インサイドセールスのやりがいは5つ【辛いことは3つ】

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インサイドセールスのやりがいは5つ【辛いことは3つ】

インサイドセールスってどんなやりがいがあるの?
インサイドセールスのキャリアや将来性はどうだろう?
インサイドセールスについて色々教えて欲しい!

インサイドセールスとは内勤営業のことを指し、ビジネスにおいて、とても重要性の高いとされる営業活動の一つです。

そのため、企業において役割が大きく、責任が大きい仕事であり、やりがいも非常に大きい仕事であると言えます。

ですが一方で、インサイドセールスの業務は辛いと感じる部分もあり、精神的にキツくなってしまう人が存在するのも事実です。

今回は、インサイドセールスとは何かを徹底解説し、やりがいはもちろん、キャリアや将来性についても説明していきます。

また、インサイドセールスが辛いと感じること3つについても解説しています。

この記事を読むことで、インサイドセールスの良い点悪い点全てを理解することが可能です。

それでは解説を始めます。


インサイドセールスとは

インサイドセールスとは

最初に、そもそもインサイドセールスとは何か解説していきます。

インサイドセールスとはいわゆる「内勤営業」のことを指します。

具体的には以下のような営業方法を実施します。

  • 電話
  • 営業
  • メール
  • ビデオ通話

従来の対面型の営業スタイルである「フィールドセールス」に比べて、内勤営業であるインサイドセールスは、移動などの時間を削減して営業活動を行えるため、非常に効率の良い営業方法です。

またフィールドセールスにおいて、物理的な距離によって不可能だった営業も、インサイドセールスなら場所を問わず営業することができます。

インサイドセールスのキャリア

インサイドセールスのキャリアパスの例としては、以下の3つが挙げられます。

  1. インサイドセールスマネージャー
  2. フィールドセールス
  3. カスタマーサクセス

インサイドセールスで成果を出し、経験を積んでいくことで、インサイドセールスのチームをまとめるマネージャーとして、案件や社員をまとめることができるようになります。

インサイドセールスは開拓されて間もない部門なため、企業の体制がまだ完全に整っていない場合が多いです。

そのため、マネージャーへ昇格しやすい仕事とも言えます。

またインサイドセールスの経験は、フィールドセールスでも活かすことができるでしょう。

そして、インサイドセールスのキャリアとしてカスタマーサクセスが挙げられます。

SaaSなどのリピート率が要であるビジネスモデルでは、顧客満足度を上げるカスタマーサクセスが重要です。

インサイドセールスの経験や知識は、カスタマーサクセスでも活かせるでしょう。

インサイドセールスの将来性

インサイドセールスの将来性は、十分にあると言えます。

なぜなら、働き方改革や、新型コロナウイルス感染拡大防止策のために、在宅勤務が増加傾向にあるなどの環境の変化によって、より一層インサイドセースは普及していくと考えられます。

非対面の営業が今後も増えていくと想定されるため、インサイドセールスの採用情報なども増加していくことが予想できます。

インサイドセールスのやりがい5つ

インサイドセールスのやりがい5つ

続いて本題の、インサイドセールスのやりがいについて解説していきます。

インサイドセールスのやりがいは以下の5つです。

  • 小さなPDCAを回し成長できる
  • 場所を問わず対応できる
  • 営業・マーケティングの中枢を担える
  • 多種多様な営業スキルが身につく
  • 様々な職種で得た自分の経験を活かせる

