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Facebook広告をこれから始める人が、まず用意するのはアカウント。
広告の作成に必要なアカウントはいくつか種類があり、初めは手順が難しいと感じるかもしれません。
また、複数人でアカウントを共有したい場合のやり方も気になるところです。
まずは「広告アカウント」を作成し、必要に応じて権限の付与を進めていきましょう。
この記事ではアカウントの特徴や作り方、共有の方法、停止されてしまったときの対処法をご紹介します。
※本記事の情報は2022年3月時点のものです。今後のFacebookのアップデートにより、内容が変更される可能性があります。
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Facebookの「広告アカウント」とは何か

Facebookでは「広告アカウント」と呼ばれる、広告の設定や配信をするためのアカウントがあります。
アカウントなしでは運用できないため、まずはアカウントの作成から始めましょう。
作成された広告アカウントには、固有のID番号が割り振られます。
IDは広告アカウントを運用する「広告マネージャ」から確認でき、次にご紹介する「ビジネスマネージャ」との連携時に役立ちます。
広告アカウントがある場所
広告アカウントは、Facebookの「ビジネスマネージャ」の中にあります。
ビジネスマネージャの正式な名称は「Meta Business Suite」と言い、以前は「Facebookビジネスマネージャ」という名前でした。
Facebookの社名変更にともなって呼称が変わりましたが、現在でも「ビジネスマネージャ」という呼び方は残っています。
ビジネスマネージャは、複数の広告アカウントやFacebookページを管理し、マネジメントをするためのアカウントです。
新たな広告アカウントを作りたいときは、ビジネスマネージャの画面で作成できます。
Meta Business Suiteのアカウントは、こちらから作れます。
広告アカウント数の上限
1つのビジネスマネージャにつき、広告アカウントは5つまでです。
ただし、セキュリティ対策としてビジネスマネージャの「ビジネス認証」をすることで、最大で25個まで増やせます。
上限を超えて作ろうとすると、エラーが出てしまうので注意しましょう。
広告アカウントの上限数を知りたいときは、次の方法で確認してみてください。
- ビジネスマネージャ内の「設定」から「その他のビジネス設定」を開く
- 「ビジネス情報」を開く
- 「ビジネスの詳細」に「広告アカウントの上限数」という項目があります。
広告アカウントの所有者
広告アカウントの所有者は、紐づいているビジネスマネージャのアカウントとなります。
ビジネスマネージャのアカウントは、アクセス権限を付与すれば誰でもログインが可能です。
ただし、広告アカウントを開設できるのは、ビジネスマネージャの「管理者」になっているユーザーだけとなります。
広告アカウントの削除や作り直しの方法
広告アカウントは、必要に応じて削除や作り直しも可能です。
削除したいときは、ビジネスマネージャの設定から操作ができます。
- 「ビジネス設定」を開く
- 「アカウント」から「広告アカウント」を開く
- 閉鎖したい広告アカウントを選び、削除の操作をする
作り直しをしたいときは、新たにビジネスマネージャ内で広告アカウントを開設すればOKです。
ただし、上限数を超えないように注意しましょう。
Facebook広告のアカウントを作る方法

Facebook広告のアカウントは、2通りの方法で作成できます。
Facebookページをアカウントとして活用する方法と、ビジネスマネージャから広告アカウントを開設する方法です。
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
Facebookページから作る方法
Facebookページを広告のアカウントにして、投稿をそのまま広告として配信する方法があります。
Facebookページとは、以前「Facebookビジネスアカウント」と呼ばれていたものです。
簡単で手間がかからず、早く広告を出せるメリットがあり、ビジネスマネージャのアカウントも必要ありません。
しかし、カスタマイズ性の高い広告は作れず、ドメイン認証は不可能です。
ドメイン認証とは、自社のドメインをFacebookに登録すること。
認証をすることで、Facebook側が広告の安全性や信頼性を判断でき、自社ドメインの不正な利用を防ぐ上でも役に立ちます。
広告パフォーマンスやセキュリティの観点からも、ドメイン認証ができるビジネスマネージャを使って、アカウント作成を進めるほうがおすすめです。
ドメイン認証をしていないと、複数コンバージョンの計測ができない・配信時のオークションで不利になるといった影響もあると言われています。
ビジネスマネージャから作る方法
ビジネスマネージャの「アカウント」から「広告アカウント」を開くと、画面上で新しい広告アカウントの作成ができます。
アカウント名や情報、支払い方法を入力してアカウントを作りましょう。
広告アカウント1つにつき1つのFacebookページだけが紐づくため、いくつかの広告アカウントを運用したい場合は、ビジネスマネージャを使った運用がおすすめです。
複数の広告アカウントにかかる予算も一括で管理できます。
ビジネスマネージャのアカウントをまだ持っていない場合は、Meta Business Suiteのアカウント開設から始めなければなりません。
そのためには、Facebookの個人アカウントやFacebookページが必要です。
アカウントを用意するための具体的な手順や、配信までの流れを知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
Facebookで広告を配信するやり方は?今すぐ始められる手順を解説!
資料「マーケティング支援サービス資料」を無料ダウンロードFacebookの広告アカウントは社内や代理店に共有できる?

