目次
メルマガ広告を掲載すれば、媒体の配信リスクを活用して自社の商品やサービスを宣伝できます。
しかし、メルマガ広告の媒体選びを誤ると、思い通りの成果を得られません。
メルマガ広告の出稿を検討している方は、自社に適した媒体選びのコツを押さえておきましょう。
本記事では、メルマガ広告におすすめの媒体を5選ご紹介します。
メルマガ広告の媒体を選ぶ際のポイントや費用相場をあわせて解説するため、ぜひ参考にしてください。
メルマガ広告におすすめの媒体5選
メルマガ広告におすすめの媒体は、次の5つです。
- マイナビニュース
- MAG2NEWS
- 日経ビジネス
- MarkeZine
- 東洋経済オンライン
広告を掲載する媒体によって、アプローチできるユーザー層が異なるため、自社のターゲット層に適した媒体を選ぶ必要があります。
それぞれの特徴を確認して、ターゲット層に適した媒体でメルマガ広告を出稿しましょう。
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マイナビニュースは、100以上のカテゴリーが毎日更新される総合情報ニュースサイトです。
月間アクセス数は、約8,573万PV・約2,640万UUを記録しており、SNSフォロワー数は延べ約100万人も獲得している広告媒体です。
転職支援サービスを提供しているマイナビが運営しているニュースサイトなので、購読者の多くを若年層の社会人が占めています。
そのため20代や30代の社会人に向けた広告出稿の際は、マイナビニュースのメルマガ広告が効果的です。
参照元:マイナビニュースの最新情報まとめ – エンタメ・デジタル・暮らし・企業の最新ニュースを紹介
MAG2NEWS
MAG2NEWSは、購読者数750万人以上の国内大手のニュースサイトです。
主な購読者層は35歳以上の男性で、月間アクセス数月間349万UUを記録しています。
ビジネスパーソンをターゲットにした広告出稿が向いており、投資や金融関連の商材情報に関心が強い傾向にあります。
他にもビジネス、ライフ、カルチャーなどさまざまなジャンルの情報を日々配信しており、35歳以上の男性をターゲットにした広告出稿がおすすめです。
参照元|まぐまぐニュース!第一線の専門家たちがニッポンに「なぜ?」を問いかける
日経ビジネス
日経ビジネスは、国内経済メディアとして、32年連続で国内最多の読者が購読しているデジタルメディアです。(日本ABC協会認証部数)
270万人もの会員が登録しており、40代〜50代の管理職や経営者など、役職付きのビジネスパーソンが多く利用しています。
そのため、BtoBビジネスの経営に役立つ情報、資産運用に関する広告出稿が向いています。
MarkeZine
MarkeZineは、ビジネスの中でもマーケティングに特化したニュースサイトです。
メルマガの購読者数13万人以上、月間アクセス数約77万PVのマーケティング領域をカバーする国内最大級のデジタルメディアです。
運営元の株式会社翔泳社がITやビジネス系書籍を出版しているため、購読者層はマーケティング関連の仕事をしている方の中でも、仕事の決定権がある管理職が多い傾向にあります。
そのため、MAツールやDX支援のサービスなどをメルマガ広告で宣伝したいときにおすすめです。
東洋経済オンライン
東洋経済オンラインは、「週刊東洋経済」や「会社四季報」を出版する東洋経済新報社が運営するWebメディアです。
主な購読者層は30代~40代のビジネスパーソン、DX推進やSDGsへの関心があり、資産形成や経営に興味がある管理者・経営者層が多い傾向にあります。
さらに、プライベートでファッション、化粧品、家電、自動車などを購買する予定がある方も多く、読者の45%は女性ユーザーが占めています。
BtoBサービスやDX支援、子どもの習い事や英会話など向上心のあるビジネスパーソンに向けた商材を宣伝したいときに、おすすめの広告媒体です。
メルマガ広告媒体の費用相場
メルマガ広告には、下記の3種類があります。
種類 | 費用相場 |
---|---|
一斉配信 | 1~10円/件 |
配信課金 | 5~100円/件 |
クリック課金 | 300~800円/クリック |
それぞれの特徴と費用相場を確認して、メルマガ広告を出稿する際の参考にしてください。
一斉配信
一斉配信は、メルマガ会員全員に向けて広く配信する方法です。
