が一般的です。

長期間見込み客とコミュニケーションを取る分、より確度の高い見込み客をフィールドセールスへ引き渡せる点がメリットです。

テレアポは数日~数週間の短期集中

テレアポは、成果獲得まで数日から数週間程度しかかかりません。

電話一本でアポイント獲得まで行えるシンプルなアプローチプロセスや、電話を切ってすぐにトークスクリプトの改善ができる超短期で回せるPDCAサイクルなど、即時的に成果を獲得できるように設計されているからです。

短期間で成果を得られることから、特に新規キャンペーンや期間限定など、短期間で顧客を獲得する必要がある企画において、テレアポが活用されています。

4. インサイドセールスとテレアポのアプローチ対象での違い

インサイドセールスとテレアポは同じ見込み客へアプローチする手法ですが、詳細に見ると以下のような違いがあります。

  • インサイドセールスは関心度の高いリードが対象
  • テレアポは潜在顧客〜新規顧客まで幅広い層が対象

本章では、アプローチ対象の違いを紹介します。

インサイドセールスは関心度の高いリードが対象

インサイドセールスがアプローチする対象は、見込み客のなかでも、すでにブランドや商材に対して高い興味や関心を示している顧客が中心です。

熱量の高い顧客は積極的に情報を収集する傾向にあり、自社からの提案やフォローアップに対して敏感に反応します。
そのため、リードナーチャリングにおけるリターゲティング広告やナーチャリングメールなど、パーソナライズされた情報発信の手法との相性が良く、商談や契約の確度を高められます

テレアポは潜在顧客〜新規顧客まで幅広い層が対象

テレアポは、自社の商材に対して明確な関心を持っていない潜在顧客から、初めての接触を試みる新規顧客まで、幅広い層を対象としています。

特に、能動的に情報を収集しておらず、インサイドセールスではアプローチが難しい潜在顧客との接点を獲得できる点がテレアポの大きなメリットです。

自社のブランドや商材を十分に認知していない顧客にも積極的にアプローチすることで、ブランド認知の向上や市場拡大を促進します。

5. インサイドセールスとテレアポの成果指標での違い

インサイドセールスとテレアポは活動目的が同じではないため、以下のように成果指標も異なります。

  • インサイドセールスは商談化率など顧客育成を目指すKPI
  • テレアポはアポイント獲得率など短期KPI

本章では、インサイドセールスとテレアポで設定するKPIを紹介します。

インサイドセールスは商談化率など顧客育成を目指すKPI

インサイドセールスにおける成果指標は、長期的な顧客育成プロセスの効果を測るKPIが主です。

扱う商材やターゲット、業種によって異なりますが、一般的に以下のKPIが設定されます。

  • リード獲得数:新規見込み客の獲得件数
  • メール開封率:送付したメールが開封された割合
  • 商談化率:育成されたリードが商談に進む割合
  • 顧客生涯価値(LTV):顧客との継続取引から得られる総収益の評価

インサイドセールスの指標には、上記のリードナーチャリング活動の質を評価する指標のほか、架電件数などテレアポと共通するKPIも含まれます

テレアポはアポイント獲得率など短期KPI

テレアポは、電話でのアプローチの結果として得られたアポイント獲得数や成約数など、短期間での成果獲得を評価するKPIが中心です。

以下が、テレアポで主に使用されるKPIです。

  • 架電件数:一定時間内にかけた電話の総件数
  • アポイント獲得率:実際にアポイントが成立した割合
  • 初回商談への移行率:アポイントから初回商談へと進んだ割合
  • 契約成立率:一定時間ごとの契約に進んだ割合

テレアポは、より多くの顧客へアプローチし、短期間で成果を出す必要があるため、上記のような短期KPIを用いて評価します。

インサイドセールスとテレアポの共通点は?

さまざまな面で違いがあるインサイドセールスとテレアポですが、以下のように共通点も多くあります。

  • 非対面でのアプローチ
  • 見込み顧客が対象
  • 低価格で説明しやすい商材が得意
  • 営業効率の向上

本章では、インサイドセールスとテレアポの共通点を紹介します。

非対面でのアプローチ

インサイドセールスとテレアポは、どちらも対面形式でのアプローチではなく、電話やメール、SNSなどのオンラインツールを活用する営業手法です。
そのため、地理的・時間的な制約を受けることなく、全国あるいは全世界の顧客との迅速なコミュニケーションができ、短期間で広範な市場へアプローチできる点がメリットです。

近年のリモートワークの普及や営業体制の分業化の流れから、活用する会社が増えてきています。

見込み顧客が対象

インサイドセールスとテレアポのターゲットは、見込み顧客が対象です。

インサイドセールスとテレアポでは、見込み顧客が持っている自社商材に対する興味や関心をさらに深め、いかに次の購買フェーズにスムーズに移行させるかどうかが重要です。

たとえば、顧客との会話パターンをまとめたトークスクリプトが見込み客の興味・関心を効果的に引き出す際に役立ちます。
トークスクリプトを通じて顧客の興味関心やニーズを素早く読み取り、より多くの見込み客からの信頼獲得を目指します。