広告アカウントを社内のチームで運用したい場合や、代理店に運用を任せたい場合があるかもしれません。
その場合は、アカウントに権限を付与すれば複数人でも使えます。
ビジネスマネージャ上では、誰にどのような権限が付与されているかが一目でわかる仕組みとなっているため、ユーザーの管理にも便利です。
使用できる人数は25名までと制限がありますが、アクセスをリクエストして、管理者が許可すれば誰でもアカウントを使えるようになります。
Facebookの広告アカウントが停止されるのはなぜ?

Facebookの定める規定に沿わない場合、広告アカウントが停止されることがあります。
なぜ停止されるのか、理由として考えられるものを以下に挙げました。
Facebook広告のポリシーに違反しているため
Facebookでは、広告コンテンツの指針として「広告ポリシー」が定められています。
ポリシーに沿わない場合、広告の審査に落ちるだけであれば、修正して再申請をすれば問題ありません。
ただし悪質な広告だと判断された場合、広告アカウント自体が停止されることがあるのです。
配信中に発生することもあるため、ポリシーは遵守するよう注意しましょう。
たとえば、以下のコンテンツに該当する広告は配信ができません。
・禁止コンテンツ(差別的な行為・薬物・武器など、倫理的に問題があるもの)
・制限コンテンツ(社会問題・ダイエットなど)
また、FacebookやInstagramに関するブランドポリシーも定められています。
広告でそれらに言及するときは、サービス名を正しく表記する、正しいブランドアセットを使うなどのガイドラインに沿いましょう。
広告ポリシーの詳しい情報はこちら
不審なアクティビティがあったため
アカウントにアクセスするデバイスや地域が普段と異なると、Facebook側が不審なアクティビティだと認識することがあります。
近年ではFacebookのセキュリティ対策が強化され、このような事例が増えたと言われているようです。
リモートワークでオフィス以外からアカウントにログインする場合も、これに該当することがあります。
本人確認を実施すれば解消できるため、落ち着いて対処しましょう。
他には、長期間にわたって利用の履歴がないアカウントにログインすると、不審と判断されることもあります。
もしも、身に覚えがないログインや請求があったら要注意です。
利用していないアカウントを悪用され、他者からハックされているかもしれないため、すぐに適切な対応を取りましょう。
原因がわからない場合
稀なケースとして、広告アカウントが停止された原因がわからず、解決が難しい場合もあります。
ポリシー違反や不審なアクティビティに心当たりがなく、アカウントを停止されたときは、Facebookの誤りかもしれません。
広告アカウントが停止されたときの対処法

Facebook側が誤ってアカウントを停止した場合を除き、広告アカウントが復活する見込みは低いと言われています。
新たにビジネスマネージャや広告アカウントを作成するのも一つの方法です。
ただし原因がわからない以上、再び同様にアカウントが停止される可能性があり、おすすめはできません。
審査リクエストを送る
Facebookに対して、審査のリクエストが可能です。
広告ポリシーに沿って修正したことを伝えれば、問題が解決することもあります。
専用フォームから問い合わせる
対応の仕方がわからない場合は、Facebookに直接問い合わせをしましょう。
Facebookへ問い合わせをする方法は次の通りです。
- ビジネスマネージャの「ヘルプ」をクリックする
- 「サポートチームに連絡」または「ヘルプセンター」を開いて問い合わせる。
Facebook広告のアカウントはすぐに作成できる!個人やチームで運用を始めよう

Facebook広告を始めるときは、ビジネスマネージャで「広告アカウント」を作りましょう。
Facebookページからも広告を出せますが、広告アカウントのほうがカスタマイズ性やセキュリティ面で優れるため、高いパフォーマンスが期待できます。
アカウントを使えるユーザーを増やしたいときは、管理者が必要に応じて権限を付与しましょう。
万が一アカウントが停止されたときは、原因を確かめつつサポートも活用してみてください。
アカウントを作った後、効率良く広告を運用する方法を知りたいときは、マーケティング会社に問い合わせるのも一つの手です。
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1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様に
ターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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