ターゲット層を絞らずに広くメルマガを配信することで、より多くのユーザーに内容を見てもらう狙いがあります。
費用相場は1件ごとに1〜10円と安く、多くの会員に向けてメルマガを配信すると高額な広告費用が発生します。
ただし3種類の配信方法の中で、1件あたりの広告単価がもっとも安いです。
配信課金
配信課金は、メルマガの広告配信数によって課金される配信方法です。
1件あたり5〜100円と費用相場は一斉配信より高いですが、好きなターゲット層を絞り込んでメルマガを配信できます。
そのため、1件あたりの費用相場は一斉配信より高いですが、上手く活用すれば費用対効果が高い方法です。
ただし、配信課金では配信数に応じて課金されていくため、ユーザーがメルマガを開封しなくても料金が発生します。
クリック課金
クリック課金は、成果報酬型とも呼ばれる配信方法です。
ユーザーがメルマガ広告をクリックするごとに課金されるため、メルマガを配信するだけでは費用が発生しません。
コンバージョンにつながる可能性が高い配信方法ですが、クリック1件ごとの費用相場は300〜800円と高めです。
ただし、コンバージョンにつながらないメルマガ配信に予算を費やすより、問い合わせや資料請求が起きる度に料金が発生するクリック課金の方が、費用対効果が高い可能性があります。
自社の商材とターゲット層に適した配信方法で、メルマガ広告を出稿しましょう。
メルマガ広告の媒体を選ぶ際のポイント
メルマガ広告の媒体を選ぶ際のポイントは、次の通りです。
- ターゲット層に合った媒体を見極める
- 出稿メディアの成長性を確認する
- メルマガ広告の予算を決めておく
- CPAが許容できる範囲の媒体を選ぶ
- 複数の媒体を比較検討する
それぞれのポイントを確認して、自社に適した媒体でメルマガ広告を出稿しましょう。
ターゲット層に合った媒体を見極める
メルマガ広告を出稿する際には、まずターゲット層を明確化する必要があります。
ターゲット層を定めずにメルマガ広告を出稿しても、商材にリーチする顧客層に広告が届かない可能性があります。
正確に潜在顧客へ向けてアプローチするためには、ターゲット層を明確化して商材の需要が高い媒体でメルマガ広告を出稿するべきです。
メルマガの購読者層によってユーザーの属性は変わるため、自社のターゲット層に合った媒体を見極めましょう。
出稿メディアの成長性を確認する
メルマガ広告の掲載媒体を選ぶ際は、出稿メディアの成長性を確認することが大切です。
どれだけターゲット層が多い媒体を選んでも、出稿メディアが伸びていなければ、メルマガを閲覧する購読者数が限られます。
購読者数だけでなく月間アクセス数などを確認して、成長中のメディアを見極めることが、費用対効果の高いメルマガ広告を出稿するコツです。
開封率が高い媒体でメルマガ広告を出稿することで、コンバージョン率の増加が期待できます。
メルマガ広告の予算を決めておく
媒体選びの前に、メルマガ広告の予算を決めておくことが大切です。
メルマガ広告を出稿する媒体によって、掲載料金が異なるため、予算を決めておかなければメディアを選べません。
予算を決めることで、出稿可能な媒体を絞り込めます。
また、料金プランの安さだけでなく出稿メディアの成長性や影響力を踏まえて、費用対効果が高い媒体にメルマガ広告を出稿することが大切です。
CPAが許容できる範囲の媒体を選ぶ
メルマガ広告の出稿媒体を選ぶ際は、CPAが許容できる範囲の媒体を選びましょう。CPAとは「Cost Per Action」の略称で、1件の成果や顧客を獲得するためにかかった費用「顧客獲得単価」を指します。
メルマガ広告の予算内でCPAが許容できる範囲の媒体を選ぶことで、費用対効果の高い広告出稿を実現できます。
媒体の開封率やコンバージョン率を確認して、CPAが許容できる費用対効果の高い媒体を選びましょう。
複数の媒体を比較検討する
メルマガ広告の出稿を検討している方は、複数の媒体を比較検討しましょう。
1社や2社の媒体を比較するのではなく、4社ほどの媒体の購読者数やユーザー属性、メルマガの開封率を比較してください。
また、予算や開封率、メルマガの配信頻度などを確認しておくことが大切です。
複数の媒体を比較することで、自社に適したメディアを見極められます。
複数の媒体を比較した上で、1社に絞り込めない場合は、複数掛け持ちでメルマガ広告を出稿して、後ほど効果検証を行いましょう。
広告媒体をメルマガにするメリット