低価格で説明しやすい商材が得意

インサイドセールスとテレアポは、どちらも非対面で顧客へアプローチするため、顧客にとって契約障壁の低い低価格な商材が適しています。
また、顧客が商材に直接触れる機会がなく、情報が限られるため、テキスト情報や短時間の電話のみで理解できるかどうかも重要です。

低単価で説明しやすい商材であれば、新規開拓でも話を聞いてもらいやすく、非対面形式のインサイドセールスやテレアポでも十分な成果が期待できます。

営業効率の向上

インサイドセールスとテレアポは、Web施策やフィールドセールスに比べて営業効率が高い点も共通しています。

フィールドセールスは訪問型営業のため、商談に多くの時間と労力が必要です。
また、Web集客ではリスティング広告やオウンドメディア制作などコンテンツ制作を行う必要があるうえに、集客も必要なため、認知獲得ですら数カ月の時間がかかる場合もあります。

一方、インサイドセールスとテレアポは非対面型営業であるため、移動時間や準備時間を削減可能です。
そのため、営業担当者の1日の活動量が大幅に向上し、より短い時間で多くの顧客に接触できます。

特に、テレアポはコンテンツ制作も不要なため、Web集客と比べても営業効率を高められます。

インサイドセールスとテレアポの連携部門範囲での違い

インサイドセールスとテレアポは活動目的が異なるため、連携が必要な部門範囲において以下の違いがあります。

  • インサイドセールスはフィールドセールス・マーケティング部門と密接に連携
  • テレアポは基本的に営業部門のみで完結

本章では、インサイドセールスとテレアポの連携部門の範囲を紹介します。

インサイドセールスはフィールドセールス・マーケティング部門と密接に連携

インサイドセールスは、見込み客との継続的なコミュニケーションを通じて信頼関係を築く役割があります。

長期的な信頼関係を構築するうえでは、対面で商談を進めるフィールドセールスや、情報発信を通じて見込み客を獲得するマーケティング部門との連携が欠かせません

具体的には、以下のような流れで密接に連携する必要があります。

  1. マーケティング部門:SNSやオンラインセミナーでリードを獲得
  2. インサイドセールス:獲得したリード情報を詳細に分析・評価、最適なタイミングでフォローアップを実施
  3. フィールドセールス:温められたリードを引き継ぎ、対面商談へ移行

3部門間におけるシームレスな情報連携の仕組みにより、リードナーチャリングから商談化、受注に至るまでのプロセスをスムーズにし、フィールドセールスのみの営業活動よりも効率的にアプローチできます。

テレアポは基本的に営業部門のみで完結

テレアポチームは、迅速なアポイント獲得など短期間で成果獲得が求められる業務特性から、独立した営業部門として位置づけられているケースが一般的です。

フィールドセールスへのアポイントの情報共有で接点を持つケースがある程度で、基本的に他部門と連携する機会はありません

そのため、インサイドセールスとは異なり、部門間の連携による情報共有の恩恵を受けられず、顧客のニーズや成約結果を反映したトークスクリプトへ改善しにくい点がデメリットとして挙げられます。

インサイドセールスとテレアポの使い分けポイント

営業の生産性や成果向上を目指すうえでは、自社の商材や顧客のニーズ、求める成果に応じて、インサイドセールスとテレアポを使い分けることが重要です。

それぞれの使い分け例は、以下のとおりです。

  • 顧客との長期的な信頼関係を構築したいならインサイドセールス
  • 営業難易度の高い商材ならインサイドセールス
  • 新規顧客を迅速に開拓したいならテレアポ
  • 競合より単価が高い商材ならテレアポ

本章では、上記4つのニーズにおいて、インサイドセールスとテレアポがおすすめな理由を紹介します。

顧客との長期的な信頼関係を構築したいならインサイドセールス

単発でアプローチが終わる傾向にあるテレアポに比べ、インサイドセールスは数カ月以上の時間をかけて定期的にアプローチを行います。

そのため、特にサブスクリプション型商品・SaaS製品など長期契約が前提のサービスでは、顧客との長期的な信頼関係を維持できるインサイドセールスの方が効果的です。

また、契約成立後もアップセルやクロスセルにつなげられ、安定した収益を上げられます。

営業難易度の高い商材ならインサイドセールス

単価が高い製品や無形商材など、営業難易度の高い商材はインサイドセールスが適しています。

テレアポでは数分間で商材の説明を行う必要があり、商材の特徴や導入メリットを十分に伝えるのが難しいためです。

一方、インサイドセールスであれば、各施策を通じてデモンストレーションや詳細なプレゼンテーションを実施できるため、顧客の疑問や不安を解消しながら納得感の高い提案を行えます。
また、継続的なフォローアップを通じて、顧客の購買プロセス全体をサポートするため、説明が複雑で難しい商材でもより高い成果が期待できます。