それでは、さらに詳しくインサイドセールスのやりがいについて解説していきます。

小さなPDCAを回し成長できる

インサイドセールスのやりが1つ目は、「小さなPDCAを回し成長できる」ことです。

インサイドセールスはフィールドセールスに比べて、大量のリード数を与えられることが多く、数多くのチャレンジを行うことが可能です。

そのため、小さなPDCAを頻繁に回すことができ、速いスピードで成長していくことができます。

短期間で成長を感じられることは、インサイドセールスのやりがいの1つでしょう。

場所を問わず対応できる

インサイドセールスのやりがい2つ目は、「場所を問わず対応できる」ことです。

インサイドセールスは相手企業へ訪問する必要が無いため、場所を問わず対応することが可能です。

新型コロナウイルスの影響などで出勤することができない状態でも、営業対応を行うことができます。

そのため必然的に、企業におけるインサイドセールスの重要性が増しているため、大きな責任を担うことになります。

場所を問わずに業務対応を行うことができることも、インサイドセールスのやりがいの1つです。

営業・マーケティングの中枢を担える

インサイドセールスのやりがい3つ目は、「営業・マーケティングの中枢を担える」ことです。

インサイドセールスの守備範囲は意外と広いです。

例えば、マーケティング部門とフィールドセールス担当者とのやりとりも発生します。

そのため、営業やマーケティングの中核を担う立ち位置で仕事を行うことが可能です。

自身が担当した大きな案件で売り上げを伸ばすことができたら、格別なやりがいを感じることができます。

多種多様な営業スキルが身に付く

インサイドセールスのやりがい4つ目は、「多種多様な営業スキルが身に付く」ことです。

インサイドセールスでは経験を積むことで、以下のようなスキルを身につけることができます。

  • ヒアリングスキル
  • マーケティングのスキル
  • 顧客と信頼関係を構築するスキル

上記のスキルは、インサイドセールスだけではなく、様々な業種・業界で活かすことができます。

様々なスキルを身につけることができるのは、間違いなくインサイドセールスのやりがいでしょう。

様々な職種で得た自分の経験を活かせる

インサイドセールスのやりがい5つ目は、「様々な業種で得た自分の経験を活かせる」ことです。

例えば、フィールドセールスやコールセンターで得た知識なども活かすことができます。

またインサイドセールスは、電話業務以外の事務作業なども意外と多く、事務仕事の経験も活かすことができます。

インサイドセールスでは様々な業務を行うため、他の職種で得た知識も活かすことができます。

自分の持っている知識を活かすことができるインサイドセールスは、やりがいが大きい仕事と言えます。

インサイドセールスの辛いこと3選

インサイドセールスの辛いこと3選

インサイドセールスはやりがいが大きく、得るものも大きい仕事ですが、辛い仕事と言われることもあります。

今回は、インサイドセールスで辛いこと3つをご紹介します。

インサイドセールスで辛いと感じること3つは以下の通りです。

  1. 顧客の態度が冷たい
  2. KPI・KGIが曖昧で精神的に辛い
  3. マーケティング部門と営業部門の板挟みに

それではさらに詳しく解説していきます。

顧客の態度が冷たい

インサイドセールスでは、顧客の態度が冷たいと感じてしまうことがあります。

というのも、インサイドセールスでは自社に関心や興味が薄いリードに対して営業をすることが多いため、顧客の対応が冷たい場合が多いのです。

しかし、それはあなたが悪いのではなく、様々な状況による不可抗力によって起こる状況です。

相手の態度が冷たいと傷つくこともあるかと思いますが、一つの経験として気にしすぎない方が良いです。

KPI・KGIが曖昧で精神的に辛い

インサイドセールスでは、KPIやKGIが曖昧な場合があります。

実は、企業によってインサイドセールスのKPIやKGIは異なることが多いです。

例えば、架電数(量)や新規獲得数(質)などで、企業毎にKPIやKGIが異なります。

そのため、架電数(量)で評価される場合は、新規獲得数(質)が落ちることがあります。

また、新規獲得数(質)で評価される場合には、リードタイムが長い商品・サービスだった場合に、正当に評価がされにくい状況になってしまいます。

KPIやKGIが曖昧な場合には、精神的に辛いと感じてしまうこともあるでしょう。

マーケティング部門と営業部門の板挟みに

マーケティング部門と営業部門の間の位置に存在するインサイドセールスは、時に板挟み状態になってしまうことがあります。

インサイドセールスは、マーケティング部門が獲得したリードから案件化させ、フィールドセールスの営業部門へと渡す役割を担っています。

そのため、マーケティング部門と営業部門どちらからも不満を言われることがあります。

とは言え、マーケティング部門と営業部門のどちらとも仕事ができる重要な仕事ですので、板挟みになることがあっても、やりがいが大きな仕事です。

まとめ:インサイドセールスはやりがいが大きい仕事

まとめ:インサイドセールスはやりがいが大きい仕事

インサイドセールスは、マーケティングや営業などビジネスの中核を担う責任感がある、やりがいの大きい仕事です。

また、場所を問わず業務対応ができるため、将来性も十分あり、今後も市場は拡大していくと想定されます。

様々な知識を必要とするインサイドセールスだからこそ、別業種・職種の経験も活かすことができます。

そしてインサイドセールスを通して、様々な知識を取得することができ、それを別業種・職種に活かすことができるのです。

時には辛いと感じることもありますが、得るものも大きいため、インサイドセールスは今後も注目の職業であると言えます。

インサイドセールスについては、下記記事でも詳しく解説しています。

インサイドセールスとは?意味やメリット、指標やツールなど網羅的に解説

投稿者プロフィール

樋口 裕貴
樋口 裕貴
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。