広告媒体の中でもメルマガを選ぶメリットは、次の通りです。
- 広告効果の即効性が高い
- 既存の配信リストを活用できる
- ターゲティングしやすい
メルマガ広告を出稿するべきか悩んでいる方は、それぞれのメリットを確認しておきましょう。
広告効果の即効性が高い
メルマガは広告媒体の中でも、広告効果の即効性が高い媒体です。
なぜなら、メルマガの会員に広告を配信できるため、顧客リストの用意が不要だからです。
ジャンルやユーザーの属性を絞り込めば、ターゲット層に限定して広告を配信できます。
リスティング広告やバナー広告に比べて、多くの情報量を盛り込めるため、商品やサービスの魅力を効果的に伝えられます。
既存の配信リストを活用できる
メルマガ広告を出稿媒体に選ぶメリットは、既存の配信リストを活用できることです。
自社でメルマガを配信する際は、コンテンツ作成や配信設定、顧客情報の収集など手間と時間がかかります。
メルマガ広告を利用すれば、既存の配信リストを活用して、広告出稿からコンバージョンまでの手間を削減できます。
ターゲティングしやすい
媒体の特性を理解した上でメルマガ広告を出稿すれば、ターゲティングしやすいです。
メルマガの会員属性は媒体によって異なり、自社のターゲット層に適した媒体を選べば、高い広告効果が期待できます。
SNS広告と同じく、年齢や地域・性別・職業・関心などユーザーの属性を分析し、メルマガ広告を出稿する媒体を選ぶことで、開封率・コンバージョン率を向上させられます。
広告媒体をメルマガにするデメリット
広告媒体をメルマガにするデメリットは、次の通りです。
- 配信リストの個人情報を取得できない
- 見られない可能性がある
- 配信できる媒体が限られている
それぞれのデメリットを確認して、メルマガ広告を利用するべきか検討しましょう。
配信リストの個人情報を取得できない
広告媒体にメルマガを利用するデメリットは、配信リストの個人情報を取得できないことです。
メルマガ会員の個人情報は、特定電子メール法によって保護されており、本人の同意を得ない限り第三者に共有できません。
そのため、メルマガに広告を出稿しても配信リストの個人情報を取得できないため、ユーザーから問い合わせや資料請求されない限り、コンタクトを取れないのです。
メルマガ広告を利用する際は、配信リストの個人情報は取得できないことを理解しておきましょう。
見られない可能性がある
メルマガに広告を掲載しても、ユーザーに見られない可能性があります。
リスティング広告やバナー広告はネットを利用しているユーザーの目に留まる機会が多いですが、メルマガ広告はメールを開封して読み進めない限り、内容を伝えられません。
ユーザーの迷惑メール設定によっては、メルマガを送ってもゴミ箱に自動転送されてしまいます。
メルマガ広告を利用する際は、見られない可能性があることを想定して、開封率を高める工夫が必要です。
配信できる媒体が限られている
メルマガ広告は、リスティング広告やディスプレイ広告と違い、配信できる媒体が限られています。
リスティング広告やディスプレイ広告は、ネットを利用する不特定多数のユーザーをターゲットにしていますが、メルマガ広告は会員のみに配信します。
そのため、媒体選びを間違えるとコンバージョン率が低下するため、配信する媒体選びが重要です。
自社に合った媒体を見極めてメルマガ広告で集客しよう
メルマガ広告を利用する際は、自社に合った媒体を選びましょう。
広告を出稿する目的とターゲット層を明確にし、読者の関心を引く構成や最適なタイミングでメルマガを配信することが大切です。
株式会社soraプロジェクトでは、メルマガを含むWebマーケティングの支援を行っています。
詳しくは、下記よりお問い合わせできるので、お気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
-
1985年福岡生まれ
福岡発のインサイドセールス支援会社、soraプロジェクトの代表
スタートアップから外資大手まで700以上の営業支援プロジェクトの実績を持つ。
営業活動でお困りの会社様へターゲットリスト作成から見込み客育成、アポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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