新規顧客を迅速に開拓したいならテレアポ

短期間で多くの新規顧客へアプローチし、迅速に開拓したい場合は、テレアポが有効です。

多様なコンテンツ制作やセミナー開催が必要なインサイドセールスに比べ、テレアポは架電のみのシンプルな手法であるため、1日に50件~200件当たりの会社へアプローチできます。
競合他社よりも素早くかつ大量のリードを獲得できるため、早期に市場シェアを拡大できます。

競合より単価が高い商材ならテレアポ

競合他社よりも単価が高い商材を取り扱う場合は、テレアポがおすすめです。

高単価な商材は1件の成約で得られる収益が大きいため、営業担当者の人件費などの営業コストを迅速に回収可能です。
特に、テレアポでは大量の架電を行うため、アポイントの獲得率が低くても、一定数のアポイントを確保できます。

そのため、1件当たりの成約までに時間がかかるインサイドセールスと比べて、効率的に収益化を図れます

インサイドセールスとテレアポの成功ポイント

インサイドセールスとテレアポでは、共通して成功に必要なポイントがあります。

特に重要なポイントは、以下の2つです。

  • 適切なKPIの設定
  • 運用体制の整備

本章では、それぞれの導入を成功に導くためのポイントについて詳しく紹介します。

適切なKPIの設定

インサイドセールスとテレアポの成功には、KPIを適切に設定することが重要です。

特によくあるKPIの失敗事例として、インサイドセールスにおいて行動量のみを評価するKPIを設定し、テレアポ部隊化してしまうケースが挙げられます。
行動量のみを重視するKPIでは、営業担当者が大量の架電やメール送信に注力することになり、質の高いリード育成がおろそかになります。

インサイドセールスとテレアポそれぞれを効果的に導入するためには、活動目的に合わせて以下のようなKPIを設定しましょう。

インサイドセールスのKPIテレアポのKPI
・商談化率を25%以上維持
・1顧客あたりの年間売上を100万円以上に設定
・既存顧客のLTVを20%向上
・1週間で合計1,000件の架電
・架電件数に対して、15%~20%のアポイント獲得

適切なKPIを設定できれば、営業の進捗・施策効果を定量的に把握でき、より的確に施策やリストの改善が可能となり、営業成果の向上につながります

運用体制の整備

インサイドセールスとテレアポの導入を成功に導くには、営業人材同士・他部門間がスムーズに連携し、組織全体で一貫したアプローチを実現できる運用体制へ整える必要があります。

特に重要なポイントを以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

運用体制の整備ポイントインサイドセールステレアポ
適切なスキルを持つ人材の配置CRMやデジタルマーケティングに強い人材の確保電話応対スキルが高い人材の確保
ツール導入によるデータ活用CRMなどでリード管理と行動データの分析コール管理システムや通話記録ツールでアクティビティデータの集計・分析
部門内外の連携マーケティングやフィールドセールスと密な連携による情報共有と戦略調整営業部門内で迅速なトークスクリプトの改善
スクリプトやトーク設計一貫性と再現性のあるスクリプトの構築効果的な電話スクリプトの策定

上記の運用体制を完備したい場合は、営業アウトソーシングがおすすめです。
営業アウトソーシングとは、インサイドセールスやテレアポなどの営業活動を営業専門の会社へ委託することです。

高品質な営業人材の確保や効果的なトークスクリプトの作成など、成果につながる運営体制をスムーズに構築できるため、短期間で営業全体の生産性が向上します。

営業 アウトソース

まとめ:インサイドセールスとテレアポの違いを理解して自社に合う方を選ぼう

インサイドセールスとテレアポの違いは、以下のとおりです。

比較項目インサイドセールステレアポ
活動目的リードナーチャリングが主目的アポイント獲得が主目的
アプローチ手法SNSやセミナーなど複数チャネルを活用電話がメイン
成果獲得時間数カ月~数年の長期戦数日~数週間の短期集中
アプローチ対象関心度の高いリードが対象潜在顧客〜新規顧客まで幅広い層が対象
成果指標商談化率など顧客育成を目指すKPIアポイント獲得率など短期KPI

たとえば、顧客との信頼関係を獲得したい場合はインサイドセールス、新規顧客のアポイント獲得までのスピードを重視する場合はテレアポといったように、自社の課題やニーズに合わせて最適な方を選びましょう。

また、インサイドセールスとテレアポの導入を成功に導くためには、運用体制の整備が重要なポイントです。

運用体制を効率的に整えたい場合は、株式会社soraプロジェクトの利用がおすすめです。

株式会社soraプロジェクトは、テレアポ代行・インサイドセールス・マーケットリサーチの3つのサービスを主軸に、BtoB会社の営業活動を総合的に支援する会社です。
インサイドセールスやテレアポの導入に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。